『中華料理 大国』@町田
東京都町田市 小山町177
営業時間 11:00~20:00
定休日 木曜日
地域密着型”町中華”の勇姿を見た!
町田街道から1本曲がった場所なので、まず店の前を通る事もなくスルーしていたのですが、『野猿二郎』に行く時に丁度通るルートなので、毎回に気になっちゃうのは否めません。
と、言う訳でネットでも情報が少ないアナログな『中華料理 大国』ですが、要所要所グッと来る部分があります。
例えば店の”ぎょうざ”の文字の並び方とか?
脚立を使った手製の看板とか?
メニューの『カツ丼』を良くみると”ッ”が小文字で『カッ丼』になってるとか、さりげなく『玉丼』とか『大国丼』とか織り込んでみたりして。
そして店内の大きなメニュー表が、ますます昭和感を加速させます。ハンドメイド感溢れる、このメニューの良さが伝わるでしょうか?
え? 「鯛は分かるけど鯉の唐揚げ?」みたいな驚きとか、動揺を隠せません。(今は販売してない模様)
確かに昔々の町田なら、地理的にも鯉の唐揚げが出ちゃうような可能性もあり、逆に最近の店で”鯉”とか入手しにくい魚を使う店が滅多にない事を考えると、40年くらいは地元で営業していそうな予感です。
そう言えば、筆者が町田市に引っ越して来たばかりの頃は、スーパーと言うか魚屋さんで食用の”どじょう”が売られていて、子供だった筆者はそれを水槽で飼っていた記憶がありますな。
どんだけ昔だよw
『ナポリタン』(750円)
通常であれば初見の中華料理屋さんでは”炒飯”、もしくはシンプルな”醤油ラーメン”を紹介するのがベストですが、この『中華料理 大国』には『ナポリタン』みたいな気になるメニューがあるので、好奇心を優先させて頂きました。
すでに壁のメニュー表に”中華麺の太麺”と答えが書いてあるのですが、実際に中華麺を使ったナポリタンを食べる機会は滅多にないので、これは試してガッテン!
ナポリタン的には、かなりケチャップ感があるナポリタンでしょうか?
特筆すべきはベーコンやソーセージの替わりに”魚肉ソーセージ”が使われていて、昔懐かしい仕上がりになっている点ですね。
気になる中華麺とケチャップの相性ですが、言われなければ気が付かないほどのマッチングを見せています。
むしろ、「コレはコレで有りかな?」と思わせるほど馴染んでいるので、記事のネタ的には面白みに欠ける展開になりましたが、勉強になったのでヨシとしましょう!
ご馳走様でした!
『中華料理 大国』 総評
もの凄いネタ要素を感じてオーダーしてみたものの、普通にナポリタンとしてイケちゃったりして、やや拍子抜け感はありましたが、長年のモヤモヤが解消したので筆者的にはガッツ石松で御座います。
中華料理の店ですが、オムライスなどの洋食メニューも充実していて、このナポリタンもお客さんの要望で作ってみたとの事、リクエストがあれば答えちゃう気持ちの良い店って感じでした。
と、言う訳で中華麺を使った『ナポリタン』の答えは出ちゃったので、さしてオススメって訳ではありませんが、何気に定食なども充実しているので、是非一度訪れてみて欲しいと思います。