『米国風洋食 センターグリル』ですよ!
って事で、久し振りに野毛の辺りに遠征したので、それとなく『センターグリル』に行ってみようかな~って。
まあ、しかし。
横浜周辺も多くの飲食店が閉店した説でして、昔から続いている店も、かなり減った印象で御座います。
ん~……確かに中国発の疫病とか、各種原材料の値上がりとか様々な要因もあるけれども、一番大きな問題は後継者不足と言うか、店主の高齢化があるかもですね~
日本の景気が良かったバブル絶頂期に店を出したなら、そこそこ店主も引退を考える歳になっているので、跡継ぎが居なければ、閉店もやむを得ないぞと。
『センターグリル』のメニュー
って事で、メニューの方はこんな感じ。
一応書いておきますと、この『センターグリル』は何年か前に改築していて、店内もかなり広くなったかもです。
昔々、横浜ら辺のナポリタンを攻略してる時に、この『センターグリル』にも来た事はあるんですけどね~
その頃に記事化した店、多分に半分くらい減ったかもでして、食べたい店があるなら、今すぐに行った方が良いと思います。
ん~……何気に『センターグリル』はメニューも多いので、何を食べるか悩みますね~
店の名物は、やはり”ナポリタン”みたいな感じと思われ、一度は『スパゲッティーナポリタン』を食べなきゃですけれども。
ナポリタンに関しても食べ物系ですんで、諸説あるとは思うけれども、歴史的に見て元祖は”横浜ホテルニューグランド”でして、この『センターグリル』もその流れを汲んでおります。
とは言え、単純にランチは安いので、普通にハンバーグを食べるとかも、有りだと思うんですよね~
このくらいの値段でしたら、横浜の老舗云々ではなく、日常使いの店として活用出来るのはナイスかなと。
ん~……オムライスとかも気になるけれども、今回は久し振りなので、やはり初心に戻って『スパゲッティーナポリタン』ですかね~
『スパゲッティーナポリタン』850円
こんな感じで、どうでしょう?
ん~……なかなか良い感じのビジュアルですけれども、個人的には気になる部分も有ったりして?
分かりますかね~
まあ、そこまで気にして写真を見る人も稀ですし、分からない人はどんだけ考えても分からないのですが、自分で料理とかする人ならば、すぐに分かるんじゃないでしょうか?
とりあえず、明らかに”ピーマン”が後乗せになってる感じでして、これには異を唱えたいぞと。
当たり前の事ですが、ナポリタンの作り方から考えても、ピーマンは他の具材と一緒に炒めてあるのが当たり前なはずですが?
ま、これも”ゆとり教育”の賜物だとは思いますが、ピーマンが嫌いな人の為に、あえてピーマンだけ後乗せにしちゃった説。
ん~……それで誰が困る訳でも無いのだから、別にいいじゃんって思うかもですが、こういうレシピの改悪をやっちゃうと、もはや”元祖ナポリタン”とは言えないと思うんですよ。
そもそも、ナポリタンと言うピーマン必須とも言えるメニューを、ピーマン嫌いに合わせてレシピを変えてやる必要があるのかなと。
それこそピーマンは食べないって我が儘を通すなら、自分で勝手にピーマンを外せば良いだけですし?
さらに言うなら、そこまでピーマンが嫌いなら、最初からナポリタンを喰うなでFAですからね~
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「美味しいけれども認められないと!」
自分的には横浜発祥の”元祖ナポリタン”を食べに来たのに、こんなZ世代に迎合したナポリタンを食べさせられても納得出来ないぞと。
ご馳走様でした!
『スパゲッティーナポリタン』総評
と、言う訳で個人的には横浜の老舗『センターグリル』にしては、改悪したな~って小並感で御座います。
まあ、ナポリタン好きの筆者としては、こうしてピーマン別添えスタイルのナポリタンは、とても元祖ナポリタンとは呼べないと断言出来るので、もはや『センターグリル』でナポリタンを食べる意味は無いぞと。
まあね~
確かに料理のレシピは時代と共に変化するけれども、とりあえず元祖を名乗るトコロは、レシピを変えちゃダメだぞ~って。
言うたらアレですが、昔々はチャーハンにグリーンピースも定番だったけれども、やはりグリーンピースも好き嫌いが分かれるアイテムなので、今ではほぼ廃止されてますからね~
って事で、すっかり変わってしまった『センターグリル』の『スパゲッティーナポリタン』ですんで、とりあえずハンバーグとか、オムライスを食べてみて欲しいと思います。
『米国風洋食 センターグリル』営業時間
神奈川県横浜市中区花咲町1-9
営業時間 11:00~20:45
定休日 月曜日&第1火曜日(祝日の場合は翌火曜日)