長崎市『端島(軍艦島)』になんとなく上陸してみた@軍艦島ツアー

長崎県長崎市高島町『端島(軍艦島)』11 ブログ&レビュー
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いよいよ上陸!

長崎県長崎市高島町『端島(軍艦島)』11

と、言う訳でそれとなく長崎に行ったら、イイ感じのタイミングで”軍艦島クルーズ”みたいなツアーを発見したので、なんとなく参加してみた次第で御座います。

いや、わりと軍艦島(端島)には行ってみたいな~って思っていたので、お値段3910円だったら行くじゃない?

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ま、すっかり軍艦島が長崎県である事を忘れていたので、今回は思いつきで参加した感じですけれども、もしも軍艦島に行ってみたいと思っているなら、早い方がいいぞ~って。

長崎県長崎市高島町『端島(軍艦島)』10

って事で、どうでしょうかね~

この日は天気も良くって波もベタ凪、まあ確実に上陸出来そうな雰囲気ですが、実は各種の条件が揃わないと軍艦島には上陸出来ないので、そこら辺は要注意ですかね~

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確かにこうして見てみると、”軍艦島”とは良く言ったもんだな~って。

なお、多少は波や風があって上陸出来なかったとしても、こんな感じで軍艦島の周りをぐるっと周ってくれるらしいので、とりあえず写真は軽く撮れるっぽいですよ?

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もっとも、波があると船も揺れるので写真もシンドイし、そもそも船酔いの危険性もあるので、やはり週間天気予報を見て計画するのが吉ですな!

ん~……今回の旅、もとい出張は軍艦島に来る予定は無かったので、中望遠のレンズを持って来なかったのは失敗ですね~

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ま、そこはデジカメですんで元データの方は、それなりのサイズで撮ってあるので、パソコンで拡大して見れば、それなりに見えるけれども。

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だが、しかし!

やはり軍艦島の場合、廃墟を部分的に拡大するよりも、全体的な大きさとか廃墟感が肝だと思うので、そこまで望遠が無きゃ無理って訳でもないかもですな~

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いやね、やっぱ”島が丸ごと巨大な廃墟”ってのは、世界的に見ても激レアですんで、それが日本にあるんだったら1回くらいは見に行きたいじゃない?

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ちなみに軍艦島のツアー、波とか風とかの条件が良ければ上陸出来ますが、実は見学出来る場所は限られていて、島内を自由に歩き回れる訳ではないぞと。

なので、コッチ側とかは海から見るしかないので、とりあえず上陸する前の時間も、軍艦島に集中したら良いと思います。

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他にも軍艦島の魅力って、何気に”当時のままの姿が残っている!”みたいなのもあるんですよね~

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この軍艦島が閉山したのは1974年の1月ですが、働いていた人達やその家族が引っ越しをする時、ほとんどの生活家財を残したまま退去しているので、ゆえに1974年当時の姿が、そのまま残っている訳ですよ。

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もっとも、すでに50年近い月日が流れていて、写真の通りに建物の崩壊も進んでいるし、窓とかはほとんど割れて風雨に晒されているので、今は室内もボロボロだとは思うけれども。

いざ上陸!

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って事で、軽く軍艦島の外を流してからの上陸で御座います。

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ま、確かにこの上陸地点を見た限り、船が大きく上下したら危険な気がするので、長崎県的には「波の高さ50cm以下でなきゃダメ!」って言うのも、なんとなく理解出来るかも?

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ちなみにココから見える”橋げた”っぽい何かは、石炭を運ぶベルトコンベアーの土台で御座います。

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で、この軍艦島の一番高いトコロにある、窓のない建物は”貯水槽”との事。

見ての通りの島なので”水”はかなり貴重かもでして、そこら辺が一番苦労したらしいですね~

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なので、最終的には長崎の方から水道管を2本引っ張って来たものの、それまでは毎日、何度も水を汲みに行ったりしてた訳でして、かなり生活は不自由だったかも?

もっとも、この頃の日本って地方ですと、まだまだ井戸が現役だったりしたかもですんで、当時の人にとっては水を毎日汲みに行くってのも、普通っちゃ普通かも?

