『麺屋ようすけ』監修ですと?
と、言う訳でなんとなくローソンで新商品っぽい『麺屋ようすけ監修 佐野ラーメン』が売ってたので、そこは雑レビュー枠で買って食べるじゃない。
いや、ちょっと前に書いたチルド麺の方の記事、雑レビューにしてはまあまあ良かったので、もしかしたら”食べログ100名店”ってワードが良かったのかしら?
まあ、こういうのって映画と同じで最初にウケたからって続編を出すと、2本目3本目は盛大にコケる説なので、今回はさして期待していないけれども
『麺屋ようすけ監修 佐野ラーメン』570円
って事で、どうでしょうかね~
結局はこういうコンビニで売ってる”電子レンジで温める系ラーメン”も、10%近く値上がりした気がしますよ?
正確には8%とかかもですが、やっぱ500円を超えると安いって感覚は無くなっちゃいますね~
個人的にはそろそろ”佐野ラーメン”みたいな、手打系のラーメンがブームになるんじゃないかなと思っているのですが、どうでしょうか?
まあ、手打ちな時点で大変過ぎるので、流行るって程には店も出来ないかもですが去年、一昨年は家系ラーメンが一周回って再びブレイクしたので、次のブームはコッチかなと思っております。
いや、もう流石に意識高い系の鶏清湯とか、店多すぎで完全に飽和状態なので、ココら辺はもう伸びないかな~って。
鶏白湯や煮干しもブームってほどに盛り上がる前に、家系ラーメンに持ってかれちゃったので、次に流行るのはまた数年後かな?
気になるカロリーの方は”468kcal”でして、わりとカロリーは低めかな?
カップ麺と大差ないカロリーなので、食べ応えを考えたらローカロリーかもです。
いざ実食!
こんな感じで、どうでしょう?
チャーシュー2枚、味玉半分ってのは豪華な構成だと思いますね~
いや、やっぱこういう系のってタンパク質が足りないので、味玉と言うか茹で卵みたいなアイテムが入ってると、嬉しいんじゃないでしょうか?
ん~……この麺の雰囲気と言うか質感……なんか嫌な予感がして来ましたよ?
前に食べたローソンのイマイチなヤツも、こんな雰囲気だった記憶。
ま、一応は恒例ですので公式サイトのPRを引用したおきますか!
栃木県佐野市にある名店「麺屋ようすけ」監修のラーメンです。透明感のある醤油スープに、自然なつるみとコシのある麺が合わさった食べやすい味付けに仕上がっています。
との事でして、なんか”自然なつるみとコシのある麺”みたいな事を言うてますが、”手打ち感”に関して1㎜もアピールしていないのは、そこら辺の一番大事なポイントを早々に諦めちゃいましたか?
コダワリと思われる別添えの”白胡椒”を入れてみますかね~
思えば昔々はラーメンの胡椒ってコレでして、黒胡椒とか使い始めたのって、せいぜい1990年代くらいからな記憶。
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「麺がイマイチ過ぎると!」
正直、麺だけ単体で言わせて貰えれば、不味いと言っても過言では無い説でして、やっぱこのパターンかよって小並感。
なんだろ~な~
手打ち感以前に、そもそもラーメンの麺としての小麦感がない感じでして、風味が無いにも程があるぞと。
御馳走様でした!
『麺屋ようすけ監修 佐野ラーメン』総評
と、言う訳で結論から言えば、今回の『麺屋ようすけ監修 佐野ラーメン』は見送りで良いかなと思った次第。
ん~……電子レンジでチンする麺は、確かに技術的に色々と難しいのですが、現状ですとまだまだセブンイレブンに分があると言うか、セブンイレブンの圧勝って感じで御座います。
まあ、この『麺屋ようすけ監修 佐野ラーメン』も具材とかは美味しかったし、スープはまあまあだったので、本当に麺さえどうにかしてくれれば、素直に美味しいって言えるんですけれども。
とは言え、そもそもが『麺屋ようすけ』のラーメンをコラボで出そうって言うのに、早々に佐野ラーメンの命と呼べる”青竹式手打ち麺”へのコダワリを捨てちゃってる時点で、この商品は出すべきじゃなかった説まであると思います。
ん~……でも、業界の習わしみたいな感じでして、一度でもローソンでコラボしちゃうと、セブンイレブンとかに浮気出来ない気がするので、今後も『麺屋ようすけ』コラボはローソンだと思うと、なんだかな~って。
そんな感じで麺以外は美味しいのですが、佐野ラーメンの命と呼べる麺が全然ダメなので、間違えても佐野ラーメンっぽさを求めない、仏の心で試しに買ってみたら良いんじゃないでしょうか?