『Dutch Food Adventure Co Ltd』
9/4 Soi Sukhumvit 23 (Prasanmit) Sukhumvit Road Khlong Toei Nuea Subdistrict Watthana District, Bangkok, Thailand
営業時間 10:00~24:00(だったと思う)
やや無休
なんとなく街に繰り出してみた!
それとなく仕事でバンコクに訪れた筆者(YELLOW)に、1日だけ休日が発生すると言う奇跡が発生しました。
と、言う訳でバンコクでの休日に何をするか考えたものの、最初から観光する気は1㎜も無かったので、さしてみたい風景がある訳でもなく行きたい場所もありません。
エアコンの効いたホテルで一日ダラダラと缶ビールを飲みながらネットを見たり、ベッドに入ってゴロゴロしながらタブレットで『北斗の拳いちご味』の電子書籍を読むのも一興ですが、ちゃんとデジカメも持って来たんだから街に出て写真でも撮って来るのが、ライターとしての正解かと存じます。
って事で、なんとなくデジカメを持って街に出てみました。
『タイパンホテル』は”Asok駅”の近くなので電車を利用する事も可能です。他にもタクシーやバイタク(スクーター)とかトライクもあるので、移動手段は色々と選択肢があります。
しかし!
バンコクはマジでクソ渋滞地獄に堕ちるので、あまりタクシーは乗りたくないし、前日にバイタクが事故ってるのを見てるので、それも気が乗らない筆者です。
と、言う訳で30度を超す厚さの中、徒歩で行けそうな”Nana駅”まで歩いてみました。今の時期、タイは乾期なので日差しは強く気温は高いものの、湿度は低めで雨も降らないので快適です。
嘘です。
200メートルも歩かずにバテまして……。いや、いくら湿度が低くても日差しが半端ねぇので日中、徒歩で移動するのはオススメしません。
バンコクのファッションをリードする『JACK’S』
”Nana駅”周辺にはファッション系の店がちょいちょい有りまして、その中でも一番熱いのがコチラの『JACK’S』だと見抜いた筆者で御座います。
どうでしょう?
まさに流行を発信する側の品揃えではないでしょうか?
ちょっと買おうか悩んだのですが、あまりにキレッキレなので恐らく日本では”ピコ太郎”しか着こなせないと思います。
もっとも2017年に執筆した当記事を数年後に読んだ場合ですが、あえて言おう!
「ピコ太郎って誰だっけ?」
みたいな可能性……あると思います!
ソイ・カウボーイに行ってみた
バンコクと言えば”ナナプラザ”と”ソイカウボーイ”が有名で御座います。
ちなみにソイカウボーイは昔々、カウボーイハットを被ったアメリカ人がバーを出したのをきっかけに、飲食店が集まりストリートが形成されたらしいです。
ちなみにソイは通り、すなわちストリートを意味するらしく豆とは一切関係ありません。
そして人が集まる所でてっとり早く儲かる業種と言えば、やはり飲食店と風俗店で御座いまして、夜はアジアでも屈指の歓楽街となります。
そんなソイカウボーイですが昼間は御覧の通り平和です。
地元の人向けの屋台が数軒出ていて、夜とは120%逆方向ののどかな風景ですね。
若干、屋台のババアが焼いている魚が色々な意味でヤベェ可能性はあるでしょうか? どの魚も基本的には”丸焼きor丸揚げ”とダイナミック調理のみと言う潔さです。
多分、この中にある小さいナマズの串焼きとか記事的にはウケるかもですが、筆者が受ける色々なダメージの方が大きいので却下します。
なんとなくハンバーガーが食べたい!
基本、海外に行ったらローカル食を積極的に食べる筆者ですが、今回は仕事先の会社の社員食堂で現地の人と同じランチを食べているので、わざわざ夜もタイ料理を食べる気にはなりません。
ネタ的には”屋台食べ歩き”とかが正統派な予感ですが、ぶっちゃけどうせ美味しくはないだろうし、安くてソコソコ食べられますみたいなコメントしか残せないので却下します。
それでは一体何を食べたら良いのでしょうか?
