『Arno’s Thonglor』タイのバンコクで一番美味しいステーキを食べた日

タイ(バンコク、その他)
タイ(バンコク、その他)焼肉&ハンバーグ
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タイでステーキを食べたい!

いや、日本に居る時もそれはそれはステーキを夢見て暮らしているのですが、あえて言おう!

「そこは財布ヂカラの問題であると!」

ってか、まあ日本だったら自分の家にナイスな極厚鉄板もあるので、肉だけ買って来て自分で焼いても良いかな~って思えるし、いかんせん筆者の収入ではステーキハウスなるモノは敷居が高いで御座る。

だが、しかし!

そこは意外にもタイならワンチャンある感じでして、今回は前から気になっていた『Arno’s』に『麺屋 歩夢』&『ピコピコポン』のドリームチームで訪れてみた次第。

いや、筆者のホテルがあるナナ駅ら辺とかですと、まあ『エルガウチョ』がイイ感じなのですが、値段の方もイイ感じなので、イイ感じにスルーしていたんですよね~

だが、しかし!

そこは鬼の執念で「いかに美味しい肉を安く食べるか?」に全エネルギーを注いで調べまくった結果、この『Arno’s』と言う答えに辿り着きました。

まあ、ここら辺のメニューを見て頂けると、この『Arno’s』(トンロー店)がどんだけ安いか分かるかなと。

と、言うかですね。

あまりステーキと言うか肉に興味が無い人にとっては、ここら辺の値段とかを見ても何も感じないかもですが、あえて言おう!

「日本の半額以下の値段であると!」

ちなみに10000円を両替すると、今だと2830バーツくらいになる感じ。

まあ、タイバーツを3.4倍したら、大体は日本円換算になるのかな?

さらに!

こちらの『Arno’s』は”ドライエイイジング”した熟成肉のステーキハウスでして、そこら辺も考えると日本に比べたら3割、4割の値段で食べれるぞと。

ちなみにドライエイジングってのは、ちょいと低めの温度でゴロゴロ寝かせた肉でして、その分だけトリミング(捨てる肉)が増えるので、歩留まりとかも悪いから、熟成させていない肉に比べるとメチャ高いんですよね~

(当然、熟成期間が長いほど高い)

日本だと熟成肉と表示してあっても、まあドライエイジングって表記が無ければ、大抵は冷蔵室でのウェットエイジングでして、なかなかドライエイジングのは食べれないんですよ。

(値段が高くなり過ぎるので)

さらにドライエイジングはパックしないで熟成させるのも肝なんですよ。

ウェットエイジングはパックして寝かせるので、その分だけ歩留まりも良いんですけど、水分を飛ばしながら熟成させるドライエイジングに味は劣るぞと。

と、言う部分までちゃんと見えて来る人ならば、この『Arno’s』がメチャメチャ安いって事を理解出来ると思います。

肉は自分で選ぶ模様!

筆者も普通にメニュー表を見て、グラム単位で注文するのかと思ったら、なんか今はショーケースの中にある、カット済みの肉をチョイスするシステムみたいですね~

え~……せっかく念願の1000gとか食べようと思ってたのに、カット済みじゃ無理じゃない……

だが、しかし!

そこはステーキハウス、しかもわりとファランと言うか欧米向けでもある『Arno’s』ですので、かなりゴッツいサイズでカットされてました……

こ、これはこれで良いんだけれども、小食の人には選択肢が少なすぎるな……

いや、最低のグラム数は200gって感じですが、そこら辺のグラム数だと選べる部位が少ないかな~って。

まあ、あっしは1ポンド以上しか狙ってないので、色々な部位からチョイス出来るんで問題ないけども。

肉を選ぶと、こんな感じで見せてくれます。

まあ、同じ部位でもグラム数が微妙に違ったり、脂のサシ加減が違ったりするので、何枚か出して貰って吟味した方が良いかなと。

(そこは英語力次第ですが!)

こんな風に”熟成日数、部位、グラム単価、肉の重さ、トータルの値段”が書いてあるので、お会計の時に爆死する事はないでしょう。

ちなみに筆者は憧れの”T-Bone”をチョイス!

コスパを重視したいので、あえて熟成期間は短めにして、その分だけボリュームがあるヤツを選びました。

コチラは歩夢君のチョイス。

「あ、この人は絶対に値段を見ないで、肉質とボリュームだけで選んでるな……」ってのが分かりますねw

でもプロモーション価格で、実は”お得”になってるかもです。

コチラも歩夢君のチョイス。

2枚合わせて800gチョイ……食べるね~

どちらも長期熟成、お値段の方も筆者のとは格が違う感じですが、逆にこんな肉を日本で喰ったらスゲー事になるので、むしろ今食べるのが正解!

『Arno’s』はソースを選ぶべし!

肉はそれぞれ焼き加減を指定するのですが、まあレアかミディアムレアがベターですかね?

そして!

この『Arno’s』は各種ソース(一部を除いてほぼ40バーツ)を選ぶのが肝で御座います。

まあ、ここら辺は完全に好みですが、やはりマッシュルームソースが人気かな?

