知られざる人気店『雅龍』
まず、人気店が知られてないって時点で矛盾を感じますが、この『雅龍』を表現する文章としては合っています。
ぱっと見た感じ、誰もが一歩引いてしまう店構えでして、店内の方も微妙な空気感を漂わせています。
と、言う訳で12時ちょい前に筆者が訪れた時には、お客さんは一人もおらず「今回は外したかな?」みたいな予感が脳裏をかすめました。
しかし!
わりと町田市の端っこまで遠征したので2軒はロケらないと交通費すら回収出来ないので、ここは食べる一択で御座います。
初見となる『雅龍』ですので何を食べたら良いものかと3秒ほど悩んだのですが、メニューを見た感じだと……圧倒的に担々麺推し?
『担々麺』750円
と、言う訳でこんな感じ。
ほほう……これは本格的な担々麺ですな。
一瞬、汁無し担々麺かと思わせるほどにスープが少ないのですが、逆にスープの濃度に関してはブッ濃い目でして、胡麻と言うか芝麻醤的な濃厚さを味わえそうな予感です。
この迷いなしのスパイス感……キテますね。
このくらいダイナミックに容赦なくブッ込んで来る店は、大抵美味しいっす。
ん~……いわゆる普通のラーメンを担々麺風にアレンジしたのではなく、まさに担々麺として生まれた感じでしょうか?
ちなみにビジュアルと言うか写真的には、さして唐辛子系の赤っぽい色合いもなく辛さが伝わりませんが、あえて言おう!
「花椒なめんな!」
いわゆる中国四川料理の山椒、もとい花椒的な辛さがガツンと来ているので、写真よりもずっとスパルタンな担々麺になっている事を報告しておきましょう。
スープに浮かぶ黒っぽい液体が『雅龍』の味の決め手と言うか、ここら辺に店主のコダワリがガッツリ詰まっている予感です。
そして!
大事な事を最後に言うパターンですが、ラーメン系を食べたら半ライス無料!
半ライス無料!!のサービスがあるので、コレに乗っかるとコスパも抜群かなと思うので、乗っちゃって下さい。
筆者、ラーメンの時はノー・白米派ですが、無料であれば食べる派ですので、ここは迷わずインしちゃう方向でどうでしょう?
ご馳走さまでした!
『雅龍』総評
その店構えから様々な不安がよぎる瞬間もありましたが、食べてみたら美味しかったぞと。
と、言う訳で何事もとりあえずやってみると言うか、まずは足を運んで食べてみるって大事だなと、あらためて思い知らされた次第です。
いや、実際にネットで漁ったデータと写真だけで、この『雅龍』まで食べに行くかっちゅうたら微妙ですが、そこをあえて突撃した者だけが、この美味しい担々麺を食べる事が出来るって事でしょうか?
そんな感じで訪れた時は空いていたのですが、12時を回った途端に満席になる人気ぶりでして、さりげなく人気がある店である事が確認出来ました。
若干、女子には入りにくい感じの店ですが、12時前ならガラガラですのでワンチャンあると思います。
と、言う訳で意外な場所で美味しい店を見つけた感じですので、是非みなさんも騙されたと思って『雅龍』の担々麺を食べてみて下さい。
『雅龍』@町田市小川
東京都町田市小川1723-2
営業時間 11:00~15:00 17:00~22:00
定休日 水曜日