『田中そば店』@秋葉原
東京都千代田区 外神田3-8-3 第1針谷ビル1F
営業時間 11:00~21:00
定休日 年中無休
秋葉原の塩ラーメンと言えば『田中そば店』じゃね?
昨今、秋葉原に飲食店が大量に押し寄せた結果、かなりのグルメ激戦区となった感のある秋葉原でして、それに伴いラーメンの方もグッとレベルが上がった感じでしょうか?
そんな秋葉原のラーメンのレベルを底上げしたと言っても過言ではないのが、この『田中そば店』で御座います。
嘘です。
そこまでの影響力はないのですが、秋葉原に出来た新しいラーメン屋さんの中では、かなり人気のある実力店……ってくらいの評価でしょうか?
『中華そば』750円
そしてコチラが『田中そば店』のベーシックスタンダードとなる、『中華そば』で御座います。
その名の通り、昔懐かしい”中華そば”をフィーチャーした一杯ですが、さりげなく『田中そば店』流にブラッシュアップした塩ラーメン的な何かでして、今までの秋葉原にあったラーメンのイメージ、「ガッツリ&ザックリ」を根底から覆す衝撃を、秋葉原のラーメンフリークに与えました。
スープのベースは何気に豚骨でして、清湯系のスープにしては珍しいチョイス……とも言えるでしょうか?
とは言え、豚骨のしっかりした出汁が出ていて、見た目以上の骨太感ある、しっかりしたスープになっています。
塩ダレもしっかりしていて、塩辛いとはならない程度の存在感をアピールしています。
ラーメンとしては、かなり素材を厳選して削ぎ落とした感じでして、いわゆる”意識高い系の一杯”に通じるコダワリを感じますね。
通常、塩ラーメンであれば細麺を合わせて来るのがセオリーですが、この『田中そば店』は平打ちの中太麺を使っています。
ここら辺、『田中そば店』の公式サイトを見ると「塩味の喜多方ラーメンを狙ったった」となっているので、喜多方ラーメンを彷彿させる麺なのも当然でしょうか?
全体的にシンプルながらも、非常にキレのある『中華そば』だと思います。
『冷やかけ中華そば』850円
そして!
コンクリートジャングルな秋葉原の夏はクソ暑いので、季節限定で提供されるであろう『冷やかけ中華そば』など如何でしょうか?
まず、写真を見て誰もが感じる事なので、それをあえて言う事の必要生に関して小一時間は悩む案件ですが、あえて言おう!
「ビジュアル、さして違いは無いと!」
写真で見ただけだと、温かいのか冷たいのかも伝わらないので、ちょっとインパクトが弱い可能性は否めません。
しかし!
細部を見れば分かると思うのですが、冷やしラーメンなので恐らくスープのベースは同じとしても、丼に入れる油を変えている可能性はあるでしょうか?
動物系のラードとか鶏油だと固まっちゃいますからね!
ちなみに、他の部分に関しては大きな変化はないかもです。
特筆すべきは麺の美味しさでしょうか?
冷やす事でより麺が締まり、逆に麺としては熱いスープで食べるよりも、より美味しく感じられる可能性……あると思います。
ご馳走様でした!
『田中そば店』秋葉原店 総評
と、言う訳で秋葉原で塩ラーメンを欲した時には、この『田中そば店』が有効な選択肢になるので、覚えておくと良いと思います。
カウンターオンリーの店ですが店内も広く、綺麗な感じなので女子層にもオススメ出来る店でしょうか?
是非、みなさんも秋葉原で『田中そば店』の美味しいラーメンを食べてみて下さい。