『ハルピンラーメン』知っとるけ?
正直、長野県諏訪ら辺の”ご当地ラーメン”らしいのですが、ぶっちゃけ全然知らなかったパターンでして、丁度インターチェンジの正面にあったから寄っただけな可能生は否めません。
と、言う訳で予備知識ゼロで食べる『ハルピンラーメン』ですが、どんな感じなんでしょうかね?
『ハルピンラーメン』670円
そんなこんなでどうでしょう?
とりあえず味を”おさえ、そのまま、こいくち(+30円)”から選べるのですが、30円払うほどに気持ちが高ぶらなかったので、そのまま味をチョイスしました。
ビジュアル的にはわりと独特なスープの色合いが気になる感じでしょうかね?
なんでも「四年熟成寝かせダレ」みたいなのが売りらしいので、そこら辺が肝なんだと思います。
ま、スープの方は動物系な清湯スープでして、脂っこさも少な目でスルリと入っちゃう仕様でして、味的にも大人しいですな。
チャーシューの方は大きく見えますが、うっすいので評価は出来ません。
しかし!
この食欲をそそるニンニクの香り……いいじゃない?
ニンニクの風味と言うか香ばしさがアクセントになっているので、シンプルながらも味わい深いラーメンになっています。
麺の方は中細ストレート麺って感じでして特に個性はないのですが、この『ハルピンラーメン』のスープにはマッチしていて美味しいと思います。
ご馳走さまでした!
『ハルピンラーメン』総評
なかなか個性的な『ハルピンラーメン』でして、さすがは麺類にコダワリのある長野県って思った次第です。
ま、地元民的にはそんなに流行ってないかもな雰囲気もあらずですが、わりと独特な一杯って事で遠征組には面白いんじゃないでしょうか?
とは言え、わりと歴史ある『ハルピンラーメン』(諏訪本店は昭和49年創業)っぽい事を謳いつつも、さりげなく『ハル二郎』(770円)みたいなソレっぽいのに乗っかるチャラさも併せ持つ感じでして、コンセプトのブレに関してはどうなんでしょうか?
ってか、「戦時中、中国の地で学んだ長期熟成醤製法(略」とか謳ってますが、ぶっちゃけ昭和49年創業って「創業者バリバリ戦後生まれだろ!」感しかなく、そもそも本当にタレを4年も熟成させてんのか疑惑も無きにしも非ずです。
よしんば本当に4年もタレを熟成させているなら、新規の支店をオープンさせる時にタレの仕込みを4年前から2倍の量を仕込まねばならず、サクっと複数の店舗を展開してる時点で”お察し”かなと。
ま、そこら辺をスルーすれば『ハルピンラーメン』ってジャンルも有りだと思うので、是非みなさんも気になったなら食べてみて下さい。
『ハルピンラーメン』富士見諏訪南IC店
長野県諏訪郡富士見町富士見261-4
営業時間 11:00~22:00
定休日 無休