それとなく町田も相模原もラーメンはそこそこ食べ歩いたので、そろそろ”まとめ記事”的なのを出しちゃう感じで、どうでしょう?
いや、この手の記事は個人的には必要ないと思うのですが、どこぞのクソまとめサイトに勝手にイジられるくらいなら、ちゃんとラーメンを食べた人が書いた方が1000倍有益かなと思った次第。
ま、書かなくても分かるとは思うのですが、写真を引用(盗用)してる輩は99%、そのラーメンを食べに行ってないですからね!
つまり食べた事もないラーメンを適当に並べて、適当にオススメしてる訳でして、その情報価値はゼロと言っても過言ではありません。
『錦堂』@町田駅ら辺【閉店】
基本的に辛さは3種類あり、”わさび&からし系の辛さ、唐辛子の辛さ、花椒の辛さ”が一般的で御座います。
この中でラーメンに該当するのは”唐辛子&花椒”でして、ここら辺を合わせた辛さが麻婆豆腐の美味しさの源でしょうか?
と、言う訳で一口に”辛いラーメン”と言うても、『鬼金棒』みたいな花椒バリバリ系と、ストレートに唐辛子で攻める2種類があり、その配分を変える事で個性を打ち出す事が出来ます。
で、こちらの『錦堂』ですが、どちらかと言うと花椒(中国の山椒っぽい奴)が強いので、意外とライトな辛さだと思います。
もっとも花椒は後半、ジワジワと来るので油断は出来ませんが、いわゆる”一般人が美味しい”と感じられる辛さに抑えた1杯ですね。
【閉店】『四川味噌ラーメンZ軒』@町田
新しくオープンした『四川味噌ラーメンZ軒』は、まさに『鬼金棒』をインスパイアしたラーメンでして、唐辛子の辛さと花椒のシビレを売りにした1杯で御座います。
『鬼金棒』と言えばここ数年でグイグイ伸びてる人気店でして、ある意味”カラシビ”系の代表格だと思います。
と、言う訳で都内まで行かずとも、ソレっぽい味が町田で堪能出来るって事で、こちらの『四川味噌ラーメンZ軒』もイチオシでして、筆者も”辛口、マシ”のオーダーで頂いてみました。
ま、初見なので辛さもシビレも抑えたのですが、それなりに丁度良い感じだったので、辛いのが好きな人なら、一番上の”大辛、マシマシ”を狙ってみるのも一興でしょうか?
『辛麺真空』@町田店
町田で辛いラーメン言うたら、この『辛麺真空』の名を挙げる人が多いんじゃなかろうか?
そのくらい町田では人気があるラーメン屋さんでして、筆者も好きな町田のラーメンのひとつになっています。
もっとも、突出した辛さではなく「ラーメンとしての美味しさ」を求めている店ですので、過度な辛さを期待してはいけません。
逆に「辛いラーメンの入り口」みたいな感じで、辛いラーメンに否定的な人が入門するにはベストな店だと思うし、町田ラーメンでも古株ですので、まずは食べに行ってみて欲しいと思います。
『ラーメン暖暮』@町田店
博多ラーメン的な『ラーメン暖暮』ですが、さりげなく激辛ラーメンの『烈火ラーメン』を用意しています。
辛さは”辛、中辛、大辛、激辛、天国”の五段階ですが、裏のコースも有りそうな気がしないでもないです。
ぶっちゃけ、あまり辛くすると『ラーメン暖暮』のスープの良さが消えてしまうので、この店に関してはノーマルを食べるのが正解だと思います。
ま、しいて言うなら「普通の豚骨ラーメンに飽きた神々の戯れ」くらいの体で、『烈火ラーメン』を食べてみて欲しいと思います。
『悠河らーめん』@町田
こちらも担々麺を推す店ですが、辛さに特化したラーメンとなると『ニンニク胡麻辛』が、それに相当すると思います。
恐らくノーマルであれば”チョイ辛”くらいで平和に終わると思うのですが、MAXで7辛までレベルアップ出来るとの事。
