今、『ことぶき』が熱い!
通常、一度訪れた店は期間を空けて再訪するのが常ですが、この前食べたカツカレーが衝撃的過ぎて、「普通の豚カツはどうなんだろうか?」みたいな疑問が沸き上がり、『ことぶき』の事を考えると夜も眠れない筆者で御座います。
これ、相手が豚カツだからアレですけれども、人間だったら確実に恋ですかね?
と、言う訳で当サイトの読者的にも『ことぶき』の豚カツは気になると思うんで、ちょっと連チャンになるけれども雨の中をわざわざオダサガまで行ってみた次第です。
『上ロースカツ定食』1950円
と、言う訳でコチラが『ことぶき』の『上ロースカツ定食』となりますが、如何でしょうか?
ちょっと写真だとサイズ感も掴みにくいと思いますが、実際に肉眼で確認しますと、とんでもない豚カツである事を実感すると思います。
筆者、豚カツの方もチョイチョイ食べ歩いている訳ですが、これは大和郡山にある『とんまさ』で食べた『百匁とんかつ定食』(実際には600グラム前後)の次くらいのボリューム感でして、相模原的には間違いなくナンバーワンでしょうか?
ま、何はともあれ冷めないうちに豚カツを頂きましょうかね?
筆者、右利きですのでおのずと豚カツも右から攻略する訳でして、一番小さなピースから食べる事になる訳ですが、あえて言おう!
「端っこなのにすでにデカいと!」
ん~……これはちょっとキテるんじゃないでしょうかね?
ちなみに美味しい豚カツ(ロース)の定義ですが、とりあえず食べた瞬間に感じる脂の甘さと言うか風味が大事で御座います。
ですので、何気にロースカツを食べる時は最初の一口で勝負が決まる(大抵、端っこの方が脂の割合が多いので)のですが、コイツは美味しい豚カツですな。
そして!
二切れ目にして、すでに一口では食べきれない大きさとか?
個人的に肉料理を美味しく食べるなら、やはり口の中が肉で一杯になるくらいがベストだと思っていますが、この『ことぶき』なら確実に”DREAMS COME TRUE”って事ですね!
三切れ目にして、もう二口では食べきれない感じでして、この時点で主導権は筆者ではなく豚カツに移った可能性……あると思います。
そして四切れ目。
もはや箸で持ち上げるのも重い感じでして、フライ料理と言うよりは完全に”肉料理”になっていますね。
気になる味の方ですが、これまた絶妙な揚げ加減でして、中心がギリ”ピンク色から白色になる瞬間”くらいの火加減で御座います。
言うまでもなく、揚げ物の究極は「決して生では無い、かつ火が入った(通った)瞬間がベスト」ですので、この『ことぶき』の揚げ加減で正解ですね。
どんなに美味しい肉でも、火を入れ過ぎると硬くなっちゃいますし?
と、同時にこのくらいの厚さの豚カツですと、衣の方も厚くなる店が多いのですが、この『ことぶき』は衣も薄いので全然「油っぽくない」のも素敵だと思います。
自家製のソースも流石に年季の入っている店ですので、文句なしの美味しさですな!
全体的にかなりのボリューム感ですが、途中で味覚をリセットするアイテムを使うと最後まで美味しく食べられると思います。
ご馳走さまでした!
『上ロースカツ定食』総評
筆者、いちいち食べ物の厚さを定規で測ったりキッチンスケールで重さを量るのは無粋だと思うのでやりませんが、数多くの肉を食べて来た経験からして500グラム近いボリューム感かなと。
そして!
豚カツは揚げ物ですので揚げる前の重量はそれ以上、厚さも5㎝くらいではないかなと。
と、言う訳で個人的には『ことぶき』の『上ロースカツ定食』が優勝って事でよろしいかと存じます。
ま、確かに『とんかつ赤城』の『特選ロースかつ』に定食セットを付けても1660円と微妙に安いので、どちらがナイスかってのは微妙な感じですが、豚カツ自体のボリューム感では『ことぶき』に軍配が上がりますね。
ちなみに『ことぶき』は御飯もお替わり(1回のみ)出来ますが、豚カツだけでも1ポンド(約450グラム)オーバーは確実ですので、逆に御飯はそんなに食べられない可能性……あると思います。
そんな感じで最終的に辿り着いた結論があるので、今更ですがあえて言おう!
「やっぱオダサガ最強であると!」
相模原のグルメは小田急相模原を中心に構成されていると行っても過言ではなく、美味しいモノが食べたければオダサガに行くのが正解かと存じます。
と、言う訳で『ことぶき』の豚カツが気になって来た人も多数だと思いますが、間違いなく名店だと思うので、是非食べに行ってみて下さい。
とんかつ『ことぶき』オダサガら辺
神奈川県相模原市南区南台5-21-22
営業時間 11:30~13:30 17:00~20:30
定休日 月曜日&第4日曜日