世間はゴールデンウィークですよ!
って事で、世間はそれとなくゴールデンウィークで盛り上がっている説ですが、当サイト的には1年365日休み無しでやってる為、さして実感は無いものの、あえて言おう!
「そろそろアウトドアネタもやると!」
まあ、せっかくあれこれ道具も持っているので、ちょこちょこ記事化しておいたら良いかな~って。
って事で、今回は『キャンピングムーン(CAMPING MOON)』とか言うメーカーから出ている、『極厚メスティン ラージ』(2500円前後)をレビューしようかなと。
『キャンピングムーン』極厚メスティンラージ
え~、コチラの『キャンピングムーン 極厚メスティンラージ』を買った理由は、単純に”極厚”って部分に惹かれたからで御座います。
ぶっちゃけ昔は「メスティン?」みたいな感じだったものの、昨今のキャンプブームとかアニメの影響で、今はわりとメスティンって呼称も知られて来たかもですね~
で。
筆者もメスティンは家に軽く思い出しただけで6個はあるかもでして、これで7個目になるのかな?
嘘です。
軍モノもメスティンに入れると、あと3個あるし飯盒も2個、その他に各種クッカーがあるので、どんだけ持ってるんだよ説まであると思います。
話を元に戻しますと、なんで極厚が良いのかっちゅうたら、やはり”料理が美味しく作れるから”って理由が一番ですかね~
ちなみに『キャンピングムーン 極厚メスティンラージ』はアルミ製でして、厚みは本体、蓋ともに”1.5mm”で御座います。
普通のメスティンと呼ばれるヤツ、大抵は0.7mmとか0.8mmくらいですんで、その2倍くらいの厚さなんですよ~
前に日本製の極厚メスティンが発売されたものの、厚みも2倍だけれども、値段は2倍以上だったので見送ったかもですが、この『キャンピングムーン 極厚メスティンラージ』は2500円前後ですんで、値段はそんなに高くないぞと。
小さいメスティンは役立たず説
そして!
メスティンって言うと、なんか小さい方と言うか、レギュラーサイズの方が売れていますが、あえて言おう!
「小さいと何も出来ないぞと!」
確かに御飯を1合炊くだけって用途なら、100%目的を達成出来るかもですが、それ以外の用途では小さ過ぎて、ほぼ何も出来ないぞ~って。
ま、その小ささが携帯するのに便利とか、可愛いとか、ミニマム感が面白いって部分ではあるけれども、実際の調理道具として考えると、使える用途が限定され過ぎる為、思ったほど出番は無い説。
その点、1000ml以上のメスティンとかクッカーなら、わりとあれこれ出来る大きさでして、調理するのにも実用的かなと。
ちなみに写真には無いけれども、この『キャンピングムーン 極厚メスティンラージ』には”サッポロ一番”サイズの即席麺も丁度入る大きさですんで、麺を割らずに済む事も報告しておきましょう!
いや、正直言うとキャンプのクッカー選び、まずは「四角い即席ラーメンが入るか否か?」でして、そこが最初の2択ですからね?
わりと品質が良い件
そして!
今までさんざん中国製品には騙されて、それはそれは騙され続けて来た訳ですが、この『キャンピングムーン 極厚メスティンラージ』は中国製なものの、マジに高品質なのには驚きで御座います。
いや、アルミに限らず金属って、薄い方が加工しやすい説でして、ゆえに一般のメスティンや飯盒は薄い訳ですが、この製品に限っては仕上げも上々だぞ~って。
単純に金属の加工品としてのクオリティーは、本家の『トランギア メスティン』よか上だと思います。
うん。
中国人の言う「バリ取り済み」は往々にして、バリが残ってたりするけれども、この『キャンピングムーン 極厚メスティンラージ』に関しては完璧だぞと。
写真を見ても分かると思いますが、曲線と言うか曲げてる部分も綺麗だし、蓋もピッタリはまるので、そこら辺の加工精度もバッチリかなと。
ちなみに蓋の横にある突起、なんの為だか分からなかったのですが、炊飯したら理由が分かったかもでして、あの突起が”滑り止め”になってるっぽいですよ?
まあ、ソフトな突起なので滑り止めとしては微妙ですが、何も無いより100倍マシでして、この『キャンピングムーン 極厚メスティンラージ』は蓋の合わせもピッタリな為、蓋して加熱調理すると、やはり加熱部の本体側の方が熱くて膨張する為、わりと蓋を外すのに難儀するかも?
(言うまでもなく手袋必須!)
リベットの方も見た感じは大丈夫っぽいし、水も漏れないので問題無さそうですし?
