神田『雲林坊』の”汁なし坦々麺”における木の実感の是非@秋葉原

神田『雲林坊』の”汁なし坦々麺”における木の実感の是非@秋葉原

『雲林坊』秋葉原店@神田

東京都千代田区 神田須田町2-12 須田町2丁目共同ビル 1F

営業時間 11:00~21:30(土日祝日は20:30まで)

定休日 無休

『雲林坊』Googleマップで表示

汁無し坦々麺と言えば『雲林坊』じゃなかろうか?

昨今、ブームが来た感のある”汁無し坦々麺”ですが、まだまだ本格的なのを食べさせてくれる店は、それほど多くはありません。

では、秋葉原辺で美味しい”汁無し坦々麺”を食べようと思ったら、どの店が正解でしょうか?

まあ、食べ物ですので個人の嗜好に左右される部分は大きいのですが、客観的に見て行列の長さ、SNSでの盛り上がり具合を考慮すると、この『雲林坊』ではないかなと思う次第です。

ちなみに店的には”秋葉原”とアピールしていますが、筆者的にはあの道路を渡ったら神田(駅)側と認識しますので、御了承下さいませ。

『汁なし坦々麺』(880円)

本場成都の”汁無し坦々麺”との事ですが早い段階で、あえて言おう!

「正直、成都と言われましても?」

中華料理で辛いの言うたら四川料理ちゃうんか?お?くらいの知識ですので、とりあえず”成都”は無かった事にしましょう。(包括的妥協)

まず……世間一般で言う所の”坦々麺=赤い色”みたいな感じはなく、ぱっと見たビジュアルは全然辛さを感じません。

むしろ!

過剰なまでのナッツ感……あるでしょうか?

よしんば筆者がリスであればナッツ感も厭わないのですが、今回は坦々麺の汁無しバージョンを欲して訪れているので、ここまでの木の実感は如何なモノかと存じます。

とは言え、やはりナッツ類の香ばしさ……これは必要な気がして来ましたね!

ちなみに白ごまとナッツ類の色と、挽肉の色が完全に同化していて分かりにくいのですが、それなりの挽肉感はあります。

汁無しと言うだけに汁感は少なく、ほぼほぼ胡麻やら砕かれたナッツをボリボリかみ砕く感と、麺のモッチリ感のコントラストを楽しむ仕様で御座います。

ちなみに見た目、唐辛子的な辛さは低めですが、そこは必殺の花椒のスーっと来る清涼感溢れる辛さがパネェので、舐めてかかると即死するパターンでしょうか?

唐辛子は慣れればどうにかなるのですが(例・蒙古タンメン中本)花椒の方は、どう頑張っても鼻に抜ける辛さがあるので、とりあえずティッシュは必須かなと思います。

気になる味の方ですが、やはり最初は過剰なまでのナッツ感、花椒の辛さが突き抜けて来ますが、食べてるうちに慣れてくると言うか病み付きと言うか、謎の美味しさに倒錯する可能性はあると思います。(ナッツ・ハイ症候群)

『雲林坊』秋葉原店 総評

と、言う訳でわりと行列、人気店ではありますが万人にオススメ出来るかって言われると、そこはどうでしょう?

反面、エゾリスやタイワンリスも含め、好きな人にはナッツ感も含めて堪らない一杯だと思うので、物は試しで食べてみては如何でしょうか?

ちなみに『雲林坊』には普通に『汁あり坦々麺』(880円)もあるので、そちらの方がよりナチュラルな坦々麺感を味わえると思うので、是非みなさんも食べに行ってみて下さい。

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