2018陸上装備研究所一般公開ですと?
え~、相模原と言うと特になんにも無い感じの田舎都市ですが、何気に昔から戦車と言うか軍需関係はちょっと本場な感じでして、第二次世界大戦の頃からここら辺でも戦車を作っていたりする訳です。
『陸上装備研究所』@淵野辺
神奈川県相模原市中央区淵野辺2-9-54
ま、そもそもが麻布大学ら辺(略
そんなこんなで淵野辺には”陸上装備研究所”なる施設がありまして、その名の通り(略
と、言う訳で今年も陸上装研の一般開放日がやって来たのでサクっと訪れてみた次第です。
各種の試作車両が屋外展示してある感じですが、10式戦車辺りは過去に写真を撮ったので、今日の目当ては機動戦闘車かなと。
『16式機動戦闘車』(試作3号車)
コチラが『16式機動戦闘車』となります。
まあ、細かい事を書いても大変ですし、普通の人は細かく書いても興味が無いから読まない、読む様な人はすでに知っているって感じのミリタリー話ですので、ここは省略する方向で。
とりあえず……思ったよりも砲塔デカいな感がありますね。
105㎜を積んだので、これでもコンパクトと言えばコンパクトかもですが、サイズ感は戦車とさして変わりません。
もっとも重量感は全然違くて詳しい事は、こんな感じ。
大雑把に言えば90式戦車の半分くらいの重量でして、かなり軽量化は頑張ったのかな~と思われます。
あくまでも試作車なのでアレですが、車体側面に追加の装甲、と言うよりはリアクティアーマーを付けるであろうポイントもありますが、なんか……雑w
もっとギッシリ貼り付けないと不安で堪らない感じですが、例によって例の如く「当たらなければどうと言う事はない!」みたいな感じなんでしょうかね?
そもそも、そんなにガチンコにやったら所詮は装輪ですので耐えられないんで、機動力に特化したって事で。
そんな感じで車両の前方下部も……弱そうな?
これは演習場を走り回って岩にぶつけて破損する予感しかないです。
細かい部分を挙げたらキリが無いのですが、全部を盛り込むと重くなっちゃうんで、ここら辺が落としどころだったのでしょう。
10式だとパイプとメッシュなバスケットでしたが、普通に鉄板の溶接になりましたね。
ま、ここら辺は(略
そんな感じで「大丈夫か?コレ?」みたいに見える『16式機動戦闘車』ですが、攻撃力はイケてる予感でして、砲の制御等々は10式の技術を転用してるはずなので、地味な外観からは想像出来ないくらいの性能かなと。
ぱっと見た感じ、各種カメラやセンサー類も10式と同じっぽいですし?
52口径の105㎜もライフリング入ってるんで、固定目標に対する射撃にはかなりの精度が期待出来るんじゃなかろうか?
あとは屋内展示とかもありまして「前回よりも研究が進んだな~」みたいな展示内容だった事を報告しておきましょう。
(屋内展示は撮影禁止!)
今年の物販は新型レーションを買うべし!
あとは物販もやってるので、そこら辺を見て回るのも良いかなと。
ん~……微妙に欲しいけれども、微妙に買わないこの感覚……。
まあ、何も無いよりは出店して頂いた方が嬉しい事は間違いないのですが、もう少しマニアックな商品が欲しいです。
いや、マニアック過ぎても困るかな?
しいて言うなら個人的に食べ物系は嬉しいですな!
結局、物販は2店しか出てないので、そんなに欲しいモノも無いのですが、あえて言おう!
「新しいレーションが売ってたと!」
厳密には今までのタイプと平行して配られているらしいモノでして、行動中でもさっと食べられる感じがウリっぽいです。
多分、他にもチキンライスとかあったと思うのですが、なんか2カ所だけ集中的に無くなっていたので、誰かが買い占めたのかな?
筆者も沢山買ったので人の事は言えないのですが、とりあえず一種類の味だけ集中して買い占めるとか空気読めないにも程があるだろうが案件で御座います。
ま、お土産としても家族にウケると思うので、これは買ってみたらいいじゃない。
『陸上装備研究所』一般開放総評
ちなみに奥の方に駐輪場もあるっぽいので、バイクとかでも行ける感じでした。
(車の駐車場はありません!)
まあ、今年は走行デモンストレーションとか色々とあったし、だんだんイベント馴れして来た感があるので、全体的に良かったかなと。
ま、そんなに展示物は無いのですが淵野辺駅とか矢部駅からも遠くないし、マイナーなイベントで人が少ないのはメリットですな。
と、言う訳で地味に毎年開催している一般開放ですので、気になる人は遊びに行ってみたらいいじゃない。