【G系】極太麺があったらカルボナーラ作るでしょ?【ラーメン二郎】

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極太麺をどうしましょう?

中国が世界に撒き散らかした武漢ウイルスのせいで、世界は大混乱になったのですが、あえて言おう!

「ラーメン屋さんの持ち帰りに刮目せよと!」

かつては100%入手不可と思われていた『ラーメン二郎』やG系の極太麺が、お土産ラーメン的な感じでテイクアウト出来る様になった為、今なら頑張れば超極太麺を誰もが入手出来る時代になりました。

ん~……まあ、やはりラーメンは店で食べるのが一番ですが、選択肢が増える事は普通に有りがたいじゃない?

そして!

そうなるとラーメン以外の方法で、これら極太麺をエンジョイしたい欲が出て来る感じでして、今回はカルボナーラを作ろうかなと。

材料を吟味せよ!

と、言う訳で今回は『麺屋 歩夢』の麺が1人前300gあるので、そこら辺を使ってみんな大好きカルボナーラを作ろうかなと。

いや、基本は”焼きそば”かな~って思うのですが、すでに過去に記事化してますし?

『ラーメン二郎』と言うかG系の極太麺って平打ちですので、見方を変えればチョット厚みのある”タリアテッレ”みたいなもんじゃないですか?

そして!

『麺屋 歩夢』の麺を手に入れたからには、それなり材料にもコダワリたい感じで御座います。

昔は通販で”グラナパダーノ”をキロ買いしてたのですが、今はスーパーにも並んでいるので便利だな~って。

ちなみにパスタに使うチーズ的には”パルミジャーノ・レッジャーノ”がメジャーですが、お値段も安くはない高級品ですんで、わりとイタリアでも家庭料理的にはコチラのグラナパダーノを使う事が多いらしいですよ?

あとカルボナーラに必須な卵の方は”小川のたまご”を使います。

まあ、相模原ら辺でメジャーな”ちょっと良い卵”となると、入手のしやすさも含めて考えるとコレですかね~

そして!

カルボナーラと言えばベーコンな予感ですが、実は”パンチェッタ”的な塩漬けの豚肉が正解でして、ここら辺もしっかりコダワリたいポイントかなと。

今回は豚バラ肉ではなく、あえて豚肩ロースを使って仕込んでおきました!

ま、お正月はカルボナーラを食べようと思っていたので、年末に仕込んでおいたんですよね~

今回は塩抜きしないで使う予定なので、いつもよりは若干”塩”を抑えて、熟成も冷蔵庫で5日間くらいにしてあります。

とにかく大量の湯で(略

何度も繰り返しになってて恐縮ですが、ガチにラーメン屋さんの麺を持ち帰って茹でる時は、大量の湯を沸かして茹でるのが一番のポイントで御座います。

まして『麺屋 歩夢』の極太麺ともなると、まず片手鍋では300gも茹でれないので、そこは諦めて大きな両手鍋を使いましょう!

ちなみにラーメンの麺は塩も超微妙に加えられているので、塩を入れて茹でる必要はないので、今回も塩は入れずに普通にラーメンの麺として茹でてみます。

下味にも黒胡椒ですよ!

カルボナーラと言えば仕上げに使う”黒胡椒”が超大事ですが、あえて言おう!

「肉を焼く時にも黒胡椒ですよと!」

ベーコンとかパンチェッタだと塩味は入っているものの、やはり仕上げの黒胡椒だけでは胡椒感が足りないので、肉を焼く時にも下味として黒胡椒を使った方がワイルドな仕上がりになるのでオススメで御座います。

ちなみに今回、テフロンのフライパンなので肉を並べてオリーブオイルをチョイと入れてから火を付けてます。

基本はフライパンを熱してからと言われてますが、テフロンだと焦げ付かないので、コッチの方が肉を焼きやすいんですよね~

いや、多分に誰もが経験あると思うのですが、切った肉をそのままブチ込んで「まあ、そのうちバラバラになるだろうか?」と思っていたら、わりとバラけないで苦労するパターンも多々あるので、最近は先に肉をほぐして並べています。

多分に「火を付けてからでないと肉汁が(略」とか思う人も出て来ると思いますが、ぶっちゃけ火を点けて15秒もすれば油もシュワシュワして来るし、30秒もすればフライパンもアツアツなので、それで肉の旨さに差が出るかっちゅうたら1㎜も変わらないと思いますね~

チーズおろしは必要なし!

