食中毒に要注意ですよ!
と、言う訳で大阪のミシュラン受賞有名店『島田製麺食堂(株式会社OMO)』がプロデュースするラーメン店で、鶏生肉が原因の食中毒が発生したのですが、あえて言おう!
「それは想定の範囲内であると!」
うん。
どう見ても生の鶏肉だったので、そりゃそうだろうな~って小並感で御座います。
だが、しかし!
世の中には食に関する知識が足りない人も居れば、食中毒発生後も「鶏のレアチャーシューが美味しかった!」とか発信しちゃう情弱(情報弱者)も一定数存在するので、とりあえず当サイトを読んでいる人だけでも、食中毒に関する知識を布教しておこうかなと。
鶏と豚の生食は絶対に駄目!
とりあえず鶏と豚に関しては、生食は絶対に駄目って覚えておけば、長生き出来る確率も高まるので、とりあえずココだけは覚えておいて欲しいと思います。
無菌豚って書いてあっても生は駄目ですからね?
ついでに書いておきますと、今現在は日本で生食出来る肉っちゅうたら……多分に馬刺しくらいかな?
他は認められていない肉が多数ですし、条例とかで生で提供したら罰則がある場合もあるので、基本的に生で食べられるのは馬刺しだと思っていれば、大体は正解!
一応は書いておきますと、確かに鹿児島県とか宮崎県の一部では、”鶏のたたき”と称して生で食べているかもですが、鶏には超高確率で”カンピロバクター”が存在しているので、基本的に生食はNGで御座います。
では、なんで鹿児島県とか宮崎県の人は食べているのかっちゅうたら、そこら辺の地域では”生食専用の鶏肉解体ライン”があって、普通の鶏肉と分けて捌いている事と、県独自の厳しいガイドラインを各飲食店に徹底させているからですかね~
ココで勘違いして欲しくないのは、生の鶏肉でアタル場合、別に鶏肉の鮮度とか品種ではなく、主に鶏の内臓に超高確率で存在している”カンピロバクター”が主たる原因ですので、覚えておきましょう!
なので、専用の解体ラインでは鶏の内蔵を絶対に傷つけない様に、精肉しているので比較的安全だぞと。
ちなみにカンピロバクターは感染率が超高いので、鶏の内蔵(主に消化器官)を切っちゃった包丁で、そのまま肉を切り分けても100%OUTなので、普通の鶏肉解体工場から出荷された鶏肉は、どんなに鮮度が良くても生食は出来ません!
(データによると市販の鶏肉を調べた結果、鶏レバーで66.1%、砂肝は66.7%、鶏肉(正肉)は100%がカンピロバクターに感染してたとの事)
では、なんで今まで件のラーメン屋は食中毒を出していないのかっちゅうたら、それは日本の食肉産業が優秀だからって説でして、普通の鶏肉も衛生的かつ丁寧に解体されている為、100%当たる訳ではないってだけです。
(言うても普通のスーパーで売ってる鶏肉を生で食べると、ほぼ100%カンピロバクターで病院送りなので要注意!)
と、言うか実際には件のラーメン屋で過去にも食中毒っぽい人は出てるみたいですが、そこまで多くの人が申告した訳ではないので、単に今まで表面化してなかった説。
全ての責任はラーメン店にある!
あと、この『島田製麺食堂(株式会社OMO)』がプロデュースしたラーメン、実は全国各地に沢山あるので要注意で御座います。
”株式会社OMO”は当初、「他の店舗で出している鶏レアチャーシューに問題はない、今後は衛生管理と消毒の徹底をする」風な事を言うてたみたいですが、あえて言おう!
「多分、コイツら何も分かってないと!」
上記で説明した通り店の衛生管理云々よりも、そもそもが生食出来ない鶏肉を”レアチャーシュー”と称して提供していた事が問題でして、恐らくは鶏肉に関する知識はほぼゼロなんだと思いますね~
ん~……一応は筆者も食品衛生管理者の資格を取りに受講した事がありますが、わりとココら辺は徹底的に出てくるので、とりあえず食品衛生管理者の資格を持っていれば、知らなかったとは言えないはずですが?
