『中華そば 鷙』ですよ！
と、言う訳でつい先日オープンしたばかりの『中華そば 鷙』でして、わりとメニューも豊富なので、あれこれ食べてみようかな～って。
自分的にはソコまで推す感じのラーメン屋さんでは無いのですが、単純に淵野辺駅前で夜の23時まで営業してるので、利便性って事では高めですし、やはり新店なので地域住民に注目されているのは間違いないぞと。
ま、とりあえず細かい事は過去記事2本を読んで頂くとして、
今回は未食のメニューに集中したいと思います。
『中華そば 鷙』のメニュー
そんなこんなで『中華そば 鷙』の券売機で御座います。
ま、さらに細かいメニューの補足もあるのですが、そこら辺はやはり過去記事参照って事で！
とりあえずベーシックな『鴨と上州地鶏 中華そば』（790円）と『伊豆下田産 金目鯛塩そば』（820円）は食べているので、それ以外の何かを食べなきゃですかね～
ん～……個人的にはそろそろ暑くなりそうなので、やはり『冷製あごだし中華そば』（820円）とかを食べたいけれども、なんか冷やしラーメン系って視聴率が獲れないのが悩みで御座います。
まあ、そうなると消去法って感じですので、そんな感じのを食べておきますか。
卓上調味料は、こんな感じで御座います。
『鴨と上州地鶏つけめん』850円
こんな感じで、どうでしょう？
今回も金目鯛の方との2択で3秒悩んだのですが、とりあえずベーシックな感じの『鴨と上州地鶏つけめん』にしてみました！
ん～……まあ、想定の範囲内と言うか、普通に具材とかはほぼラーメンと共通ですので、そこら辺のテイストは同じかな？
そして！
筆者的には米とか必要無いのですが、読者様的には情報のひとつとして必要かと思ったので、そこは『半熟鴨だし親子丼』（290円）をアドしてみた次第。
まあ、ここら辺のアイテムを足すと、単純に記事のコストが上がるので、何はともあれ広告を（略
さてさて。
とりあえずメインの”つけ麺”に戻りますが、どうでしょうかね～
”あごだし昆布水”的なのが付属しているので、ココら辺も使うのかしら？
ん～……まあ、そもそもが”つけ麺”で昆布水を使うのって、麺同士がくっつかない様にって意味からスタートしているので、後入れだと意味が無いと思うんですよね～
確かに昆布水みたいなのって好き嫌いが分かれるので、そこら辺を考慮して後入れにしてるってのは予想出来るけれども。
ってか、中太麺なので麺同士もくっつきにくい為、アイテム的にそもそも必要ない説までありますな。
チャーシューの方は鶏と豚の2種類でして、ココら辺もラーメンと同じ構成で御座います。
この『中華そば 鷙』は”上州地鶏”を使っているのがウリでして、随所に上州地鶏ってワードが散りばめてあるのですが、そこら辺も孔明の罠でして、あくまでもラーメンを売る為の戦略的要素が強いかなと。
勿論、スープの方には上州地鶏がバッチリ入っていると思いますが、この鶏チャーシューが上州地鶏かどうかは謎ですからね～
そもそも鶏チャーシューって基本的にコストを下げる為に導入している説でして、ゆえに部位的には鶏の胸肉だったりします。
そう考えると、わざわざ上州地鶏を使うとも思えず、むしろ使っていたら鶏チャーシューに関しても一言書きそうな予感はありますね。
その理論で行けば豚チャーシューの方も国産とは特に書いていないので、外国産でも可って事ですし、そもそもこの値段のラーメンでこのチャーシューのボリューム感だったら、外国産でなければ採算的にどうかなと。
ま、そこら辺は別に『中華そば 鷙』だけがって訳ではなく、ラーメン業界全体の話ですけれども。
スープの方はパッと見た感じ、ほぼ『鴨と上州地鶏 中華そば』と同じ雰囲気ですが、実はかなり個性的な味わいだったりして？
この微妙な甘みと酸味、なかなかイイ感じで個人的には美味しいと思うのですが、もしかしたら賛否が別れるテイストかもです。
ま、ここら辺も蛇足ではありますが、わりと昨今のラーメンとかって”水菜”を彩りで使う事が多いものの、果たしてラーメンに水菜って本当に必要かどうか？
単純に値段も安く緑色を添えられるので多用されているけれども、実際に「このラーメンに水菜は必須！」とか思った事は一度もなく、大抵は一番最初に全部食べちゃいますね～
そのくらい味や食感で言えば邪魔な存在でして、なんで入れてるのかを小一時間は問い詰めたい。
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう！
「まあ、それなりに可な味であると！」
なんか酢と言うよりはビネガー、なんなら酒と言うかワインの雰囲気も1㎜くらいは感じると言うか、なんなら錯覚かもなレベルではありますが、そこら辺のテイストが微妙な洋風感を伴うので、わりと好き嫌いが分かれる味だと思います。
麺の方、つけ麺系は中太麺なのですが、食べた感じはラーメンの細麺と粉の配合とかは同じっぽいので、なんならコッチも細麺でも良くってよみたいな？
『半熟鴨だし親子丼（小丼）』290円
って事で、親子丼の方はどうでしょうかね～
とりあえず「30秒経ったら蓋を外して下さい」と言われたものの、そこまで熱々ではないので気分の問題かな～って。
なので、とりあえず麺を先に食べたいので、30秒後に様子を見ておいて、再び蓋をしておくのが正解かと思います。
だって、そのままだと冷めちゃうやん？
気になる味の方ですが、これもラーメンと同じでそこまでの鴨感ではないですね～
「飲めるほどふわとろ柔らか」みたいなキャッチは秀逸ですが、そもそも親子丼に”玉ねぎ”が入って無い時点で筆者的には無しですので2度目はない感じ。
ご馳走様でした！
『鴨と上州地鶏つけめん』総評
と、言う訳であれこれ書いてはおりますが、つけ麺的にはまあまあ美味しいので、別にディスるって程ではないと思いますし、多分に普通の人は普通に美味しく食べられると思います。
まあ、ココら辺は職業病的な感じでして、わりとこういう表面的な客受けを狙ったラーメン、ライトユーザー層は飛びつくでしょうが、コアなラーメンフリークですと、その浅さが見え隠れしてしまうので、いまいち愉しめない説かな～って。
ラーメンの味を極めると言うよりは、やはり見た目とかウンチクとかで取り繕ってる感は否めないので、そこら辺を見切ってしまうと言うほどのラーメンではないぞと。
逆に言えば、そういう風に見た目重視で値段を安くした方が、商品としては売れちゃうかもでして、経営と言うかビジネスって意味ではコレが21世紀の正解なのかもです。
って事で、まあ1回くらい試してガッテンな『鴨と上州地鶏つけめん』ですので、気になる人は食べてみて下さい。
『中華そば 鷙（あらどり）』営業時間
神奈川県相模原市中央区淵野辺3-6-15
営業時間 11:00～15:30 17:00～23:00
定休日 年中無休
