餃子が食べたい時~
と、言う訳で餃子モチベになったなら、そこは近所の『餃子の王将』に行くのも有りだと思うけれども、どうせだったら自分で作っちゃうよね~って。
いや、何せ自分で作るとするなら、餃子の餡の材料で1000円、餃子の皮で300円とかですんで、大体は1500円以内で150個くらいは食べれますからね~
今の時代、餃子6個で500円な時代ですんで、コスパで言うたら圧倒的に自分で作る方が安いですし?
そして!
何度も餃子を記事化しているけれども、やはり餃子はキャベツ派で御座います。
理由は単純でしてキャベツだと白菜みたいに、塩で水気を切らなくても良いので、塩分感が調整しやすいのと、手軽だからですな!
ちょっと深い話をすると、キャベツの方が賞味期限も長いので、餡を寝かせる派ならキャベツでしょ~
味噌を入れてみるテスト
今までも”隠し味”として味噌を入れたりする事もあったのですが、今回は通常のザクの3倍くらい入れてみた次第。
まあ、本当は中華系の材料の方が、よりソレっぽくなるのですが、あえてのテストだぞと。
なので、今回は塩を入れてません!
そして!
ココが一番大事なポイントですが、餃子の餡は最低でも1日2日は寝かせないと、旨味がマックスにならないぞ~って。
なので、餡を練る時は必ずゴムベラとかで練りましょう!
いや、マジに素手でやると絶対に雑菌が付いて餡が腐るし、手袋でも体温で豚の脂が溶けちゃうので、ゴムベラがベストで御座います。
一応、この方式ですと豚挽肉の賞味期限内なら、まず傷まないし、なんなら4日間くらいは冷蔵庫で保存出来るので。
逆に言うと、素手で餡を練ったら翌日には全部食べないと不安でして、衛生管理は徹底的にした方が良い説。
で。
翌日に片栗粉とかニンニクを入れて、また1日寝かす感じ。
片栗粉は水分調整の意味もあるので、餡から水分が出ないキャベツ方式ですと、使わなくても良いかもですが、使わないと店の味にならないので。
ついでに書いておきますと、化学調味料もガッツリ入れた方が、よりソレっぽい味になるので、お好みで~
包む時は強力粉必須!
厳密には、包んだ餃子を並べておく時に、小麦粉(強力粉)が必要で御座います。
これが後で餃子の羽根になるし、餡の水分で餃子の皮が張り付くのを防ぐので。
仕込み中も、何十分もかけて大量に包んでいると、バットとかに張り付く事もある為、これは絶対にやった方が良いですね~
テフロンフライパン最強伝説!
と、言う訳で餃子を焼いて行きますかね~
最初は弱火で油多め、そこに綺麗に餃子を並べて行けばOKです。
(強火だとアチーので)
一応、餃子と餃子を並べる時は、両手に餃子を1個づつ持って、餃子の底に付着している小麦粉を、餃子の両脇にこすり付けておくと、後で餃子同士がくっつかないぞと。
で、火を強火にして熱湯を入れて蓋をします。
この時、餃子の余分な小麦粉はほとんど全部、蒸気で落とされちゃうし、それが”餃子の羽根”になるので大丈夫だ、問題ない。
ま、水を注ぐ時に、その水に小麦粉を溶いておく方法もありますが、完全に小麦粉煎餅になってるのは、いかにも「羽根を作りました!」って感じになるので(略
蓋を取ってからは肉眼で確認せよ!
と、言う訳で途中で中火にしつつ、湯が蒸発するタイミングと、餃子に火が入るタイミングを妄想して、適度なタイミングで蓋を取るじゃない?
湯を入れ過ぎた場合は、早めに蓋を取って蒸発を早めてやれば良いぞと。
で。
餃子の方には火が通っているので、あとは肉眼で小麦粉の焼き目を確認しながら、良い感じのトコロで皿に移したら良いじゃない。
ちなみにフライパンをひっくり返す時、残ってた油が腕に落ちて「あっつ!!!」ってなりがちですんで、そこは注意しましょう!
いざ実食!
整いました。
ん~……まあ、この餃子作りも何年、何十年ですんで何を今更って感じですけれども、やはり新しいテフロンフライパンはスルッと剥がれるので、焼き目も綺麗に仕上がると気分も上がりますな!
いや、世間では「餃子は鉄フライパンに限る!」みたいな事が言われているけれども、正直言うと鉄のフライパンでは、ココまで綺麗に剥がれないので、その時点で勝負有りだと思います。
勿論、鉄フライパンの方がカリッと焼き上がるって人も多いけれども、ぶっちゃけ餃子を焼くのにそこまで温度は上げないので、単純に”油の量”がカリッと仕上がるポイントかな~って。
料理の世界、わりと通説が間違ってるってパターン、結構多い界隈ですし、新しい調理法とか手法もどんどん入って来るので、常に情報はアップデートしとかなきゃでしょ~
うん。
ただ単に流行りの”アップデート”って言ってみたかっただけですが。
ついでに書いておきますと、ちょいちょい黒く焦げた部分が目立つと言うか、そういう餃子の画像が多いのですが、あれは単に餃子の皮の閉じ方が甘いだけですんで、筆者も含めて素人は、ちゃんと水を使って皮をしっかり閉じる事が始めた方が良いぞと。
って事で、餃子を美味しく焼くポイントは、テフロンとか鉄とかでは無く、単純に”腕前”と言うか知識ですんで、とりあえず「鉄フライパンじゃないと美味しく焼けない!」みたいな言葉に惑わされず、作ってみたら良いと思います。