牛骨のスペシャリスト『らーめんほうき屋』
昔々、ラーメンの主流は鶏ガラから豚骨へ、さらに牛骨が注目されて微妙に広がり始めた時期がありました。
んで、わりと牛骨を使ったスープのラーメン屋さんが出て来たなと思った頃に、ドカーンと”狂牛病騒動”が盛り上がり、世の焼肉屋さんは震え上がり、牛骨ラーメン屋さんは干上がりました。
ま、狂牛病については、最近「寄付金よこせ」が五月蠅い”Wikipedia”あたりで各々調べて頂くとして、今回は牛骨ラーメンに注目してみようと思います。
その前に!
店の外観、及び内装が”ブルーエンジェルスカラー”に統一されている事は、なんとなくアピールしておきたいと思います。
卓上調味料は、こんな感じ。
必要最低限は揃っていると思うので、後半に味変するのも一興でしょうか?
『昼セット牛スジカレー』150円
さもラーメンを食べると思わせて、まずは”牛スジカレー”を食べるパターンで御座います。
いや、この『らーめんほうき屋』は昼だとプラス150円、夜だとプラス250円で各種丼やカレーをアタッチメントする事が出来るので、ここは迷わず牛スジカレーを食べる感じでしょうか?
ちなみにカレーの方は業務用カレーのモッタリした感じが漂い、言うほど牛スジ肉は見当たりません。
ここら辺はランダム要素が入る感じですかね?
とは言え、カレーをのばす時に牛骨スープも加えているであろうと予想されるので、そのボリューム感とコスパを考えると必食かなと思います。
『しお』680円
こちらがメインの牛骨塩ラーメン的な『しお』になります。
他にも『醤油』(680円)とか、『つけ麺』(780円)はありますが、初見であれば『しお』を食べて欲しいですね!
センターの牛スジ的な何かが、牛に対するリスペクトを表していますね!
んで。
まず牛骨塩ラーメンを食べた事が無い人は、「豚骨と牛骨って味違うの?」くらいのテンションの人が居ると思うので、あえて言おう!
「牛テールスープをイメージして欲しいと!」
豚骨よりも”まろやか”な風味のスープに仕上がる牛骨でして、イメージ的には牛さんのテールスープを想像して頂けると、なんとなく雰囲気は伝わるでしょうか?
個人的には豚骨よりも牛骨の方が女子層にウケる予感で御座います。
ちなみに塩ダレはちょいと塩分高めな設定ですが、まろやかスープで薄塩味だと”もやっ”としたスープになっちゃうので、この方向で正解だと思います。
チャーシューは普通に豚さんですが、ここら辺はコスト的にも仕方ないし、ラーメン的になんら問題ないし、チャーシューとしては美味しい仕上がりですので、特にコメントはありません。
気になる麺の方ですが中細麺でして、特に尖った個性もありませんが、しっかりと牛骨スープを運んでくれるナイスな麺だと思います。
写真だとそうでもない様に見えますが、かなり濃厚な牛骨スープが絡んでいて、これは素直に美味しいって感想で御座います。
ご馳走様でした!
『らーめんほうき屋』総評
相模原市内でも牛骨を使ったラーメンは珍しいので、牛骨を試した事がない人は絶対に食べるべき『らーめんほうき屋』かなと思います。
また、相模大野駅からも比較的近く徒歩圏内ですが、何気に駐車場もあるのはポイント高いと思います。
是非、みなさんも『らーめんほうき屋』の美味しい牛骨ラーメンを食べてみて下さい。
『らーめんほうき屋』@相模大野
神奈川県相模原市南区相模大野5-34-9
営業時間 11:30~14:30 18:00~22:00
定休日 日曜祝日