怪しさ極まる謎の怪店!
それとなく『長城飯店』でランチして、隣のラーメン屋で食べて帰ろうかなと思っていたのですが、あえて言おう!
「やっぱりコッチも気になります?」
『台湾創作料理 公』……前回はデカ盛りを食べたので余力がなく、見て見ぬ振りをした”怪しい店”ですが、今このタイミングで入らなかったら永遠にインしない可能性……あると思います。
正直、筆者的には1㎜も気が進まない店構え&オーラですが、ネタとしては強烈なニオイを感じたので、仕方なく入ってみた次第です。
店内……120%のスナック感ある『公』ですが、その職歴を見ると本物な予感で御座います。
だが、しかし!
それと同時に色々と”メンドクサイ店”みたいな予感も沸き上がる筆者でして、1秒でも早く帰りたい衝動は否めません。
『光ラーメン&卵炒飯セット』650円
本当は”ハンバーグラーメン”みたいなのを食べようと思ったのですが、店主のトークに騙されてコチラのタイムサービス的なセットになりました。
やはり……筆者の勘は正しかった模様……。
ま、とりあえずラーメンも炒飯も嫌いじゃないし、650円(税別)とリーズナブルですので、これはこれで悪くはないのですが。
まず炒飯が先行して来た感じですので、炒飯から頂く事にしますかね?
ん~……写真だと分からないけど胡椒感がパネェパネェ感じです。
ってか、調理してる時に謎の粉をスゲー勢いで入れてたので「!!!?」と思ったのですが、やはりあのパウダー的な何かは白胡椒でしたか……。
で、味の方はどうなのかと言うと、まあ普通に美味しいかな?
確かに白胡椒感がヤヴァイので、くしゃみのひとつも出そうですが、シンプルな卵炒飯ゆえにソレも良いアクセントになっている……と考えると有りかなと。
そしてラーメンの方ですが、「なんで光ラーメンなんですか?」みたいなのを聞くとスゲー長く語られそうだし、面倒な事になると思うので軽くスルーしましたが、どうでしょう?
写真だけ見たら美味しそうじゃありませんかね?
実際、スナック的な店内で食べてる感を一切シャットアウトしたら、ラーメン的には美味しいと思います。
いや……多分、このラーメンはかなりの”コダワリ”が詰まっていると思うんですけど、あえて言おう!
「多分、そこに触ると長いです?」
店主が放つ「俺のラーメンを聞いてくれ!」感と、筆者の「出来る事なら面倒は避けたい!」みたいなディフェンス、その見えない闘いが微妙な空気感を醸し出す感じでして、筆者に出来るのは1秒でも早く食べる事で御座います。
そして!
勧められたコチラのラー油っぽい調味料……キテますね!
普通の自家製ラー油かと思っていたら、海老的な何かが入っているスペシャルな奴でして、やはり店主の料理の腕も筆者の予想通りだった可能性……あると思います。
かなり辛いので中盤以降、出来れば後半戦で使いたいアイテムですが、その風味はかなりイケてるので、必ず試して欲しいと思います。
ご馳走様でした!
『公』総評
と、言う訳で筆者の読み通り、スゲーメンドクセー感じの店ながらも、スゲー美味しい料理を出す”怪店”って事でFAかなと。
炒飯もなんだかんだと美味しかったし、ラーメンも中華風スープがベースながらも手を加えた感があり、なんだかんだと美味しかった事を報告しておきたいと思います。
そんな感じで料理的にはイチオシですが、その入りにくさもパネェので、『公』に行く時は友達を道連れにして一緒に行くとか、何かしらの対策を施して行くと良いんじゃないでしょうか?
いや、慣れれば普通に一人でも気軽?に行けるとは思うのですが、「誰もが気軽に訪れるカジュアルな店」とか嘘は書けないので、かなりハードルを上げておいた方が無難かなと。
と、言う訳で万人には勧められる訳がない『公』ですが、料理の方は光るモノがあるので、チャレンジャーを求む感じでお願いしたいと思います。
『台湾創作料理 公(こう)』営業時間
東京都町田市南成瀬5-1-20(金森から移転)
営業時間 11:30~14:00 17:00 21:30?
定休日 木曜日?