”ベルサイユのばら”ですよ!
と、言う訳で地味に衝動買いしてた『ベルサイユのばらカレー』でして、そろそろ食べてみようかな~って。
いや、どうせだったら”フランス革命”のシーズンに、記事化した方がソレっぽいですし?

まあ、しかし。
こういう”昭和世代ホイホイ”みたいなのを、しれっとコンビニに並べられると、孔明の罠と知りつつも買ってしまう(略
『愛と情熱の本格派チキンカレー』734円
って事で、どうでしょうかね~
まず、レトルトカレーにしては破格の値段ですけれども、まあブルジョア価格と言うか、ベルサイユ宮殿価格と思えば……こんな値段かな?
言うても、この値段でしたら超有名店が監修した、ハイソなレトルトカレーも買えちゃう値段感ですんで、やはり”ベルサイユのばら”に思い出がない人には、1mmも購入する意味はないと思いますね~
だが、しかし!
逆に言えば”ベルサイユのばら”世代でしたら、お布施と思って買わなきゃですんで、そういう層をターゲットにしたレトルトカレーなのかなと。
ちなみに『ベルサイユのばらカレー』は3種類のテイストがありまして、『豊かな香味 フレンチビスク風シーフードカレー』と『至高のバターチキンカレー』も734円で販売されております。
いざ実食!
整いました。
本当はフランスっぽい皿を使おうかな~どうしようかな~と1mmくらい考えたのですが、意外にもフランス製のはグラスくらいしか持ってないし、今はルクもメイド・イン・チャイナ(略
ま、レトルトカレーは毎回、このカレー専用のステンレス皿を使っているので大丈夫だ、問題ない。
ん~……とりあえずレトルトカレー的には、可もなく不可もなしっぽい雰囲気かもですが、あまりカレー感と言うか、スパイスの豊かな香りは無いと思います。
うん。
まあ、ソコは正直にレビューするのが信条ですんで、ここでは1回”ベルサイユのばら”は忘れないとでしょ~
むむ!
とりあえず本格派チキンカレーとはなっているけれども、さして鶏肉は見当たらないので、これは一体?
多分に挽き肉っぽいのが、鶏肉だとは思うけれども、値段のわりには(略
ん~……替わりに具材っぽいアイテムで、目立つモノがあるとすれば……ジャガイモ?
え?
こんなショボいジャガイモが、アイポイントになっちゃうって大丈夫です?
ん~……フランス的にはジャガイモも有りかもですが、なんとなくカレーにジャガイモが入ってると、貧乏臭いな~って思ってしまう俺がいる!
いや、別にカレーにジャガイモってのは、ソレはソレで美味しいとは思うけれども、なんとなく”オカンが作るカレー”のイメージになっちゃうので、あまり高級路線のカレーには、向いてないアイテムかな~って。
ま、ソコはあくまでも筆者のイメージと言うか、先入観でしかないので、カレーにジャガイモを入れるのは貧乏人とかって意味ではないぞと。
とは言え、仮にもおフランスのベルサイユ宮殿ってロケーションをイメージしたら、ジャガイモは(略
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「あまりカレーっぽくは無いと!」
どちらかと言うと、カレーよりも中途半端なシチュー(略
ご馳走様でした!
『愛と情熱の本格派チキンカレー』総評
と、言う訳でカレー好きとしては、微妙オブ微妙な『愛と情熱の本格派チキンカレー』で御座います。
あれこれダメ出しする前に、一応は公式サイトのPRを読んでおきます?
「ベルサイユのばら」5巻表紙のイラストを採用。⼈気が⼤爆発したころの作品で、誰もが憧れる「王妃マリーアントワネット」の華やかさや愛らしさと、剣を持ち華麗に舞う男装の麗⼈「オスカル」の凛々しさと可憐さが際⽴っています。「王妃様のお気に⼊り」というコンセプトで描かれたイラスト&デザインです。香り立つスパイス、鶏肉と玉ねぎの旨味があふれる本格派で、おうちで簡単に宮廷レストランの気分が味わえるレトルトタイプカレーです。
との事です。
うん。
まあ、お前が宮廷レストランの気分が味わえると言うのなら、そうなんだろう、お前にとってはなって話でして、PRの半分以上はイラストの解説ってのが、このレトルトカレーのコンセプトを表しているかな~って。
一応書いておきますと、まずカレーとしてのスパイシーさは皆無でして、そこは甘口って書いてあるので、100歩200歩300歩譲って許容するけれども、香りが全然なのはガッカリで御座います。
ま、もしも150円くらいのレトルトカレーでしたら、この程度のスパイス感でも許せるけれども、お値段(略

だが、しかし!
逆にスパイス以外の材料としては、謎に”リンゴピューレー、無調整豆乳、マンゴーピューレー、バナナピューレー”が入っているので、そこら辺で値段が高くなっちゃったのかなと。
と、言う訳でカレー的には微妙ですが、”ベルサイユのばら”的には必食だと思うので、もしも見かけたら買ってみて下さい。