いつも気になるあのお店シリーズ
国道129号線を走って平塚方面に向かっていると、いつも気になる『三幸苑』で御座います。
そんなに良さそうな立地でも無いのに、駐車場が常に満車な感じでして「なんか凄い店なのかな~」と思いながらもスルーしていた日々ですが、ついに行く時が来た気がしたので行ってみた。
「すでに行列だ……と?」
午後一時くらいだからワンチャンと思ったのですが、大きな駐車場もほぼ満車、何人かの行列が出来ています。
だが、しかし!
通常であれば並ぶのメンドーなので撤収するのですが、この日は時間が時間なんでここらでランチをキメておかないと、どの店も休憩時間に入る可能性……あると思います。
とは言え、そんなに回転が悪い感じでも無さそうなので、そんなに待つ事も無く入店出来ました。
ん~……この圧倒的な昭和感……キテるじゃない?
さて。
なんとなく何も調べずノリで入った『三幸苑』ですので、何を食べたら良いモノか?
『サンマーメン』660円
こんな感じで、どうでしょう?
困った時はメニューの一番右、券売機なら一番左上の法則に従った結果、この『三幸苑』オススメの『サンマーメン』と相成りました。
「サンマーメンとは?」みたいな神奈川県民は居ないと思うのですが、微妙に町田市民とかも混ざってそうなのでザックリと横浜のソウルフードについて3行で説明しますと、醤油ラーメン的な何かに野菜餡かけが乗ってる奴でして、秋刀魚は関係ありません!
つまり!
圧倒的な猫舌を誇る筆者にとっては宿敵であり、神奈川県民的には愛すべきラーメン……ちょっとした”ロミオとジュリエット”な関係。
と、言う訳で神奈川県、特に横浜ら辺ですと地元のラーメンって家系ラーメンよるは”サンマーメン”でして、歴史的にも”横浜=サンマーメン”で宜しいかと存じます。
さて。
気になる味の方ですがビジュアルを見ればほぼ予想出来るであろうし、神奈川県民で一度もサンマーメンを食べた事が無いとかヤベー奴なので論外として、一周回ってそんなに語るほどの味では無いかもですが、一応はそういう”お約束”の上で成り立っている当サイトですので、あえて言おう!
「ニンニク感が半端ねぇと!」
多分、この圧倒的なニンニク感が『三幸苑』のアイデンティティーかと思われ、「午後はお客さんと会うから餃子は止めておこうかな?」みたいな配慮で餃子スルーした営業マンを秒殺するレベルの”ニンニクヂカラ”で御座います。
麺は細麺、そこまでヤワ茹ででは無いのでイイ感じのサンマーメンがエンジョイ出来るんじゃなかろうか?
一言で言えば「パンチのある味!」ってなりますが、このニンニク感の上に成り立つ背徳のバランス……絶妙だと思います。
『餃子』360円
他のお客さんが食べてる餃子が美味しそうだったし、なんかほとんどの人が餃子も食べていたので、筆者も真似しておきました。
店に入るまでは餃子は食べないつもりでしたが、そこは臨機応変に対応するのが大人の選択!
結果、筆者の大勝利でして、この『三幸苑』の餃子は美味しいと思います。
大きさ的には普通ですが、7個で360円ってのも餃子マニア的には神案件でして、この旨さなら2皿くらいイケちゃうんじゃなかろうか?
メニューにはライスもあるので、”餃子2枚にライス大盛り”とか夢が膨らむと思います。
ご馳走さまでした!
『サンマーメン』総評
今までは「なんでこんなロケーションで並んでるんだろう?」と思っていたのですが、食べて納得の旨さでして、むしろ今までスルーしていた過去の自分を呪うレベルで御座います。
ま、すでに書いているのでアレですけれども、『サンマーメン』なのにニンニク感は強烈でして、ぶっちゃけコレを食べたら餃子を食べてもニンニク的には大差ないので、餃子とセットで食べるのが『三幸苑』流かなと。
今回、普通盛りで食べたのですが、野菜餡かけのボリュームもあるので、よほどで無ければ大盛り(770円)にする必要が無いかもですね。
ちなみに『三幸苑』は横浜に本店があるらしく、こちらは暖簾分けの店って事なので、いつか本店にも行ってみたいかな~と思いました。
と、言う訳でパッと見た『三幸苑』の外観は「ん?」って感じかもですが、この『サンマーメン』はオススメ出来るので、是非みなさんも食べに行ってみて下さい。
『三幸苑』大神ら辺
神奈川県平塚市大神1763
営業時間 11:30~19:30
定休日 土曜日