時には『富士そば』どうでしょう?
ま、筆者のライフスタイルにおいて『富士そば』の出番は無いのですが、まあチェーン店の立ち食い蕎麦って事なら、『富士そば』の名は確実に挙がる訳でして、そこら辺を完全スルーしてしまうのも情報サイトのひとつとして、如何なモノかと存じます。
と、言う訳でさして気は進まないものの、時には『富士そば』にも行ってみるじゃない?
言うても『蒙古タンメン中本』町田店の帰りに寄るくらいの体ですが。
すると、どうでしょう?
前からネタ的には気になっていた”カレーカツ丼”的な何かが週替わりに入っているじゃ、あ~りませんか!
機は熟したと言う事で店内にイン、券売機で食券を購入します。
ほほう……この町田店はわりと新しくオープンした店舗ですので、内装もオシャレかつ清潔感があるし、店内もメチャ広いのでなかなか快適ではなかろうか?
個人的には『箱根そば』派なのですが、この快適空間はチョット羨ましいかもです。
言うまでもなく『富士そば』もセルフィーな店ですので、サービス云々を求める店では無いかもですが、快適に食事を出来る空間ってのは店側で用意する事しか出来ないので、そこら辺を軽視しない姿勢はリスペクトでしょうか?
さらに!
地味に”減塩”とか”油削減”にも取り組んでいるっぽく、『富士そば』のヤル気を感じます。
天麩羅の方も問答無用で揚げまくる訳ではなく、時間帯によってはあえて”注文を受けてから天麩羅を揚げる”みたいな形式なのも、美味しい天麩羅を欲する筆者的にはステキ案件かなと。
『ミニひれカレーカツ丼セット』580円
こんな感じで、どうでしょう?
まあ、”ミニひれカレーカツ丼”はミニサイズですが、セットな部分の”うどん”もあるので、お値段580円のタイミングなら十分にリーズナブルだと思います。
ってか、丼が不意に滑らない様に”滑り止め”があるのもナイスですね~
セルフ形式ですので、こういう配慮は誰もが嬉しい案件かなと。
まずはメインの”うどん”を食べるとして……まあ、さすがにコレは普通かなと。
普通過ぎてコメントに困る感じですが、やはりチェーン店ですので”うどん”の味云々を語るのは野暮かなと。
とは言え、チョイと濃い目の関東風な出汁と、チョイとヤワ茹でなうどんの相性は悪くないと思います。
そして!
”カレー&カツ丼”と言う未知なる領域に足を踏み入れる訳ですが、あえて言おう!
「ほぼほぼカレーの味が勝つと!」
別にカツ丼だけに”勝つ”みたいなダジャレが言いたい訳では無いのですが、やはり普通にカレー味が強いので、食べてる感覚としては玉子とカレーかなと。
ゆえに、あまりカツ丼感はエンジョイ出来ないし、ヒレカツもミニミニサイズですしヒレ肉も薄いので、なんなら「ミニカレーセットでも可!」みたいなモチベーションにシフトする可能性もあり、予想通り”カレーかつ丼”的な何かは、そんなに有り難い食べ物では無いと言う結論に至った事を報告したいと思います。
ま、最大の敗因はトンカツがショボいの一言に尽きますね。
とは言え、カツ丼は無かった事にしてカツカレー的な何かと思えばワンチャンかもです。
ご馳走さまでした!
『ミニひれカレーかつ丼セット』総評
まあ、こんな結果になるであろうと想定していたので、今までスルーしていたメニューだったのですが、「もしかしたらスゲー美味しいかも?」みたいな一縷の望みも粉々に吹き飛んだ感じでして、逆に淡い期待も綺麗サッパリ無くなって、人として少し成長したみたいな気分にならなくもないので、未だに「もしかしてカレーとカツ丼を合わせたら美味しいかな?」みたいな幻想を抱いている夢見がちな人にはワンチャンあると思います。
逆に、多分1回でも食べた人は2回目は無い感じでして、不味くはないけれどもカロリーが無駄に増すリスクを考えると、カツ丼とカレーは別々に2回に分けて食べた方がベターとの悟りを開くんじゃなかろうか?
少なくとも「美味しいモノ+美味しいモノ=2倍美味しいモノ」になるとは限らないと言うデータを残した点では評価しますが、普通にカツカレーの方が美味しく感じるのでメニューとしては微妙かな?
そんな感じで個人的にはまったく響かなかったメニューですが、まあ580円でお腹一杯になった事実を考慮するとコスパは悪くないので、気になる人は食べてみたら良いと思います。
終わり。
名代『富士そば』町田店
東京都町田市森野1-37-1 POPビル1F
営業時間 24時間営業
定休日 無休