”メスティン”持ってますか~?
ま、昔はメスティン言うても、登山部の人かミリオタにしか通じなかったけれども、昨今はアニメの影響やキャンプブームもあったので、わりと通用するかもですね~
逆に?
令和な時代にまだ「メスティンとは?」みたいな人は、ちょっと”世間に疎い人”枠に入るので、色々な情報をアップデートした方が良いぞ~って。
いや、確かにメスティンってワードを知らなくても、普通に生きて行けるとは思うけれども、ここら辺のワードを知らないって人は、かなり偏った狭い世界で生活してる説は否めない。
ん~……あとは女子だと知らない人が多いかも?
基本、流行りに敏感と言うか、流行りに流されてナンボな女子層は、自分に興味が無いジャンルに関しての知識は”ほぼゼロ”ですんで、車とかミリタリーとかキャンプとか釣りとかカメラとかは……話が通じないぞと。
ま、その分のエネルギーと言うか知識は、ファッションとかコスメ、アイドルとか韓国に費やしていると思われ、やはり男女平等とかジェンダーレスとか言うけれども、そもそものマインドと言うか、生活する目的が違う生き物(略
『trangia ラージメスティン』2000円前後
って事で、今回は”基本のき”の斜め上の『trangia トランギア ラージメスティン』で御座います。
いや、そこは基本って事なら『trangia トランギア メスティン』が正解でして、ラージを持ってたり使う人は、むしろ少数派説。
だが、しかし!
キャンプとかバーベキュー、何度も書いていますがスポーツみたいな”競技”では無いので、好きなようにヤルのがベストでして、何が最高なのかは人によりけり、正解は無いと言えば無い世界で御座います。
え~、話を元に戻しますと、この『trangia ラージメスティン』を買ったのは、単純にコレクター的な意味もあるけれども、やはり”メイド・イン・スウェーデン”だからって事と、ノーマルのメスティンだと、小さ過ぎて米しか炊けないからですね~
いや、確かにノーマルの方でも、あれこれ料理出来るよって言う人も居ますが、ハッキリ言うて無理矢理作ってる感は否めず、”料理を作るのが目的”では無く、メスティンを使う事に喜びを見出している人が多いかなと。
って書くと、そんな事は無いって怒る人もいるかもですが、やはりパスタやラーメンを折ったり割ったりしてる時点で、料理としての完成度を妥協してまで、メスティンを使ってるのは否めない。
うん。
そこは別に”人それぞれ”ですんで、メスティン縛りが楽しいってのも認めるトコロ。
バリはあるよ!
ここら辺、わりと有名な話ですけれども、買ったばかりのメスティンは、往々にしてバリがあるので、そこは自分で処理した方が良いかなと。
サンドペーパーが無くても、スコッチブライトとかスポンジの焦げ落とし側で落とせるので、最初に洗う時にやっておけば大丈夫だ、問題ない。
蓋の方は、かなりピッタリのサイズでフィットしている為、密閉性は良さげですが、多分に蓋をして加熱すると、蓋が外しにくくなるかもでして、やはり手袋は必須だと思います。
やたらデカい!
そんなこんなで、小さ過ぎるメスティンを卒業して、この『trangia ラージメスティン』を持ってた訳ですが、あえて言おう!
「マジにラージだからなと!」
通販あるあるですけれども、最初に実物を見た時は絶対に「デカッ!!!」ってなりますからね?
なので、写真通りな感じでして、大抵の即席ラーメンは割らずに入るぞと。
で。
メスティンに限らず、なんなら家庭用の鍋も含めて、新品で買って来ても、最初はちゃんと洗剤で洗って、鉄製以外は1回か2回、湯を沸かしておくとベターかなと。
こうすると、滅多な事では油分が残る事もないので。
ちなみに『trangia ラージメスティン』のスペックですが、サイズは”207✕135✕70mm”って感じで、重さは270g、容量は1350mlとなっております。
って事で、『キリマルラーメン(旧キリンラーメン』を調理するのに、必要な400mlを入れると、こんなくらいの水位ですね~
この『trangia ラージメスティン』は容量の目盛りみたいな、便利なモノは存在しないので、自分で目盛りを”罫書き針”で付けるか、水は何かしらで計るしか無いぞと。
麺を入れると、こんな感じ~
大体、三分の二くらいまでは沈むけれども、上の方は浸らないので、途中で麺を裏返す必要が有りますな!
もっとも、麺がほぐれるとイイ感じになるので、即席ラーメンを作るのも有りなサイズかなと。
写真通りの感じでして溢れたりする危険は無さそうですが、逆に麺の上まで水を入れたらスープが薄くなっちゃうので、そこら辺は要注意かな~って。
結果!
まあ、当たり前ですけれども、即席ラーメンを作るのに不自由はしないかなと。
ご馳走様でした!
『trangia ラージメスティン』総評
って感じの『trangia ラージメスティン』でして、とりあえずオリジナルと言うか本家ですんで、1個くらい持ってても損は無いかなと思った次第。
しいて言うなら、やはり正方形では無く縦長な為、即席ラーメンを作ると麺が湯に浸りきらないので、途中で麺を裏返す手間は発生するけれども。
とは言え、このくらいのサイズ感になると、かろうじて調理に使えるサイズ感かな~って。
そして!
正直にデメリットを発表しますと、『trangia ラージメスティン』は板厚が”0.8mm”と薄い為、フライパンの代わりに使おうと思うと、結構難しいですね~
油をしっかり使って、ちゃんとした技量があれば”目玉焼き”くらいは可能ですが。
例えばソースが焦げ付きやすい”焼きそば”ですと……やらない方が良さげで御座います。
ま、板厚が薄い分だけ軽量なので、そこはデメリットと言うよりは、単純に性能のトレードかなと。
なので、炊飯は当然余裕として、大きいので”炊き込みご飯”でも、そこそこ材料を入れられるのはメリットかなと。
冬に鍋を食べる……ってのも可ですが、ちょこちょこ具材を足しながらになると思われ、ガッツリと鍋物だったら、容量的に2000mlは最低欲しい説。
って事で、ベストな使い方としては、炊飯したり炊き込みご飯を作るってのが良さげですんで、とりあえず米をしっかり炊きたい人は試してみて下さい。