焼そばってどうでしょう?
まあ、今はパスタソースもレトルトで美味しいのが出回っているので、一人暮らしですと昔ほど”焼そば”の出番はないかもですが、あえて言おう!
「バーベキューでは定番アイテムであると!」
あと、ココが一番大事なポイントなのですが『マルちゃん焼そば』以外は、焼そばにあって焼そばに非ず……そこら辺が分かってらっしゃらない人が少なくない事実、如何なモノかと存じます。
いやね。
昔は焼そばって『シマダヤ』か『マルちゃん焼そば』くらいだった記憶ですが、今は麺だけでドカーンと1㎏とか2㎏くらいある激安品が売ってたりします。
んで。
バーベキューとかで”焼そば”が分かってねぇヤツが買い出しをして来ると、そういうノーブランド的な激安の麺を買って来る率が半端ねぇ感じでして、ドヤ顔で「安くないすか?コレって安くないすか?」みたいなアピールして来るのが定番で御座います。
そもそもが。
「焼そば=BBQの単価(会費)を下げるアイテム」みたいな認識自体が間違いでして、安けりゃいいってもんじゃない。
と、言う訳でストレートに言えば「BBQでマルちゃん焼そば以外を買って来る奴、大抵無能」説が浮上する感じでして、とりあえずバーベキューで焼そば言うたら『マルちゃん焼そば』1択である事を、あらためて布教しておきたいと思います。
ノー・モア・モヤシ!
え~、あと焼そばって言うとモヤシが必須みたいな雰囲気ですが、あえて言おう!
「マルちゃんにはモヤシすらノイズであると!」
ってか、わりと焼そばって「冷蔵庫にあるもんテキトーに入れとけ」みたいに思われがちですが、それは焼そばに対する冒涜で御座います。
そもそもモヤシって本当に焼そばに必要かどうか?
なんとなくとか、いつも入ってるからみたいな理由で入れてませんかね?
そして!
筆者レベルに極まってくると家に極厚鉄板があるのは勿論ですが、時にはキャベツすら入れない可能性……あると思います。
いや、ちょっと家で焼そば食べたいな~って時に、キャベツとかを買うと微妙にキャベツが余っちゃうんですよ。
と、言う訳で筆者は最近、モヤシやらキャベツは買わないで、その分の予算を”肉”に全振りしています。
コレ、一人暮らしでは最強のメソッド。
勿論、肉の方は”小間切れ”ではなく、ちゃんと豚バラ肉を買うのが肝で御座います。
豚コマですと腿肉とかも混ざっているので、微妙に脂成分が焼そば的には足りないのです。
そんな訳で、鉄板の方が温まったら豚バラ肉から炒めます。
ちなみに鉄板とテコがあれば包丁いらず、鉄板の上でバラ肉をちゃちゃっと切れるので、ここら辺の道具はオススメ!
勿論、豚バラ肉の方は軽く味塩コショーで下味を付けておきます。
んで、肉を火の弱い方に寄せて麺を炒めます。
まあ、これも電子レンジで温めておく裏技とか、水ではなく湯で麺をほぐすってワザもありますが、あえて言おう!
「備えよ!常にと!!」
バーべーキュー会場には電子レンジなど無いので、常にそれらシチュエーションを想定して、家でもイコールコンディションで焼そば作りの腕を磨く必要性……あると思います。
で、麺を広げて焼いて行きます。
まあ、ここら辺が鉄板の醍醐味と言うかメリットでして、大きく広げて水分を飛ばすって調理にはベスト・オブ・ベストで御座います。
もっとも?
モヤシどころかキャベツすら入れてないハードコアな『マルちゃん焼そば』ですので、そんなに水分は出ないんですけどね~
で、『マルちゃん焼そば』ならではの粉ソースをブチまけて良く混ぜ、さらに良く焼いて完成で御座います。
ま、流石に油の馴染んだ鉄板とは言え、ソース焼そばは焦げ付くので、そこら辺はテコを使って剥がしながら調理するじゃない?
いざ実食!
ま、この『マルちゃん焼そば』は3人前ですので、1人前を別の容器に移しておいて後で食べるとして、とりあえず2人前くらい食べちゃいますかね?
ん~……予算を肉に全振りしたので肉量もバッチリ、ここら辺は”自家製焼そば”ならではのメリットですな!
気になる味の方ですが……まあ、そりゃ美味しいでしょうね。
「家で作る焼そばは美味しくない!」と言う人もいますが、ソレは工夫が足りないぞと。
さらに!
今回は焼そばの天敵となる”水分”を発する野菜が一切ないので、焼そば本来の”焼き”に関しても申し分無しで御座います。
肉のみってのも寂しい気がするでしょうが、逆に『マルちゃん焼そば』のスパイシーな味付けには豚バラ肉マシマシが丁度良い感じでして、実は焼そばに野菜は必要ない説も浮上する美味しさですな!
『マルちゃん焼そば』総評
と、言う訳で昔から変わらない『マルちゃん焼そば』でして、久し振りに作って食べたらやっぱ美味しかったので、是非みなさんも試しに野菜無しで作って、ソリッドな『マルちゃん焼そば』を味わってみて下さい。