圧倒的に乳酸菌!
え~、コンビニで買い物をしていたら、なんかメチャメチャな数字が書いてあるカップラーメンを発見した次第。
『乳酸菌が40,000,000,000個入った キムチラーメン』ですと?
「正直、数える気がしねぇ!」
なるほどね~
あえて漢字で”400億個”と書かないで、数字によるアイキャッチを利用するとか考えたもんですね~
って事で、一応は買ってみた次第。
まあね。
ぶっちゃけ「レモン100個分のビタミンC!」みたいなのと同じで、言うほど大した事はないんだろうと思っていたのですが、あえて言おう!
「ヨーグルト100個分の乳酸菌ですと?」
マジか~
筆者、こう見えて”自家製ヨーグルトマイスター”でして、1年365日必ず冷蔵庫に自家製ヨーグルトを備えている人なのですが、ヨーグルト4000g分もの乳酸菌が入っているとなると、リスペクトせざるを得ない感じで御座います。
え?
だったらヨーグルトを家で作るよりも、コレ食べた方が健康にも良いし安いって事なの?
って事で、中身の方はこんな感じ。
ま、一応は恒例行事ですんで、公式サイトのPRを引用してみますかね~
新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染が心配され、健康意識が高まる冬に、免疫力を高めるイメージのある乳酸菌を配合したカップめんを提案します。
今回の新商品は、ラーメンとしてのおいしさにこだわりながら、400億個の乳酸菌を配合したカップめんです。乳酸菌400億個は、個食タイプのヨーグルト約40個分※2の乳酸菌に相当します。
「明星 乳酸菌が40,000,000,000個入った キムチラーメン」は、ポークとチキンの旨みにキムチの風味が広がるしょうゆスープと、シャキシャキ食感のキムチがやみつきの一杯です。「(同) にんにくみそラーメン」は、にんにくが効いた濃厚でコクのある合わせみそスープに、ガーリックスライスでパンチを出しました。
※2 : 乳等省令の発酵乳成分規格基準に基づき、ヨーグルト1個分 (100ml当たり) 乳酸菌10億個含有として算出
との事です。
って事で、熱湯をブチ込んで5分待ちますかね~
いざ実食!
って事で、5分後はこんな感じで御座います。
ん~……白菜とモヤシっぽいのも蘇生されましたが、ちょっと小さいかな?
粉スープをブッ込んでみるじゃない?
ん?
そう言えばこの『乳酸菌が40,000,000,000個入った キムチラーメン』って、何処に乳酸菌が仕込まれているんですかね?
てっきり”キムチ”っぽい部分にあるのかな~と思っていたのですが、同じ感じの商品で『乳酸菌が40,000,000,000個入った にんにくみそラーメン』ってのも販売されているので……もしかして粉スープの中ですかね?
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「普通にキムチラーメンであると!」
うん。
知ってた。
よしんば乳酸菌が400億個入ってたとしても、味に変化が無い事くらいは。
って事で、まあ普通に普通のキムチ味的なカップラーメンって事でFAですかね?
ご馳走さまでした!
『乳酸菌が4(略 キムチラーメン』総評
って事で『乳酸菌が40,000,000,000個入った キムチラーメン』を食べてみたのですが、予想通りに普通にキムチラーメンかなと。
ま、そもそも筆者はキムチ味って好きじゃないので、キムチチャーハンも『自由軒』でしか食べないし、多分にキムチラーメンって記事化してないんじゃないですかね?
ん~……どうやら「スープに400億個のリフレクト乳酸菌(T-21株)を配合(仕込み時)」って事なんで、粉末スープの中にあるのかな~って思うのですが、あえて言おう!
「食べる頃には完全に死滅してる気がすると!」
そもそもヨーグルトは乳酸菌の種類にもよりますが、35度~40度くらいで培養すると言うか作るのですが、やはり50度を超えると乳酸菌も死んでしまうので、多分にカップラーメンのスープに溶かして混ぜたなら、元から粉末状態になってる乳酸菌(すでに死んでいる?)が活性化する事はないと予想。
まあね。
ヨーグルトも料理で加熱して使う事もありますし、乳酸菌が死んじゃっててもそれなり栄養価はあると思うのですが、いわゆる乳酸菌の持っている”免疫力を高める効果”ってのは、多分にこの商品では期待出来ないぞと。
もしも本当に健康を欲するならば、この商品に関してはスープを40度くらいまで冷ました状態で粉末スープを入れ、その40度をキープして数時間ほどかけて乳酸菌を起こしてやる必要があるんじゃないのか説が浮上……
って事で、やっぱり自家製ヨーグルトが最強だと言う結論に至りましたが、まあ「コレを食べたら健康になる!」と思って食べると、マジに人間ってちょっとは健康になるらしいんで、健康を欲する人は食べてみたら良いと思います。