『LEO』140バーツ

タイに来てこの『LEO』を飲んだ事がないってのは、まだまだタイ旅行初心者の域を脱していない可能性……あると思います。

ってか、多分にローカルのタイ人にも人気の『LEO』でして、地元民にはかなり飲まれている印象。

『マッシュポテト』110バーツ

サイドのポテト、日本と同じサイズ感だと思ったら欧米だったパターン。

味の方は良好でして、バターと生クリームもイイ感じで御座います。

マジ美味しいヤツ!

『45Day Spider 200g』240バーツ

わりと小食な人は、こんくらいしか選べないかもですな。

とは言え、赤身肉の美味しさをエンジョイするにはナイスですし、脂身がないので超ヘルシー!

ちなみに”お母さん”のは写真を撮り忘れましたが、『120Day Rib Eye 305g』(1799.5バーツ)で御座います。

『75Day Tomahawk 870g』1392バーツ

『ピコピコポン』店主のチョイスはワイルドなトマホークステーキ!

870グラムってw

とは言え、このサイズを日本で食べたら余裕で万は超えるので、この値段なら行っとくでしょ!

『75Day Sirloin 360g』680バーツ

のり君チョイスはサーロイン!

やっぱステーキの王様はサーロインかな~って。

75日熟成なので値段も一回りコンパクト、なかなかコスパに優れた選択ですな!

『130Day New York 405g』1701バーツ

プロモーションがかかってこの価格……130日熟成は伊達じゃない!

ニューヨークステーキってわりと初耳ですが、Tボーンの片側なのかな?

(骨の形状からして)

すると骨付きサーロイン?

骨が付いている分だけ、焼いた時に縮みにくいので究極のサーロインって事じゃね?

『120Day Sirloin 410g』2132バーツ

歩夢君、結果としてまさかのサーロイン2枚喰いw

いや、でも800gとか好きなグラムで指定出来ないので、逆に400gを2枚とかの方が味が違って楽しめる説はありますね!

コレも絶対に旨い奴だが、値段も(略

『75Day T-Bone 745g』1117バーツ

と、言う訳で筆者のチョイスは憧れの”Tボーンステーキ”で御座います。

なんでTボーンなのかっちゅうたら、骨の断面がT型だからって理由でして、それだけ聞くとなんて事ないステーキと思われるので、あえて言おう!

「サーロインとヒレが両方愉しめる部位であると!」

サーロインも食べたい、ヒレも食べたいって欲張りさんにはマストな部位でして、ゆえにステーキマニアの中では上位機種として崇められている存在なのですよ!

ってか、筆者も希に『焼肉はせ川』でサーロインとかヒレは食べるので、そこら辺の肉は筆者の口にも届くのですが、ぶっちゃけTボーンステーキは日本じゃ食べれてない可能性。

ん~……まさに”アメージング・タイランド”としか言いようがないミラクルですな!

そして!

お値段1117バーツ……745gのTボーンステーキが3500円、サービス料4%とVat7%(税金)を入れても4000円で食べれるとか、マジに奇跡ですからね!

気になる味の方ですが……美味しいじゃない?

当たり前ですが、ここ数年の中で一番美味しいステーキだった事を報告しておきましょう。

嘘です。

多分、人生の中で一番美味しいステーキだった説が濃厚でして、そもそもTボーンのこのサイズなんか食べた事ないわって話で御座います。

ちなみに筆者が選んだソースはマッシュルームソース、これもオツな味なんですよね~

わりと普段は塩&胡椒で食べる派ですが、この『Arno’s』は塩胡椒が薄いんで、そこは卓上の無課金アイテムで補正すべきなのですが、思った以上にマッシュルームソースが美味しかったので、テーブルのアイテムは使わずに終わりました。

ここら辺の肉もキッチリ食べるじゃない?

さらに!

他の人の肉をちょいと味見出来たりして?

脂身が苦手な人の脂身を貰ったりして?

結構、イイ感じに色々食べれたので、やっぱソロよりもチーム戦が強いと確信した次第です。

と、言うかテーブルの上は肉だらけでして、これは流石に盛り上がりますよね~

ご馳走様でした!

『Arno’s』総評

まあ、タイに行ってタイ料理を食べないってのもって話ですが、わりとタイ料理も馴れないうちは賛否が分かられる料理ですので、いっそ日本じゃ高くて食べれない高級ステーキをリーズナブルに食べるのも、ひとつの正解かと存じます。

ってか、マジにこの『Arno’s』はオススメでして、筆者も次回からは必ずこの『Arno’s』のステーキは必ず食べる事にしようかなと。

しいて言うなら200gとかだと選べる部位が少ないのは残念ですが、そこら辺は仲間とシェアしてどうにかこうにか解決出来ると思います。

と、言う訳でバンコクに済んでいる人にもオススメな、トンローの『Arno’s』ですので、是非みなさんも食べに行ってみて下さい。

『Arno’s』Thonglor

251/2 ถนนทองหล่อ Khlong Tan Nuea, Watthana, Krung Thep Maha Nakhon 10110

営業時間 11:00~22:00

定休日 無休?

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