細かい工夫が見られる件
他にも”水切り穴”が開いているので、マカロニとかを茹でて湯切りするのは楽チンかもですね~
なんかテキトーなレビューの中には、この水切り穴から湯を上手に注げるってあったけれども、蓋の横からも湯が漏れるので、ヤカンの代わりに使うつもりなら、やめておけと。
ちなみに密閉したい時は蓋を180度回転させておけば、炊飯する時でも蒸気は逃げない説。
なので、キャンプで湯切りする料理を作らない筆者的には、必要ない機能だとは思ったものの、まあ別にって感じで御座います。
あと、今回は実験的に炊飯する時、あえて穴を合わせてみたのですが、わりと盛大に穴から吹きこぼれますな!
ま、仮に密閉してても、結局は蓋の周りから吹きこぼれる為、どっちもどっちだけれども。
なので、やはりコレ系で御飯を炊くのは、屋外なら良いけれども、家のコンロが悲惨な事になるので、家だったら大きい鍋で炊いた方が被害は少ないぞと。
とは言え、これは筆者の持論と言うか当たり前過ぎる科学ですが、家のコンロで上手く調理できないと、より火力の不安な屋外では更に失敗する確立が上がる説ですんで、家で練習してから現地で実践が鉄則だと思いますね~
キャンピングムーン(CAMPING MOON) 極厚メスティン バリ取り不要 吹きこぼれ防止溝 湯切り穴 付き アウトド...
「家でキャンプ道具のテストって意味無くね?」も真理ですが、調理道具の特製も把握しないまま、現地で調理に失敗する方が無意味ですんで。
一応、それなりアウトドアの達人目線ですと、「失敗もキャンプの醍醐味!」とか言いますが、失敗して良かった事とか過去に1度も無い説でして、メシが喰えなかったり寒くて寝れなかったりと、大抵はろくな目に合わないので、計画&準備段階から120%の勢いで挑んで欲しいと思います。
『キャンピングムーン 極厚メスティンラージ』総評
と、言う訳で米1合炊飯は余裕だったので、まあ米2合くらいはちゃんと炊けるかなと。
ってか、このくらいの大きさがないと”炊き込みご飯系”でも苦労するので、やはり小さいクッカーは実用性に欠ける説。
そして!
この『キャンピングムーン 極厚メスティンラージ』のデメリットも書いておきますと、やはりデカくて重い事ですかね~
いや、そこはデメリットと言うか、大きい事がメリットでもある訳ですんで。
とは言え、通販で買って届いた箱を見た瞬間、確実に「でかっ!!!」ってなるのは間違いないけれども。
重いってのはマジに重いので、そこは覚悟しておけよと。
箱には425gと書いてあるけれども、実測だと435gありますからね~
ま、多分に10gはハンドル部分の重さかな?
わりと厚みのある耐熱チューブ?が巻いてある為、ハンドルだけで10gは有りそうですし?
まあ、キャンプとかで使う事を考えると、重いってのは単純にデメリットだけれども、そりゃ普通のメスティンの2倍の厚さにしたら、そのまま重量2倍になるのは当たり前ですんで、そこはトレードオフと言えると思います。
個人的には”炊き込み御飯”とかビリヤニ、ピラフを美味しく作る為に買ったので、そういう使用目的ならば極厚ってのはアドバンテージですからね~
多くの人が勘違いしているかもですが、実は調理道具ってそれぞれ得手不得手があるので、自分がどんな料理を作りたいかが分かってないと、ジャストな調理道具は手に入らない説。
なので、記事と言うか再生回数を伸ばす為に「メスティンなら何でも出来る!」みたいなタイトルのヤツ大抵は嘘でして、筆者に言わせれば「何でも出来るっぽいけれども、何をやっても中途半端」で御座います。
キャンピングムーン(CAMPING MOON) 極厚メスティン ラージ バリ取り不要 吹きこぼれ防止溝 湯切り穴 付き ...
まあね~
所詮はキャンプとかバーベキュー、競技では無いので好きに楽しんだら良い説ですんで、小さいクッカーでちまちまやるのも自由だし、普段料理しない人でしたら、そういうのが面白いんだと思うけれども。
うん。
普段から料理する人だったら、確実に「小さ過ぎて無理だわ!」ってストレスになっちゃうけれども。
って事で、多分にキャンプ初心者には伝わらない『キャンピングムーン 極厚メスティンラージ』の良さですが、ある程度あれこれ作れる中級者、料理の味にコダワリがある人ならばマストなアイテムですんで、是非みなさんも買ってみて下さい。