その昭和感……圧倒的じゃないか!
はい、と言う訳でそれとなく南林間ら辺に進出してみた次第でして、思えばコッチ方面はわりと久し振りな予感で御座います。
ま、やはり町田&相模原の記事に関してはTOPで有り続けなければアカンと思うし、八王子もちょいちょい食べに行っちゃうんで、なかなか手が回らない感じ?
とは言え、流石に町田&相模原は”ほぼ食べ尽くした説”もあるんで、新規開拓となると八王子……からのムーブとなるんで、どうしたもんかな~って。
いや、そろそろ秋葉原辺りの記事を全面的に新しくしたいって野望はあったのですが、丁度そのタイミングで自粛の嵐になったんで、ちょっと遠くには行けないぞと。
しいて言うなら町田&相模原は、やはり大学生とか専門学校辺りの層が居ないと、何を書いてもヒットしないと言うか赤字ですんで、もはやそもそもの人口が多い横浜か川崎辺りに進出しないと、当サイトも終了の危機で御座います。
と、言う訳で絶滅寸前の業種と言えば、やはり町中華みたいなジャンルでして、そこら辺は地域に関係なく積極的に記事化しておく必要があるじゃない?
この『柳華』もかなり古くから営業している老舗でして、今でもバリバリに青竹式で製麺している猛者で御座います。
まさにラーメン一筋の人生って感じの店主でして、その仕事っぷりはリスペクトですな!
メニューの方は大体こんな感じで。
値段の方も昭和を感じさせる安さでして、他店が値上げしている昨今、逆に値下げしてる説もあったりして?
『ワンタンメン』580円
こんな感じで、どうでしょう?
流石に昭和の生き残り、まさに昔々のラーメン的な王道のビジュアルでして、この『柳華』の歴史を感じる一杯で御座います。
ん~……写真では香りを伝える事が出来ないのですが、ラーメンが運ばれて来た瞬間のあの香り、まさに筆者が子供の頃のラーメンそのままですね~
ちょいと前に町中華とかがちょっとしたブームになって、ノスラーノスラー騒いでた時期がありますが、”昔風の中華そば”と”昔からの中華そば”では意味が全然違いますからね~
このスープのライトな感じ……まさしく昭和のソレですな!
この味はまさに昭和のラーメンそのもの……間違いない。
気になる麺の方ですが、かなり薄めの平打ち麺でして、ここら辺も昭和感が全開で御座います。
言うても、昭和中期の終わり頃……まさに”ラーメン黎明期”の味を知ってる人も、わりと少なくなりつつある訳でして、この味がどこまで伝えられるかは難しいかも?
ギリギリのラインで”ガンダム世代”ら辺ですと、子供の頃に食べてたラーメンってこんな感じだったってのが伝わると思うけれども、ラーメンブーム以前のラーメンって、令和な時代に語られる事も少ないですからね~
ワンタンの方もイイ感じでして、この食感はまさに雲呑(ワンタン)ですな!
ご馳走さまでした!
『ワンタンメン』総評
いや!
確かに素晴らしい『ワンタンメン』だと思うのですが、多分に「令和の時代の美味しいラーメン」みたいな味をイメージされると違って来るので、そこら辺のギャップが難しいトコロですかね?
筆者とかは食べた瞬間に「これこれ!こういうラーメンだった!」みたいなノスタルジーに浸れるのでワンチャンあるのですが、昨今の若人がイメージする”美味しいラーメン”とは世界線が違うので、ほぼほぼ異世界チャレンジになると思います。
逆に?
この『柳華』みたいに本当にあの頃のラーメンの味を提供している店とか、筆者もなかなか思い浮かばない感じでして、この『ワンタンメン』は貴重な一杯である事は間違いないです。
いや、なんだかんだと町中華のラーメンも、それとなく今風に味を変えてたりするんで、ガチな昭和感を出せてる店がどんだけあるのかって話ですよ、お客さん!
と、言う訳でもはや文化財レベルの『柳華』だと思うので、とりあえず1回は食べて欲しいと思うので、ワンチャンどうでしょうか?
『手打ちラーメン 柳華』@大和市
神奈川県大和市南林間2-10-18
営業時間 11:00~15:00 17:00~21:00
定休日 不定休