『最強ラーメンFes,』第六陣は裏メニュー重視!
と、言う訳で町田のシバヒロで開催中の『最強ラーメンFes,』ですが、ぶっちゃけどの週も鬼の布陣なのですが、この第六陣はヤヴァイですね。
特に第六陣は裏メニューがかなりイケているので、一極集中で裏メニューまで攻略して欲しいと思う次第です。
あと、山形と言うと蕎麦なイメージですが、実は手打ちラーメンも多かったりして、何気にラーメン文化のしっかり根付いた地域ですので、この機会に山形勢のラーメンを食べてみる事をオススメしたい筆者で御座います。
『新旬屋 麺』
まずはレギュラーメニューの『山形さくらんぼ鶏 金のつけ鶏塩中華』と言う事で、つけ麺スタイルとなっています。
昨今の主流である濃厚豚骨魚介またお前か系と違い、鶏ベースの清湯スープとなりまして、気になる存在で御座います。
と、言うとスープの濃度が気になっちゃう感じでしょうか?
安心して下さい。しっかりと鶏の旨味が出て鶏脂も結構入るので、清湯系の澄んだスープではありますが、味の方はかなり濃い目になっています。
そして麺は山形県で愛される平打ちの麺を、超多加水にチューンしたスペシャルな麺でして、やや縮れの加わった麺はスープの運びも良好で御座います。
清湯系のスープに超多加水麺って事で、スープの染み具合などが気になる予感ですが、そこら辺は心配無用でした。
そんな感じで文章だけ読むとライトな感じですが、スープがしっかりしているので、食べてみるとしっかりした重量感のある”つけ麺”に仕上がっています。
チャーシューの他に山形さくらんぼ鶏も入っているので肉感も高く、鶏のキンカンもあるので具材不足になる事はないと思います。
『肉中華』(裏メニュー)
今回、山形勢の活躍が目に付く第六陣ですが、その中でもインパクトがある一杯はコチラの『肉中華』ではないでしょうか?
ビジュアル的にはシンプルな塩ラーメンにしか見えませんが、どっしりした鶏清湯と塩ダレ、ストレートの細麺を合わせた一杯は、この第六陣でもかなりキテる予感で御座います。
今回の『最強ラーメンFes,』は多くの店が丸鶏を贅沢に使った、鶏清湯のスープを提供して来ましたが、あえて言おう!
「新旬屋麺が鶏を一番上手く使った可能性!!」
ここら辺、店主の半田新也氏の技術から来るモノなのか、山形さくらんぼ鶏の素材から来るモノなのかは謎ですが、恐らく両方だと思います。どちらが欠けてもこの味は出ないでしょうか?
つけ麺で食べるよりも、このラーメンスタイルの『肉中華』の方が『新旬屋 麺』のスープが分かりやすいのでオススメで御座います。
合わせる麺も良いですねぇ……。おそらく小麦粉の銘柄にもコダワッタと思われます。
あ、あとグラフィック的にはどこら辺が『肉中華』なのか分かりにくいのですが、箸で持ち上げるとこんな感じす。
スープ、麺、チャーシューの三点をしっかり押さえたラーメンでして、文句無しに最高の一杯でした。