「家にチーズおろしが無い!」って人も多数だとは思いますが、まあ”おろし金”みたいなのなら、なんでも可だと思いますね~

筆者も今回、チーズおろしを出すのが面倒だったので、普通にセラミックのヤツ(生姜とか擦る用)を使いましたが、カルボナーラは結局はチーズを溶かすので、大体細かくなってれば大丈夫かなと。

あと、この手のチーズをブロックとかカットで使う場合、素手でチーズを触るとソコからマジにカビが生えるので、使う分だけ包丁でカットするか、ビニールの使い捨て手袋を使いましょう!

そこら辺さえ守れば、粉チーズよりも風味も良いし、そこそこ長持ちするのでブロックでチーズを買うのも有りだと思います。

肉はしっかり焼きませう!

カルボナーラを自分で作ると「どうも味が浅いな~」みたいなパターンもあるかもですが、あえて言おう!

「肉はしっかり焼き目を付けるべしと!」

大体、肉を焼く系の料理は「外側はしっかり焼き目が付くまで焼く!」のが基本中の基本でして、これが出来てないと味がぼやけるんで注意しましょう。

ま、カリカリになるまで追い込むかは好みですが、とりあえず焼き目が付くトコロまで焼かない事には肉の香ばしさが出ないんで。

で、イイ感じの焦げ目と言うか焼き色が付いたら、そこでパスタの茹で汁を投入して焦げるのを阻止します。

だが、しかし!

今回はラーメンの麺の茹で汁になっちゃうので、そこは普通の湯か白ワインを入れましょうかね?

ちなみにラーメンだと”かんすい”が入っているので、茹で汁を入れるとクッソ不味くなるのでダメ!絶対!!

ま、ウチは白ワインみたいなシャレオツなアイテムは無いので、カクテル用のノイリープラットをチョイと入れて風味を出しました。

さすがにコレだけで仕上げるとクセが付いちゃうかもなので、残り半分は湯を注いでフライパンの焦げと言うか旨味を落とします。

ま、写真を見ると分かると思うのですが、この茶色い焦げっぽい何かが肉の旨味的な風味をパスタに与えるので、「しっかり焼いてしっかり落とす」のが超大事なので覚えておきましょう!

あと”お肉カリカリ派”の人は、これら液体をブチ込む前に肉を別皿に非難させておいたら良いと思います。

麺をブチ込む時~

って事で、湯を入れてフライパンを揺すって洗う感じにしてると、自然と乳化して来るので、そこら辺のタイミングで麺が茹で上がるとベストかなと。

茹で上がった麺を入れるとスープと言うか液体を麺が吸うので、その時にフライパンの中がドライだと麺に味が染みないので、これまた物足りないカルボナーラになるので要注意!

ま、パスタ料理でイマイチ美味しくないと言うか、味が浅い人は往々にして「パスタにスープを吸わせる工程」を軽視してるからですね~

そして!

パスタとか麺を入れると凄い勢いでフライパンの液体を吸うので、このタイミングでは写真とか撮ってないで、ちゃちゃっと手早く混ぜるのがコツで御座います。

で、パスタと言うか麺の茹で加減は、そこら辺のソースを吸う事も考えて”茹で加減9割”くらいでフライパンにブチ込み、全体を手早く和えて水分が無くなったタイミングで「好みの茹で加減」になる様に頑張りましょう!

勿論、パスタや麺が水分を吸う量にも限りがあるし、あまり長い時間強火で水分を飛ばしてると麺のコシも無くなるので、そこら辺も計算と言うかイマジンするのが大事かなと。

まだ慌てる時間じゃない!

後はカルボナーラで失敗するとすれば、火を入れすぎて卵がスクランブルエッグになっちゃうパターンでしょうか?

