圧倒的に家系ラーメン!
まあ、圧倒的言いたいだけなパターンですが、横浜言うたら”崎陽軒のシウマイ”もしくはサンマーメンって感じなものの、今となってはサンマーメンよりも家系ラーメンの方が認知されている予感で御座います。
そして!
世の中にはわりと”家系ラーメン”の事を、横浜家系ラーメンって言う人が居るのですが、あえて言おう!
「それは家系ラーメンに失礼であると!」
家系ラーメンと言えば横浜、川崎家系ラーメンなどの亜種は世に存在しないので、あえて横浜を被せる必要は1㎜も無い訳でして、そこら辺を無視して「横浜って入れた方が客入るんじゃね?」みたいな看板は如何なモノかと存じます。
と、言う訳でそれなり家系ラーメンに熱い男(猫舌)である筆者が、横浜ら辺を攻めると言う事は、コレすなわち家系ラーメンも開拓すると言う事でして、なんだかんだと今更感はありますが『環2家』に行ってみた次第。
ま、この『環2家』周辺はラーメン屋さんも多いので、行こう行こうと思って3年経った感じで御座いまするが、最終的には行ったんだから問題ない!
ちなみに『環2家』は食券を買ってから並ぶスタイルでして、外にコの字に置いてあるベンチに並んで待つスタイルで御座います。
まあ、今はまだまだ外食を自粛している人も少なく無いんで、筆者が行った時もそこまで並んでいる感じでは無かったかもですが、「ラーメン屋における並び方」とか地味に大事な情報なんで、一応は書いておこうかなと。
店内、カウンター席のみの硬派な造りでして、ここら辺も家系ラーメンかなと。
卓上調味料はこんな感じ。
あと大事な事なので布教しておきますが、食券はカウンターの一段高くなってる部分に置きましょう!
ここら辺も地味に大事な情報で御座います。
券売機の方はこんな感じ。
まあ、お値段的には安くはないものの、普通っちゃ普通かな?
トッピングの方もチョイチョイ種類がある感じ?
さらに現金トッピングも多数あるので、かなりカスタマイズする事が可能かと思われますね。
『ラーメン』750円
こんな感じで、どうでしょう?
ん~……まさに家系ラーメンのド真ん中って感じのビジュアルでして、スープの方も良い色してますね~
いわゆる資本系と呼ばれる工場スープの生っ白いスープとは違い、しっかりと炊き込まれた色が出ています。
ちなみに今回も「普通で!」みたいな感じで、お店が出すラーメンそのままでして、特に好みの指定はしておりません。
ま、ここら辺は好みですんで人それぞれですが、初見の店で「麺カタめで!」とか決め打ちするのは如何なモノかと存じます。
まずは店の基本の味を知った上で、各種好みにチューニングするのは良いとして、最初から決め打ちするのは、ある意味でその店の味と言うかポリシーを否定する様なもんですからね~
そのラーメンに関しては世界一詳しいであろう店主が、デフォルトとして最適なラーメンとしてチューンした味を、まだ食べた事もない人間がそのスタイルを崩すとか、それはちょっと微妙かなと。
と、言う訳で筆者は「デフォルトが一番美味い信者」でして、基本的にはどの店でも麺も味もそのままエンジョイする感じ。
ま、そもそもレビューしてナンボですんで、自分好みにラーメンをイジって「イマイチ美味しくなかったです」とか人としてどうかと思うんで、まずはノーマルを食べてからって話じゃない?
って感じで、『環2家』のラーメンですが、あえて言おう!
「流石に味はブッ濃い目であると!」
まあ、それが家系ラーメンだぞって話ですが、やはりこの『環2家』はどちらかと言うと家系ラーメンの中でもハードラインかなと思った次第。
麺はやはり家系ラーメンの王道である”酒井製麺”ですかね?
ですんで、ここら辺も間違い無い美味しさでして、まさに家系ラーメンらしい麺で御座います。
ご馳走さまでした!
『ラーメン』総評
と、言う訳でわざわざ遠征する価値のあった『環2家』でして、家系ラーメンの中でも人気があるのも納得の味で御座います。
もっとも、デフォでもそれなりショッパイ感じ、かつ鶏油の方もドカーンって感じですんで、ヘヴィーなラーメンが苦手な人には、ラーショくらいが丁度良いかな?
ま、そもそもの家系ラーメンってこんな感じですんで、この味が気に入らなければ家系ラーメン以外を食べた方が手っ取り早い説はありますね!
そんな感じの『環2家』ですんで、家系ラーメン好きなら食べておくべき一杯でして、まだ食べてない人はどこぞのタイミングで食べに行ってみて下さい。
家系ラーメン『環2家』
神奈川県横浜市港南区下永谷3-3-21
営業時間 11:00~22:00
定休日 第3月曜日