ま、この食品衛生管理者ってのも微妙でして、実際にはテストとかは無く、なんなら日本語も良く分からない外国人でも、ただただ講義を最後まで受講してれば資格は取れちゃいますし、わりとそんな人も多かったけどね~
(今は知らんけども)
なので、今回の食中毒事件が悪質だと思うのは「普通のチャーシューが厨房内の高温で傷んじゃった」みたいな、ラーメン屋あるあるの食中毒ではなく、どう見ても火が通っていない鶏の生肉を、レアチャーシューと称して提供し続けていた事が完全に悪だと思います。
もう、コレって事故ではなくて、最初からこうなる事が予想できてるので、故意の過失による傷害事件ですからね?
ちなみにカンピロバクターは最悪、”ギラン・バレー症候群”を発症し、そうなると手足の麻痺や顔面神経麻痺、呼吸困難による死亡例などもあるので、マジのマジに”アニサキス”とは全然違うレベルなので怖いですな~
世の中には一定数のサイコが存在する件
で。
今回の事件を起こしたラーメンをプロデュースしている『島田製麺食堂(株式会社OMO)』は、当初は食中毒の報告とか質問に関しても、かなり企業としてはダメダメな対応をしている感じで御座います。
ちなみに今はアカウント名を”(株)OMO代表 島田隆史”にしていますが、ちょっと前まで”年商7億のラーメン屋社長 島やん”だったので、その時点で色々とお察し……
ま、年商7億円って事でYouTubeの方もブイブイ言わせてみてたみたいですが、そこら辺からもお察(略
ちなみに産地偽装してた『麺匠 八雲』の”梅沢愛優香”(古川博一)も同じ匂いを放つ感じでして、どこの業界にも一定数の”常識が一切通用しない人”は存在する事を覚えておいて欲しいと思います。
古川博一については知らない人がまだまだ多いみたいですが、ちょっとネットで調べればどんな人物か分かるので、各々ググってみたら良いじゃない。
(名古屋の地下アイドル事件)
この梅沢愛優香の店も相模原にラーメン屋さんをオープンさせたのですが、オープンしてしばらくは換気扇が稼働していない状態(工事が終わっていない)で営業していて、それは単純にモラルの問題ではなく、普通に消防法違反ですからね?
(コンロの出力に応じた排気能力のある換気扇を稼働させないと駄目!)
みたいな感じで、消防法違反だろうが生の鶏肉だろうが、まったく気にしないトンデモな人種がラーメン店の経営に関わっているのは事実ですので、なんでもかんでも店側の発表を鵜呑みにするのは駄目ですし、信用して鶏の生肉を食べるのも駄目だぞ~って。
今回の鶏生肉、筆者も食べちゃってるのですが、結論から言えば「勿体ないから食べちゃった」はNGでして、本当はラーメン全てを残して保健所に通報するのが正解で御座います。
圧倒的な地雷ワード!
ちなみに筆者もこういう商売をしているので、わりと「この店、どうだかな~」みたいなのは感覚として持っています。
ま、感覚以外の部分を可視化すると”ミシュランがうんちゃら、料亭風の店構え(高級店っぽさ)、ビジュアル重視の料理、店員が割烹着とかソレ系、女性店主、意識高い謳い文句、創作、Instagram重視”みたいなワードが何個かあったら、かなり警戒する感じ。
確かに女性店主が地雷って書くと差別かもですが、実際にそういう系の店って、女性店主ってのをウリにしがちですので。
過去には秋葉原のなんとか寿司とかも有りましたよね~
もっとも、単純に女性店主の店ってのが少ないから、不祥事が出た時に目立っちゃう説もあるし、99%の女性店主はちゃんと飲食店の店主として営業しているので、真面目にやってる女性からしたら、相当に迷惑な話だとは思いますけれども。
で。
筆者が行った某店も、わりと上記のワードに当てはまるんじゃないですかね?