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ちなみにココら辺の赤レンガの壁とか、補強してある階段とかは炭鉱関係の建物の名残で御座います。

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ってか、実は軍艦島って全体が”世界文化遺産”って訳ではなく、岸壁と海底坑道が世界文化遺産らしいですよ?

なので、廃墟となっている集合住宅とかは、あくまでも世界文化遺産って訳では無いっぽいので、わりと壊れるがままに崩壊している模様。

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ん~……この石垣っぽい何かが主役とは、なんとも皮肉な感じですけれども。

ちなみにココら辺は明治時代の”天川工法”と呼ばれる石組みでして、言われてみたら確かにセメントじゃないっぽいぞと。

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みたいな事も、実際に軍艦島に来てみない事には、体感出来ないかもですんで、やはり自分の足で実際に行ってみるのは大事かな~って。

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で。

今現在は軍艦島も歩ける場所は限られていて、どうしても写真はどっかで見た事ある風な感じになりがち説。

ん~……確かに、こうして高層住宅の亡骸を見てみると、すでに鉄筋も剥き出しになっていたり、激しく崩壊している部分も目につくので、確かにこの先に歩いて行って侵入するのは無理ですな!

長崎県長崎市高島町『端島(軍艦島)』21

ま、この時代としては最先端、なんなら鉄筋コンクリート造りの高層住宅としては、日本で初な”30号棟(グラバーハウス)”ですが、写真の通りの有様ですからね~

当時の技術がまだ未熟ってのもありますが、やはり資材を運ぶのが大変だったので、コンクリートに海の砂を使っちゃったりとか、鉄筋自体も組んでる端から錆びていたと思われ、さらに軍艦島の環境とかもあって、鉄筋コンクリートの建物にしては劣化が早い説。

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一応は書いておきますと、この軍艦島ってほとんどが埋め立て地でして、元々は島の中央にある岩山みたいな部分のみだった模様。

で、石炭を掘ると石炭以外の不純物(石)も大量に出るので、それを片っ端から海に投げて埋め立てしたらしいですね~

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まあね~

この端島海底炭鉱って、とんでもねぇ深さまで掘りまくっているので、埋め立てる為の材料には困らないかもですな。

ってか、多分にみなさんは「炭鉱ってせいぜい100mとか300mくらいっしょ?」と思っているでしょうが、あえて言おう!

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「何気に1000m以上の深さであると!」

マジか~

1000mってちょっとした山の高さですからね?

そう考えると、この軍艦島で働く人と家族を含めて、最盛期は5000人オーバーってのも、なんとなく理解出来るかもですね~

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そして!

わりと短時間で軍艦島を去る感じでして、時間にして40分くらいしか滞在してなかったような?

ん~……チョット短い気もするけれども、まあ行けるエリアは限られているので、1時間あっても退屈しちゃうかもですんで、これはこれで有りかな~って。

『軍艦島クルーズ』総評

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と、言う訳で最後は軍艦島の神社跡と言うか”祠(ほこら)”を見ながら島を去るパターン!

いや、神社の本体は崩壊しちゃったので、今は祠だけココに残している模様。

みたいな感じでして、この数年は日本にも、かつてないレベルの超大型台風が来てたかもでして、そこら辺でこの軍艦島にある廃墟も多くが崩壊しちゃったかもです。

なので、とりあえず軍艦島に行ってみたいなって思っている人は、まあ今すぐに行った方が良いと思いますね~

長崎県長崎市高島町『端島(軍艦島)』1

「そのうち軍艦島に行ってみるか~」とか思っていると、今よりも建物の崩壊は進んでいるでしょうし、今年も台風はヤベーのが来そうなので、早めに行かないと見るべき建物も崩れて無くなっちゃいますからね?

ま、何度も書いているけれども「行ってみたいな~」って思っているだけではゼロ点でして、どう考えても軍艦島や観光地が貴方の元にやって来る可能性は無いのだから、自らの意思で現地に行かなきゃ、何も始まらない説ですし、逆に言えば行けば良いだけの話かなと。

って事で、とりあえず軍艦島に行ってみたいと1mmでも考えている人は、なるべく早く行った方が良いと思うので、とりあえず今年中に行く方向でお願いしたいと思います。

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