実はココら辺、火の入れ方云々も有りますが、実は「チーズが少なくてもトロミが付かない」ので、初心者ほどチーズは多めに入れた方が良いですね~

ま、粉チーズも安くはないので初心者ほどケチりがちでして、ゆえにますます失敗しちゃう孔明の罠があるんですけれども。

で。

パスタと言うか麺量にもよりますが、ソースと麺を和えてフライパンの中の水分がなくなって火を止めたとして、すぐに卵(全卵4個)とチーズを混ぜたヤツを入れると、やはりフライパンに当たった部分が固まっちゃうので、1分くらい冷まして下さい。

いや!

確かに速攻でやらないと麺が伸びちゃいそうな気がするので、すぐに仕上げたくなるのですがソレが普通に罠なんですよね~

そもそも30秒とか1分くらいで麺が急激に不味くなったりはしないんで、そこは待つのがベストで御座います。

で、卵液を入れる時もフライパンに直にかからない様に、一応は麺の上に広げる感じがベターですかね~

後は手早くゴムヘラで全体を良く混ぜて、卵液がイイ感じの硬さになったら皿に盛り付けましょう!

ま、冷まし過ぎてトロミが付かないパターンになる人は、もう1回火を点けてみて下さい。

ここら辺は塩とかの味付けと同じで、後から足す事は出来ても引く事は出来ないんで、そこら辺を考えて料理すれば多少の失敗はフォロー出来るぞと。

いざ実食!

ん~……今日もイイ感じの濃度になったかな?

上記の通りに作れば普通にこうなるはずですが、もしもシャバくなった人は単純に「最初からチーズが足りなかった」でFAで御座います。

卵って確かに半熟っぽくはなりますが、卵だけではイイ感じのトロミで止まらないので、なんだかんだとチーズのおかげでパスタソースになってる事を知るべきかなと。

って事で、仕上げの黒胡椒で仕上げますかね?

今回、かなり麺がチカラ強いので通常よりも黒胡椒多めで仕上げてみた次第。

結果!

生パスタで作るのとは一味違う感じでして、コレはコレで美味しいですな!

いや、いつも『麺屋 歩夢』の麺はショッパイ感じの味付けで食べているので、こういうマイルドな味にして食べるのもオツかなと。

ご馳走さまでした!

カルボナーラ 総評

ま、大体はいつも通りで違うポイントはノイリープラットの隠し味くらいですが、なんだかんだとカルボナーラは美味しいぞと。

多分に『麺屋 歩夢』の極太麺ですと”焼きそば”とか”ナポリタン”みたいに、味が濃いヤツでないとダメって思われるかもですが、カルボナーラもキッチリ仕上げれば美味しさでは負ける気がしないです。

ちなみに令和な時代ですと、こういう料理レシピみたいなのも動画で見る人が多いと思うのですが、あえて言おう!

「オールドスクールこそ最強であると!」

やはり料理は伝統ある基本の作り方こそベストでして、そこら辺から外れた作り方は後から覚えても遅くはないぞと。

いや、今はわりとガチなシェフとか料理研究家もYouTubeで動画を出しているのですが、カルボナーラとかも独自の作り方だったりする動画もあったりして?

そこら辺、単純にそのシェフが最終的に行き着いた結論って事もあるとは思いますが、往々にしてエンターテイメント性を考えて、あえてオーソドックスな作り方をしてないパターンも考えられるかなと。

いわゆる”インチキビジネスマナー”と同じ……とまでは言いませんが、他のシェフと同じ作り方で動画作ってもバズらないんでって部分はあると思いますね~

筆者もカルボナーラはあれこれ研究しましたが、結局は一周回って「基本が最強!」って結論に戻りましたし、多分に今回の作り方が一番簡単ですよ?

そんな感じで、まあ簡単美味しくって事ならG系の麺は”焼きそば”が楽チンですが、基本的には麺料理系ならアレンジ出来るはずですし、そこら辺をエンジョイするのが料理の面白さですんで、是非みなさんもチャレンジしてみて下さい。

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