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Food News

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岡山『浅月本店』のラーメン”勝ツそば”を食べたり食べなかったりした夏

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『浅月本店』@岡山

岡山県岡山市北区奉還町2-5-25

営業時間 10:30~20:30

定休日 木曜日

『浅月本店』Googleマップで表示

それとなく岡山県に行ってみた!

取材で岡山県に行く用事が出来た訳ですが、取材そのものは1日で終わるんだけど、行きも帰りも高速バスでの長旅となる筆者で御座います。

「いつになったら新幹線に乗れるのか?」

基本、フリーライターだと交通費コミコミの案件が多く、新幹線に乗ったら赤字になるとかザラなのでメジャーになるまで高速バスで修行するしかありません。

と、言うか今後もライターって職業は単価が下がる一方だと思うので、やはり自分のサイトを充実させて、こっちで切り盛り出来る環境を構築する必要があると思われます。

って感じですので今回は高速バスに乗るまでの時間、徹底的に岡山のラーメンを攻略してみた次第で御座います。

ぶっちゃけ昼と夜の2回しかチャンスは無く数軒しか回れないので、ここはベタベタな老舗から攻略するしかありません。

と、なると創業は昭和23年、岡山ラーメンの老舗として名を馳せる『浅月本店』とか、どうでしょう?

『勝ツそば』(880円)

通常であればベーシックラインから攻める筆者ですが、どう考えても岡山駅に再上陸する将来が見えないので、ここは看板メニューから食べるのが正解!

とうでしょう?

とりあえず岡山ラーメンのなんたるかすら知らない筆者ですが、多分コレが岡山ラーメンの王道かなと思った次第です。

ちなみに筆者、当初は”ラーメン&豚カツ”と言う組み合わせには否定的でしたが、何気にこの組み合わせのラーメンを提供する店は意外とあったりして、それなりに需要がある事は認めざるを得ません。

しかも、この『浅月本店』の豚カツは肉も厚さがあり、普通に豚カツとしても美味しい予感で御座います。

むしろ、豚カツのボリュームがそこそこあるので、ある意味チャーシューよりも幸せになれる要素を含んでいるかもですね!

ちなみに店内の張り紙によると、昭和23年当時の岡山周辺のラーメンは鶏ガラベースの澄んだスープ(清湯系)が主流だったそうで、豚骨を合わせて白濁するまで強火で炊いたスープは無かったそうです。

って生い立ちを考えると『浅月本店』のスープはド豚骨かと思いきや、さりげなく節系の風味も入っていて、単純な醤油豚骨とは言えない感じでしょうか?

一応、ネットにある情報ですと”豚骨、豚皮、削り節、昆布、林檎、玉葱、ニンニク”だそうでして、確かにスープの丸さからして玉葱は感じていたのですが、林檎(アッポゥー)ってのは意外です。

と、言う事で豚骨ベースながらも各種材料が入っていて、かつ醤油感が高い感じのスープでして、なかなか美味しいと思った次第です。

麺の方は中細麺、あとちょい細ければ博多ラーメンを意識し始める細さですので、ここら辺も横浜発祥の”家系ラーメン”とは全然別物で御座います。

ちなみに使う脂も家系は鶏油、『浅月本店』はラードとも書いておきましょう。

ご馳走様でした!

『浅月本店』 総評

歴史ある店なので「昔ながらのラーメン」とか書く事になるかと思いきや、岡山ラーメンとしてのアイデンティティーを保ちつつ、さりげなく時代に合わせて魚介風味をプラスするなど、伝統を守りつつも進化している『浅月本店』かなと思いました。

確かにド豚骨よりは魚介系、節系の香りを加えた方が万人ウケするので、この進化は有りかなと。

勿論、伝統の味を守る事も大事ですが、早々に何十年も前の味が様々なラーメンが溢れる21世紀に通用するとは限らないので、この手のアレンジは仕方ないと思うんですよね。

味を守って閑古鳥よりは、時代に合わせて味を変えるってのは飲食店としては普通ですので、『浅月本店』の英断には敬意を表したいと思います。

そんな感じで岡山駅周辺には”岡山ラーメン”的な店が何軒かあるので、是非みなさんも美味しいラーメンを食べ歩いてみて下さい。