『志奈そば田なかセカンド』がリニューアル
秋葉原でも人気のあった『志奈そば田なかセカンド』が、新しく『志奈田』としてリニューアルオープンするとの事で早速行ってみた次第です。
どの様に変わるのかとかは全然知らなかったのですが、訪れてみたらこんな感じで御座います。
「つけ麺……メインですかね?」
とは言え、従来のラーメンに近い”淡麗系”のラーメンとして『淡麗汐煮干そば』(780円)と、『淡麗汐煮干チャーシューそば』(1100円)もあるので、ある程度はユーザー層もスライドされるんじゃないでしょうか?
でも、今回は煮干メインなので、やはりラーメン的には全面リニューアルって感じでして、ほぼほぼ新店として生まれ変わった感があります。
『辣濃辛煮干パクチーつけ麺』大盛り同一料金990円
今回、明らかに”煮干し推し”と思われ、デフォルト的には『淡麗汐煮干つけ麺』(800円)な予感もありましたが、やはり”つけ麺”として考えるとブッ濃い方が分かりやすいかなと思った次第で御座います。
あと、あえて煮干しにパクチーをブッ込んで来ているので、よほど自信があるのかなと思い、試す意味も含めてイレギュラーな『辣濃辛煮干パクチーつけ麺』です。
見た目……かなり濃度と言うかブリックス(粘度)の高い感じでして、煮干しベースとしては異例でしょうか?
そこに加わる辣油的な何か……美味しさの予感です。
麺はパクチーで良く見えませんが幅広の平打ち麺でして、かなり薄いと言うか厚さがありません。
ゆえに、スープの運びは抜群である事が予想され、スープの濃度を考えると大盛りの場合スープが無くなる可能性……あるでしょうか?
そして誰もが気になる”パクチー”の存在ですが、これが意外とブッ濃い煮干しスープに合うと思います。
筆者、あまり麺類にパクチーはノーセンキューですが、この組み合わせには可能性を感じますね。
実際、そんなにパクチー感に悩まされる事もなく、スープが強いのでパクチーですら弱っている予感です。
ってのは、流石に嘘ですけど、分かりやすい対比だと「トムヤムクンよりもパクチー感は低い!」とだけ言っておきましょう。
煮干しベースとは言え、腹はしっかり取り除いていると思われ、苦さは全然ないので濃度のわりにはクセがありません。
そこに辣油的な何かとパクチーのアクセントで、より煮干しらしさが強調されて来ます。
と、言う訳でこの組み合わせの方が、より煮干し感をエンジョイ出来るんじゃないでしょうか?
チャーシューは低温調理されたと思われる豚さんを薄くスライスしています。
そして!
付属するレモンですが、コイツを使って味変する事で二度楽しめます。
特にレクチャーを受けた訳ではありませんが……恐らくコレは麺に絞ってガッツ石松(OK牧場)ではないでしょうか?
半分ちょっと麺を食べたら味変タイムでして、レモンを搾って麺を大きく返して混ぜてやります。
多分、スープにレモンを搾っても煮干しが勝ちまくると思うので、筆者のオススメは麺にレモンで御座います。
すると、より爽やかな風味がプラスされ、かなり複雑な味わいが訪れます。
予想通り、スープは全然残らなかったですね~
ご馳走様でした!
『志奈田』総評
パクチーに関しては賛否が分かれる所だと思うのですが、嫌いでなければ試してみるべきだと思います。
ちょいと前に流行ったパクチーブームに便乗しようって訳ではなく、この『辣濃辛煮干パクチーつけ麺』の美味しさを引き出す為のアイテムとして、重要なポジションを占めているんじゃないでしょうか?
そして筆者が気になるのは、木曜日限定の『濃厚海老つけ麺』……めちゃめちゃ気になります!
是非、みなさんも『志奈田』で美味しいラーメン&つけ麺を食べてみて下さい。
九十九里煮干つけ麺『志奈田』@秋葉原
東京都千代田区 外神田3-4-1
営業時間 11:00~15:00 17:00~20:45
日曜日 11:00~18:00
定休日 月曜日