ここ数年、バンコク市内にはハンバーガー屋さんが増えていて、ちょいちょいブームらしいのでソレに乗っかる方向で、どうでしょう?
オランダ人は居ないぞ!『オールドダッチ』
はい、と言う訳で『オールドダッチ』に訪れてみました。コチラの店はソイカウボーイの角にあり、夜は多くの外国人でテラス席は満席になります。
筆者的にはエアコンが効いていてハエの少ない店内がベストなのですが、どうも欧米の方達はテラスが大好きらしく、基本的にどの店もテラス席が人気です。その国の空気感と言うか雰囲気を味わうのが好きな様ですね。
もっとも、ソイカウボーイの夜はアレですので『オールドダッチ』のテラス席だと色々なモノが見えるので、色々な意味でテラス席が最高なのは否定しません。
『バナナシェイク』120バーツ
二日酔いですので朝イチビールは少々シンドイ筆者で御座います。と、言う訳で二日酔いに効く『バナナシェイク』を飲んでみました。
まさに想像通りの味でして、日本で飲むのと大差ありませんが、若干、バナナの甘さが足りてない感は否めないでしょうか?
それでも十分、二日酔いの糖分補給と言う目的は達成出来るので良しとしましょう。
『チーズバーガー』150バーツ
食レポの基本は”ベーシックスタンダードを抑える”ってのが王道ですが、よほどチーズが嫌いで無い限りは『チーズバーガー』をオーダーする人の方が多いと思うので、ハンバーガー系に関してはコレが基本形となります。
お値段、450円くらいのバーガーにしてはイケてると思いませんか?
まあコレくらいは当然かって思う人も多いと思いますが、何気にサイズは日本の千円超えバーガーの25%増しくらいなので、かなりお得な予感です。
今はタイも食用の牛を育てる事にチカラを入れていて、どんどん牛肉が美味しくなっているらしく、あえてタイ産の牛肉を使用する店も増えています。
とは言え、やはりバンコクでも”和牛ブランド”はメジャーでして、どの店もプレミアムバーガーとして”和牛バーガー”を取り入れていたりします。その次で”アンガス牛”のバーガーって感じでしょうか?
気になる味ですが、基本的には意外と薄味と言うかソース感は抑え気味でして、自分でケチャップやマスタードで自分好みに味付けして食べる”横須賀バーガースタイル”って感じです。
バンズもしっかりしていて良好、パテ(肉)も旨みが十分なのでハンバーガーとして普通にイケてると思います。
『クラブサンド』155バーツ
ぶっちゃけバーガーだけだと尺(写真)が足りないし、ハンバーガーの写真って超難しいので抑えとして『クラブサンド』も食べてみました。
結果、なかなかイイ感じじゃないでしょうか?
ハムサンドとかチキンサンドがクラブってる感じでして、これとビールで十分じゃね感がありますね。
お値段もハンバーガーとさして変わらないので、日本のコンビニでサンドウィッチを食べるくらいの感覚でオーケーです。
若干、ピックのダイナミックな刺し方は賛否が分かれる案件ですが、割と朝から営業しているので朝食狙いで食べるのは有りだと思います。
『オールドダッチ』総評
海外に訪れているのに、やたらと日本食を食べたがる人が多いのですが、筆者的にはやはりローカルな食べ物をオススメしたいですね。
そしてバンコクの食事が合わないって人は、筆者の様に欧米路線に走れば良いんじゃないでしょうか?
バンコクは外国人が多い街で欧米からの旅行者も少なくないので、意外と本格的な料理が食べられます。
ちなみに『オールドダッチ』は名前の通りオランダ人が経営しているのかと思ったら、全然普通に現地の人が営業している不思議はありますが、逆に欧米メニューに加えてローカルな料理も多数あるので、ソイカウボーイにお越しの際には、是非訪れてみて下さい。