喫茶店を巡りたい！
なんとなく秋っぽい雰囲気になって来たので、そろそろ喫茶店巡りでもやってみたいモチベーション。
いや、喫茶店に季節は関係無いだろって説も濃厚ですが、やはり夏は外を無駄に歩き回りたくないので、食べ歩き自体シンドイ季節なのは否めません。
と、言う訳で大和駅ら辺にある『フロリダ』に行って来ました！
今は様々なジャンルの飲食店が、大手チェーン店の進出でヤベー事になっているのですが、その中でも一番早く絶滅しそうなのが老舗の”純喫茶店”で御座います。
ま、わりと喫茶店は超マイナーな個人店も含めれば、何気に新規オープンも多いので意外と絶滅はしそうに無いのですが、親子2世代、3世代で通っている様な老舗的な喫茶店は少なくなる一方で御座います。
ここら辺、やっぱコーヒーチェーン店の普及とか、コンビニのコーヒーがそこそこ美味しくなったとか、一般庶民の収入が減ったみたいな、総合的なマイナス要素が原因と思われ、逆に時代が個人の喫茶店に追い風になるみたいなプラスの要素って、何も思い浮かばないですな。
ってか、こういう料理のディスプレイ的なヤツも、実は作ると結構イイ値段だったりして、最近は省かれちゃう事も多いのですが、やっぱレトロな店はコレがないとですよね～
ま、こういう所にまで金が回らなくなって来ているのが、今の日本の現実って事なんですけれども。
って事でして、こういう『フロリダ』みたいな渋い（渋い？）純喫茶も、今のうちに行っておかないと、2度と行けなくなってしまう可能性が高いので、喫茶店巡りをするなら今のうちって事ですよ。
ってか、前に来た時はガンガンにカラオケが五月蠅くて、入るのを止めたのですが、どうやら隣のパブ『フロリダ』のカラオケがアレだったのかもですな……
ん～……こういう超絶な昭和感が残る店って、今となっては文化遺産だと思うので、やっぱ目に焼き付けておきたいですよね～
店内、若干は「フロリダとは？」みたいな気がしないでも無いのですが、このカラフルなソファー群は圧巻でして、一見の価値があると思います。
なお、店内に飾ってある写真は意外とフロリダ（米国）と無関係な写真が多い事も報告しておきましょう。
メニューも昔ながらの純喫茶な感じでして、わりとガッツリな『カツカレー』（900円）があるのはナイスですね～
ま、昔はファミレスとかほとんど無かったので、こういう喫茶店みたいな店で学生がモリモリ食べるパターンもあったりして、そこら辺の昔懐かしい感じのメニューをエンジョイするのもオツだと思います。
『モーニングセット』580円
こんな感じで、どうでしょう？
ま、朝でも『ナポリタン』（800円）は食べれるみたいですが、初見ですので喫茶店の王道かつ定番の『モーニングセット』を頂く事にします。
ほほう……
パンの方も純粋に2枚分、野菜も結構なボリュームですので、朝食としては十分な内容ではなかろうか？
トーストの方はバターたっぷりですし？
ハムが付いてるのは地味に嬉しいですね～
普通に気付かずスルーしてしまいそうですが、地味に盛り付けもコダワリがある感じでして、そこら辺は流石に地元の名店？って感じですな！
気になる味の方ですが……まあ、普通の食パンかな？
とは言え、ちゃんとしたバターを使っているので、そのままトーストとして美味しく頂けると思います。
そして！
これだけの材料があれば、自分で勝手にサンドイッチ風にする事も可でして、そう考えるとコスパも最強クラスではなかろうか？
野菜も美味しいので、わりとコレだけでも十分なサンドイッチになれると思います。
ご馳走さまでした！
『モーニングセット』総評
ま、喫茶店の場合は料理云々と言うよりは、店の居心地とか雰囲気が大事でして、ぶっちゃけ食レポ的にはさして語らず終わるパターンが多いのですが、あえて言おう！
「店の雰囲気を残すって何気に大事であると！」
まあ、確かに写真とかなくても想い出としてって言う人も居るかもですが、なんだかんだとオキニの店が無くなってしまって、数年後にその店の写真とかをネットで見つけると「おおっ！懐かしいな～」みたいな小さな喜びに成り得るので、たかが写真1枚かもですが、何かしらの形で残しておくってのはスゲー大事だと思うんですよ。
と、言う意味も含めて『フロリダ』に行ってみたのですが、これは他のメニューも食べたくなっちゃう感じですので、まあそう遠くない未来に再訪しようかなと。
そんな感じで大和駅ら辺でコーヒーや軽食を欲したなら、この『フロリダ』がベストだと思うので、是非みなさんも利用してみて下さい。
純喫茶『フロリダ』
神奈川県大和市大和南1-4-2
営業時間 9:00～22:00
定休日 謎
