『谷際屋』(やぎわや)【閉店】
東京都町田市木曽西1-3-29
営業時間 11:30~14:00
定休日 日曜祝日
『谷際屋』Googleマップで表示
そもそも『谷際屋』って知ってます?
まず、「谷際屋って良いよね!」って会話が町田市民の間で成り立つのかって話でして、筆者も町田経済新聞編集長の”宮本隆介”さんに教えて貰った訳ですが、確かにあそこに製麺所があって、謎の店が暖簾出してたよな~ってレベルの認知度です。
だが、しかし!
色々な店がオープンしては閉店し、入れ替わりの激しい町田の”デス・ロード”にあるわりには、なかなか頑張っていたりして、そのポテンシャルの高さは想像を超えているかもと思ってみた次第で御座います。
と、言う訳で食べに行ってみたのです。
ちなみに駐車場は一応有りますが、かなり急角度の坂をエントリーする必要があるので、エアロパーツ等の破損を考えると、車種によっては利用不可な可能性が高いです。
ちなみに製麺所の敷地内はどこが駐車場なのか分かりにくいので、そう言った意味でも難しいですね。
店内は普通に食堂っぽい感じですが、券売機が古いタイプでちょっと和みます。
クソうるさく「番号を押して下さい」を連呼する券売機にイラっとくる可能性は否定出来ませんが、逆にフレンドリーな券売機だと思えば我慢出来るでしょうか?
食券を購入したら厨房のお姉様に渡します。ラーメンの場合は麺が選べるので細麺か普通のどちらかを申告しましょう。
冷蔵庫には麺が沢山入っていて、恐らく生麺の販売もしていると思います。
「総菜が食べ放題だ……と?」
メニュー全般イイ感じに安いのですが、なんと『谷際屋』はカウンターの総菜を無料で食べる事が出来ます。
実質、食べ放題ですけどそこは社会的常識に基づいて、最初の一皿くらいで勘弁するのが大人の世界ではないでしょうか?
野菜中心のお総菜なので、誠に独身者には有り難いサービスかと思います。
『しょうゆラーメン』550円
当サイト、明らかにラーメン好きが多いのでPVを考慮した結果、まずは『しょうゆラーメン』を食べてみました。
まず、この湯気の量に注目すべきでしょうか?
ラーメンは基本的に熱々で提供されるのですが、普通はスープの表面を”油”が覆っている為に、そんなに湯気は出ないのです。
なので記事とかでラーメンを撮影する時は、あえて”油抜き”とかで作って湯気を立たせるテクニックがあります。
つまり!
この『しょうゆラーメン』はデフォでスープにほとんど油、もとい脂が無い体に優しい仕様になっているのです!
昨今、確かにラーメンは美味しくなっているのですが、やはりラーメンと油は相性が良いので、どうしても油っぽい料理になりがちですが、この『谷際屋』のラーメンは”蕎麦”とか”うどん”よりの和風出汁に近いスープになっているのです。
まさに、油っぽいラーメンが苦手な人には、最高のラーメンではないでしょうか?
ですので、スープの方はやはり和風な方向に振っていて、部分的には温かい蕎麦とかの出汁と繋がってると思われます。
特筆すべきは麺の美味しさでしょうか?
筆者が食べた麺も細麺に入ると思うのですが、さらに細い麺も用意されていて、注文時に麺を選ぶスタイルになっています。
細麺にしてはコシが強く、しかもカンスイとかに頼ったコシの強さでは無い感じですね。まさに製麺所ならではのスペシャルな細麺だと思います。
小麦の風味も強く、やや”うどん系”なイメージですが、この細麺は美味しいと思った筆者です。
ちなみに『谷際屋』のラーメン系はデフォで麺が多いので、最初は大盛りにしない方がベターですね。
どんくらい美味しいのかと言うと、もしも筆者が細麺でラーメンを作ろうと思ったら、この『谷際屋』の麺を指定するくらいの勢いで御座います。
ラーメンは凄く美味しいのですが、やはり食べた後に微妙な罪悪感を伴う罪深い食べ物です。
しかし、この『谷際屋』のシンプルなラーメンは、むしろ健康になっちゃった様な錯覚に陥りますね。
『かき揚げそば』600円+大盛り100円
なぜか券売機に『ジャム』(500円)があるのは突っ込むべき案件ですが、そこはスルーしてやかましい券売機で13と18を押して『かき揚げそば』を大盛りにしてみました。
すでに蕎麦が旨い事が予想されるので、迷い無しの大盛りで御座います。
結果、こんな感じでして、これまた美味しい予感しかありません。
”かき揚げ”も非常に美味しく揚がっていて、蕎麦の美味しさを引き立てていますね。
『谷際屋』の蕎麦が美味しい事は予想されたので、『ざるそば』(500円)も視野に入れていたのですが、多分に温かい汁の方が合うんじゃないかと思ったのでチャレンジしてみた結果、どうやら正解だった様ですね。
ちなみに『谷際屋』の情報はネットでも少なくGoogleマップも間違えていたので、ちゃんとした場所を登録しておきました!(褒めて!)
インターネットがより便利になる様に、Google様と一緒に筆者もチョイチョイ行動しているので、応援の方よろしくお願いします。
場所柄、ちょっと車で行けないとシンドイと思うのですが、この『谷際屋』はちょっと注目すべき店だと思うので、是非みなさんも訪れてみて下さい。