『洋食工房ジェンコ』@秋葉原
住所:東京都千代田区 神田和泉町1-12-1
営業時間 11:00~15:00 18:00~20:30
定休日:土日祝日
秋葉原で美味しい洋食を欲したなら!
秋葉原と言えば肉(ケバブ含む)、カレー、ラーメンなイメージですが、それだけではありません。ちゃんと洋食の美味しい店もちょいちょいあります。
そして!
もう、さんざん言ってんだから今更感はありますが、とりあえず芸風なのであえて言おう!
「昭和通り渡れっつってんだろが!!」
もはや秋葉原の中心部は、ほぼ大手企業のチェーン店が展開済みでして、今でも僅かに個人の優良店は残っていますが、ほぼ観光客を鴨にするだけの店が多いので、せっかく秋葉原に行ったのであれば、とりあえず”昭和通り”を渡って下さい。
さらに!
美味しい店を見付ける法則ですが、基本的に優良店は観光客狙いではなく地域密着型ですので、何気に周辺の会社が休みの時は店も休みで御座います。
つまり、”土日祝日は定休日”みたいな店は、美味しい可能性が高いので、頑張って平日にワンチャン作って下さい。
ちなみに『洋食工房ジェンコ』はランチタイムに”お弁当”も販売しているので、近隣に勤めるラッキーな方達は利用してみたらいいじゃない。
『ハンバーグ&鳥のから揚げ』(880円)
『洋食工房ジェンコ』のランチは、”ハンバーグ、メンチカツ、チキンカツ”を軸に、他のフライ料理を組み合わせる、セットメニューがお得で御座います。
と、言う訳で洋食屋さんと言えばハンバーグ、そして筆者の大好きな鶏の唐揚げを組み合わせてみました。
ハンバーグはしっかり練られたタイプでして、タマネギの甘さが牛肉の美味しさを引き立てています。
流石に牛肉100%ではないと思われますが、恐らく合い挽きにする豚肉も脂身が少ない部分をチョイスしていると思われ、しっかりした肉の旨さが感じられます。
良くハンバーグで「肉汁ガー、肉汁ガー」と騒ぐ人が居ますが、ぶっちゃけ肉汁と称する液体の大半は、ただの脂ですのでハンバーグを語る時に肉汁を連呼する人は、いまいち肉料理が分かってらっしゃらないと思います。
逆に、美味しいハンバーグと言うのは肉汁感よりも、しっかりした肉の旨さが感じられるハンバーグの事でして、過剰な肉汁感と言うか脂はよろしくありません。
例えば合い挽き肉のハンバーグの場合、安い豚挽肉は脂が多いので、豚挽肉の割合を高めてパン粉を入れておけば肉汁と称される液体はドバドバですので、そういう観点でハンバーグを評価するのは止めましょう。
と、言う訳で挽肉なのに肉の旨味(特に赤身の部分は牛肉の旨味が強い)、そういう牛肉が持つ本来の美味さが感じられる『洋食工房ジェンコ』のハンバーグは、筆者的に好評価で御座います。
無論、揚げ物が得意な『洋食工房ジェンコ』ですので、鶏の唐揚げも美味しく、何気にボリュームのあるランチに満足した筆者です。