東京豚骨ラーメン『ばんから』で”角煮ばんから”的なラーメンを食す@タイ

東京豚骨ラーメン『ばんから』で”角煮ばんから”的なラーメンを食す@タイ

バンコクってラーメン屋多くね?

普通に考えるとタイよりも中国の方がラーメン屋さんが多い様な印象ですが、個人的な感覚で言うとタイの方がラーメン屋さんは多いです。

もっとも中国の場合はラーメン店と言うよりは、普通に”中華料理店”の方にラーメンが統合されがちなので、そこら辺の事情もあるかもですね。

とは言え、普通に日本のチェーン店を見掛ける度合いで言っても、やはりタイの方が多い印象ですので、何気にタイでは日本のラーメンが流行っているのは間違いないと思います。

『角煮ばんから』265バーツ

265バーツと言われてもって感じですので補足しますと、大体3.4倍くらいで日本円になりますので、コチラの『角煮ばんから』は900円前後って感じでしょうかね?

と、言う訳でタイのラーメン屋さんも日本のチェーン店だと、値段も日本に合わせている感じでして、あまりリーズナブルって感じではありません。

「まあ、日本と同じ値段だからいっか?」

みたいな妥協を誘う微妙な値付けは、流石チェーン店だなと関心する筆者で御座います。

んで。

とりあえず”東京豚骨ラーメン”って看板にありますが、要するに豚骨醤油で御座います。

「豚骨醤油と家系ラーメンって違うの?」

みたいな疑問を抱いちゃう方達も居られると思うので補足しますと、家系ラーメンは豚骨醤油に”鶏油”(読んで字の如く鶏の脂)を浮かべるのが定石で御座います。

で、コチラの『ばんから』は豚骨醤油にラード(豚の脂)と言うか背脂で御座います。

いや……筆者、基本的にチェーン店では食べないので、日本の『ばんから』のラーメンも記憶にないレベルでして、ラード(公式サイトによると背脂)を浮かべているのが正解なのかも謎なんですけどね。

と、言う訳で写真の通りの圧倒的なラード感、非常にオイリーなラーメンでして筆者的にはチョットどうかなと。

ま、恐らくは角煮を煮たスープと言うかタレをそのままブチ込んでいる部分もあると思われ、ゆえにラード感がMAXなのかなとも思うのですが、もうちょい脂を控えるとスープの美味しさが分かるんじゃないかなと思った次第です。

ご馳走様でした!

『ばんから』総評

ま、筆者もラーメン作る時に面倒な時は「チャーシューの煮汁」を使うのですが、やはりチャーシューを豚バラ肉で作った場合、バラ肉から抜けた脂が結構入るので、ワンクッション冷やして余分な脂を取り除いた方がベターだと悟った次第でして、やはり”角煮”のタレをカエシに使うのは有りですが、そのまま使うと脂っぽいぞと。

ま、ここら辺はもしかしたら『角煮ばんから』だけがオイリーなだけかもなので、総評と言うには早いのですが、よしんば筆者がバンコクでラーメン的な何かを欲した時に日本のチェーン店を選ぶかっちゅうたら、ほぼノーチャンスで御座います。

と、言う訳でスープや麺はそこそこなのですが、いかんせん脂っぽさに悩まされた感じでして、そこら辺が気にならない人はバンコクの『ばんから』も有りなんじゃないでしょうかね?

東京豚骨ラーメン『ばんから』@バンコク

34/1 Soi Sukhumvit 39, Khwaeng Khlong Tan Nuea, Khet Watthana, Krung Thep Maha Nakhon 10110

営業時間 11:00~23:30

定休日 無休

『ばんから』Googleマップで表示

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