『はやし田』醤油らぁ麺的なラーメンを食べたら美味しかったので御(略@新宿

『はやし田』醤油らぁ麺的なラーメンを食べたら美味しかったので御(略@新宿

ノー・モア・行列な人ですか?

筆者、わりとあちこち食べに行く訳ですが、基本的には「行列必至な店」には行かない事にしています。

いや、職業的にソレは致命的な予感がしないでもないのですが、そもそも人生においてノンビリと行列に並んでいる時間など、あるのでしょうか?

まして筆者の様に太く短くをモットーに生きて来た男にとって、今この一瞬、1分1秒はマイ・ライフでして、ただただボーっと並ぶとか、それは男にとって死を意味すると思うんですよね!

と、言う訳で『はやし田』の人気はちょいちょい前から知っていたのですが、知らなかった事にしてスルーする日々でしたが、あえて言おう!

「平日ならワンチャンあるじゃないかと!」

結果、まったくのノーチャンスでして、スゲー並んでたのでスルーして『らんぶる』でコーヒーを飲んでいた訳ですよ。

すると、どうでしょう?

帰りに軽く偵察してみた所、最初よりもかなり行列は短くなっていて、これなら筆者の中の海原雄山もきっと並んでくれると判断、ちゃちゃっと食べる方向にチェンジしました。

やはり男たるモノ、常に自分の周りの状況に最新の注意を払いつつ、臨機応変に環境の変化にフィットさせる柔軟さが21世紀には必要だと思うんですよね~

ちなみに『はやし田』は普通に行列に接続し、店員さんの指示で券売機に行って再び行列に戻るシステムで御座います。

むむ!

今この瞬間、確実に限定の『のどぐろそば』(1000円)モチベ的なウェーブが筆者に訪れた訳ですが、そこはプロとして初志貫徹、まずは『はやし田』のベーシックとなる『醤油らぁ麺』をチョイスです。

『醤油らぁ麺』800円

こんな感じで、どうでしょうか?

ほほう……まあ昨今の意識高い系にありがちな盛り付け、特に目新しさは無いかもですが、逆に一部の隙も無い感じでして、なかなか良い感じだと思います。

写真だと分かりにくいかもですが、チャーシューは鶏と豚(肩ロース)の2種類、いわゆる低温調理でして、ここら辺もまあ定番っちゃ定番だと思います。

メンマは穂先メンマ、すなわち”美味しいヤツ”ってのも定番でしょうか?

だが、しかし!

写真だと分からないかもですが、スープは”大山どり”の丸鶏の他に鴨も入っているらしく、それなり鶏油の層は厚めで御座います。

そして、しかし!

だからと言ってスープが脂っぽいかと言えばそうでも無く、丸鶏のストレートな旨味が際立つ感じでして、ラーメンとしてはくどくない……みたいな仕上がりです。

まあ、ここら辺も昨今のレベルの上がった”丸鶏を使った意識高い系ラーメン”では珍しくも無いかもですが、逆に言えば今現在、コッチ方面のラーメンで言えば最先端の味だと思います。

つまり、しかし!

麺は”管野製麺所”の特注と思われ、全粒粉も入った小麦の風味も強い逸品でして、この『はやし田』のチカラ強いスープに負けない美味しいさがありますね。

ちなみに丼が小さく見えるかもですが、麺量はしっかりあるのでなんら問題ないと思います。

ご馳走さまでした!

『醤油らぁ麺』総評

なんか普通ってワードが沢山出て来た気がしないでもないのですが、逆に言えば普通以上に美味しいラーメンって事でFAでして、確かにコッチ方面のラーメンとしては行列に見合うだけの味だと思った次第です。

当初、なんも調べないで「行列だから行ってみるかな?」くらいのライト層みたいなフィーリングで『はやし田』に行った訳ですが、食べれば分かる美味しいヤツやって感じでして、今日くらいの並び(20分弱)であれば再訪も余裕で有り得るとの結論になしました。

ま、しいて言うならSNSの評判通り、言うほどに鴨感は無いかもですが、ぶっちゃけ鴨を感じるくらいの配分にした場合、逆に鴨が強過ぎちゃうと思うんで、筆者的にはこの『はやし田』くらいの着地地点も、ひとつの正解かなと。

そんな感じでメチャ並ぶくらいの体で行かないと心が折れる『はやし田』ですが、回転自体は悪くないのでタイミングさえ合えば30分以内には、ラーメンにありつけるんじゃなかろうか?

と、言う訳で新宿の『はやし田』の『醤油らぁ麺』は良いモノですので、是非みなさんも食べに行ってみて下さい。

らぁ麺『はやし田』本店

東京都新宿区3-33-15

営業時間 11:00~16:00 18:00~22:00

定休日 無休

『はやし田』Googleマップで表示

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