結論、店側が100%悪い
と、言う訳でよしんばチャーシューが傷んじゃったとか、アニサキスがってので食中毒って言うのは、世の中からゼロにはならないですし、ある程度は”事故”だと思います。
例えば筆者、年間で言えば1000回くらいは外食しているので、たまに髪の毛とか鉄タワシの破片くらいは入っていますが、その店で何度も連続しない限りは、いちいち突っ込みません。
誰しもミスと言うか事故は起きるので、ソコを記事で突くのは違うかなと。
ただし、今回の鶏レアチャーシューに関しては、完全に店側の過失&知識不足が100%原因でして、いくらPOPやメニューに「自己責任で食べて下さい」と書いてあったとしても、それは100%店が悪いですね。
生の鶏肉をラーメン屋の厨房で取り扱ってる時点で、1mmも弁解の余地は無い!
しかも、そこは店によりけりですが、少なくとも筆者が行った某店は、しれっと鶏チャーシューを廃止して、豚肉のチャーシューに変えて、そのまま何事も無かった風に営業している模様。
え?
飲食店としてそれって普通の対応です?
ん~……普通はTwitterなりInstagramなりで、何かしらの弁解はすると思うのですが、何も無かった事にして営業し続けるってのは”梅沢愛優香”(古川博一)と同じでして、やっぱ鶏の生肉を出してた店は、食に対する意識以前に色々と思考回路がヤベーなと。
確かに店主はフランチャイズ的な感じで、プロデューサーに言われたままに鶏レアチャーシューと称して、鶏の生肉を食べさせていたのかもですが、それぞれの店舗には食品衛生管理者が必ず居て、その人物がまともな人であれば、鶏の生肉をラーメン屋で提供させる訳がないです。
その為の食品衛生管理者ですからね?
ついでに書いておきますと、今回の事件は非常に危険かつ悪質ですので、通常の食中毒と同じ感じで”三日間の営業停止”では駄目だと思うんですよね~
当然ながら食品衛生管理者の資格剥奪、なんなら警察は刑事事件にしても良いレベルですよ?
専用のラインで解体されてない生の鶏肉を食べさせていて、起こるべくして起きた食中毒なら、単純に傷害罪でしかない。
分かりやすく車で言うたら法定速度で走っていて起きた事故ではなく、制限速度オーバー&信号無視レベルの事ですからね~
と、言う訳でわりとSNSとかを見ていても完全に生の鶏肉なのに「鶏のレアチャーシューが美味しかった!」とか書いちゃう人が多いし、この鶏の生肉を絶賛してる人まで居ますし、いわゆるラーメン評論家とかレビュアー、ブロガーの方でも、この”鶏のレアチャーシューと称する生肉”に関して何も言及してない、なんなら称賛しちゃう程度の人が多いのは、如何なモノかなと。
一応はフォローしておきますと、評論家とかで飯食ってる人だと、基本的には店側を一切ディスれない(編集部からそういう指示がある)し、ディスると仕事が確実に減ってしまうので、彼らはあくまでも評論家と言うよりは”ラーメン屋の太鼓持ち”と思って、話半分で読んだり聞いたりするのが吉です。
同じくYouTuberも店をディスると今後のロケに影響するので、基本的にはディスらないし、なんなら店側と仲良くなる事も彼らの目的のひとつなので、多少の悪い部分は無かった事にして完全スルーするのが普通かなと。
と、言う訳でラーメンに関してはプロっぽい人が発信する情報ですら、その程度のレベルでしかないので、一般の人はそこら辺の情報に惑わされないように、今後も初見の飲食店は疑ってかかるくらいの警戒感で、外食をエンジョイして下さい。