伝説のデカ盛り炒飯『新三陽』
相模原にはさしてデカ盛りジャンルがないと思われがちですが、実は昔から『新三陽』の”チャーハン大盛り”はヤヴァイと言われています。
ちなみに『新三陽』は1951年、すなわち昭和26年創業との事でして、相模原でも老舗と呼べる歴史があります。
そんな感じですので昔から食べ盛りの学生達を満足させる為に、盛りっぷりに特化した結果、相模原を代表するデカ盛り炒飯として認知されて来ました。
『チャーハン大盛り』900円
普通サイズのチャーハンなら500円ですが、大盛りですと900円……まあ、ベースの500円が安いとは言え、ほぼ倍額は一瞬躊躇う予感で御座います。
むしろ、普通に500円定食が”お得”らしいので、そっちを食べたい筆者です。
とは言え、サイトとして(ネタとして)人々の期待するのは『チャーハン大盛り』だと思うので、ここはプロのJOBとして任務を遂行するべきでしょうか?
結果、こんな感じの『チャーハン大盛り』です。
スプーンが大きいので小さく見えますが、コップの大きさを見ればボリュームが掴めますかね?
まあ、値段はほぼ倍ですが、量も倍になってそうなので良しとすべきでしょうか?
『新三陽』のチャーハンは普通で2合、大盛りだと4合らしいので、写真のボリューム感からすると、公称通りの米4合(約1400グラム)あるかないかって感じです。
それなりデカ盛りを食べ歩く筆者の肉眼で確認した感じ、少なくとも上ブレは無さそうですね。
チャーハンの具材となるのはチャーシューと卵……のみ?
スタンダードな”ネギ系”(玉葱でも可)が見当たりませんが、まあチャーハンには違いないのでキニナシナイ!
気になる味の方ですが、その色合い通りに醤油がちょいと利いていて、それなりにオイリーな仕上がりで御座います。
美味しいかと聞かれたら普通としか応えられませんが、中華料理におけるチャーハン自体の扱いは「白飯の替わり」みたいな立ち位置でして、こんなもんと言えばこんなもんです。
と、言う訳で具が少ないゆえに単調な味が続き、わりとマッハで飽きると思うのですが、添えられたザーサイが超塩っぱいので、コイツで味変しながら中盤以降を戦えば、勝利するのは難しくありません。
ご馳走様でした!
『新三陽』総評
相模原のデカ盛りメニューとしてはレジェンドだったのですが、ワールドワイドな視点で見るとデカ盛りとしても普通、味の方も普通、ゆえにお値段も普通でして、あまり県外に向けてプッシュするのは難しいかもですね。
とは言え、恐らく今でも残るデカ盛りメニューとしては、相模原でも一番古いと思われるので、デカ盛り好きなら一度は食べてみるべきでしょうか?
あとデカ盛りよりも普通にサービス定食の方が人気がある事実……報告すべきでしょうか?
と、言う訳で相模原のレジェンド店ですので、是非みなさんも『新三陽』に訪れてみて下さい。
『新三陽』@相模大野【閉店】
神奈川県相模原市南区相模大野6-9-29
営業時間 11:30~14:00 17:30~19:00
定休日 不定休
『新三陽』Googleマップで表示