秋葉原『肉汁麺ススム』はラーメンよりも白米だと思ったのですが?

秋葉原『肉汁麺ススム』はラーメンよりも白米だと思ったのですが?

『肉汁麺ススム』@秋葉原

東京都千代田区 外神田3-7-12

営業時間 11:00~21:00

定休日 年中無休

『肉汁麺ススム』Googleマップで表示

新しい形のラーメン屋さん……なのか?

いつの間にか看板が変わって、しれっと営業しているパターンですが、今回の『肉汁麺ススム』は今までと違います。

どこら辺が違うのか言う必要はないくらいなのですが、言います?

「圧倒的な焼肉感!」

いわゆる”肉そば”と呼ばれるチャーシューの替わりに、甘辛な醤油ダレで炒めた豚バラ肉を乗せて提供するスタイルをさらに進化させ、過剰なまでの”肉汁感”を達成した『肉汁麺ススム』です。

『肉汁麺レベル1』780円

と、言う訳で一番ベーシックなのが、コチラの『肉汁麺ススム』となります。

コンセプトとしては、いわゆる『肉玉そば おとど』が提唱するアレに似たビジュアルですが、良くも悪くも味はまったくの別モノで御座います。

麺は極太の平打ち麺でして、あっと言う間にスープで黒く染まってしまいます。

「夏休み明けの新学期、真面目だった子がギャル化して帰って来た感」を彷彿させるでしょうか?

ちなみに世間一般の感想をSNSでリサーチすると、圧倒的に「塩っぱい!」、ついで「ちょっと塩っぱい!!」との声が大半を占めています。

やはり某店と違って、豚バラ肉を炒めた時の肉汁&脂&タレが結構、豚バラ肉とちがってスープに入るからかなと予想されます。

あとは、店が推奨する「御飯に良く合うラーメン!」と言う事でして、御飯がススム味付けと解釈すれば、この塩加減も有りかなと思う次第です。

まあ、嘘ですけどね。

気になる生卵の使い方ですが、筆者は卵の殻を置く場所に悩んだので丼にインしましたが、小鉢の方に卵を入れて”すき焼き風”に食べるのもオツとされています。

『肉盛皿』380円

と、言う訳で誰もが気が付く事なので言う必要は無いのですが、これも芸風ですので、あえて言おう!

「もはや麺は必要ない可能性!」

と……。麺を求めて『肉汁麺ススム』に訪れるユーザーは少ないと思われ、むしろ豚バラ肉が目当てと言っても過言ではありません。

むしろ、二回目以降で麺を食べる人って居るのでしょうか?

結果、サイドメニューの『肉盛皿』と『白飯』(100円、大盛、特盛同一料金)で良いんじゃないか説が濃厚で御座います。

写真は『白飯』の普通盛りですが、朝定(朝定食)くらいの軽いメシなら、こんな感じで十分ですかね?

無論、店側もそこら辺は熟知していて『肉汁丼』(レベル1で580円)とか用意している訳ですが、秋葉原に通う猛者はあえて『肉盛皿』と『白飯』をセットにして480円で済ます事が少なくありません。

恐らく、秋葉原で肉丼的な何かを欲した場合、これで『白飯』を特盛にするのが最強では、ないでしょうか?

ラーメンだと塩加減が気になる”お年頃”ですが、米ならイイ感じの塩加減に収まるのも特筆すべき店ですね!

ご馳走様でした!

『肉汁麺ススム』総評

『肉汁麺レベルMAX』(1980円)とか肉800グラムとの事でして、それなりのデカ盛りメニューかと思いますが、ボリューム的な意味よりも塩分的にシンドイ予感しかないのでスルーする方向な筆者です。

また、最近は麺よりも米が出る事実に店側も気が付いたので、さりげなく『肉汁丼レベルMAX』(1780円)とかもあります。

結果、『肉汁麺ススム』と言うほどに麺への愛情が、感じられない可能性は否めませんが、肉と米を欲する層との”需要と供給のバランス”を考慮した結果、今の営業スタイルになったと思うので、戦略的には正解だと思います。

と、言う訳でみなさんも豚バラ肉をガツンと食べたい時は、この『肉汁麺ススム』の存在を思い出してみて下さい。

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