初見なので筆者は5辛を食べてみたのですが、なかなかの”辛美味さ”を感じる1杯でして、オススメの1杯で御座います。
『ぎょうてん屋』@町田店
あまり激辛ラーメンなイメージがない『ぎょうてん屋』ですが、いわゆる”二郎インスパイア”な『ぎ朗』には『ぎ朗レッドスネーク』なる辛いラーメンがあり、さらに上位機種の『キングコブラ』&『キングギドラ』が待ち構えています。(今もあるのかは謎)
とりあえず『ぎょうてん屋』らしいと言うか、ただただ唐辛子と豆板醤を大量にブッ込んだだけの”雑なラーメン”と言えなくも無いのですが、その思い切りの良さはリスペクトだと思うし、『ぎょうてん屋』はそれで良いと思います。
最初はそうでも無いのですが、唐辛子がオイリーなスープに溶け始めると、途端に辛さがMAXになるので、余裕ぶっこいていると死にますね。
”唐辛子の辛さは油に溶けやすい”みたいな食材の特製を知らないと、確実に完食不可ですので、そこら辺の知識も補完しておくのが吉だと思います。
気になる味の方ですが、ほぼほぼ『ぎ朗』に唐辛子ですので、そんなに深く語る要素は無い事も付け加えておきましょう。
『蒙古タンメン中本』@町田店
まさに”旨辛いラーメンの日本代表”と呼べる『蒙古タンメン中本』でして、こちらの『北極ラーメン』や『冷し味噌』を普通に食べられる様になれば、大抵の激辛料理は大丈夫かなと。
そして!
筆者は適度な辛さが好きなので辛さを増す事はしませんが、オーダーする時にそれぞれ辛さを増す事が出来るので、気分次第で激辛にする事も出来ます。
もっとも、唐辛子の辛さは一定のレベルに達すると、それ以上は辛く感じないので、「粉っぽくなりすぎて食べにくい!」みたいな上級者の意見も考慮すると、やはり店のデフォルトくらいが、『蒙古タンメン中本』の美味しさを一番引き出していると思います。
また、ラーメン屋と聞くと男子ばかりなイメージですが、この『蒙古タンメン中本』は女性客の比率が高く、必然的に”女子ひとりでラーメン食べてても目立たない”みたいなメリットもあるので、下の方から辛さを刻んでみたら幸せになれると思います。
『拉麺一匠』(DEAD or ALIVE)@淵野辺
とりあえず、もうラーメンと言うよりは化学兵器の類いになるのが、コチラの『朝天麻辣白湯麺HADES』(1480円)で御座います。
ちょっとネーミングが長いので、略して『ハデス』と呼ぶのが手頃かなと。
まず値段もエゲツねぇのですが、とにかく唐辛子感がヤベェ感じでして、催涙スプレーを食べたら、きっとこんな症状になるんじゃないでしょうかね?
ちなみに昼に食べて当日の夜、マジで病院に行くかどうか悩んだレベルに胃が痛くなったので、冗談抜きで素人にはオススメ出来ません。
食べるとすれば”大量のヨーグルト&翌日休み”みたいな、万全の体制で挑む事は言うまでもありません。
ってか、この上の辛さとか挑戦する気にならんのですが?
辛いラーメンまとめ
と、言う訳で一番最後のラーメンと言うよりは、もはや唐辛子でしかないのですが、大抵の激辛ラーメンは「辛いながらも美味さがある!」みたいなのが多く、どの店もそれなりに研究しているのが伝わると思います。
ちなみに”辛さ”は味覚と言うよりは痛覚に近く、あまり普段から辛い料理ばかり食べていると”辛さを感じなくなる”らしいので、ここぞと言う時に食べるのが正解です。
デカ盛りもですが、やはり残さず食べる為には少しづつ段階を踏んで行くしか無いので、とりあえずマイルドな辛さから試してみて欲しいと思います。
ちなみに他のラーメン屋さんも、かなりの確率で辛いラーメンを用意している町田ですので、ノーマルな味に飽きた時でも、辛いラーメンでワンチャンあるんじゃなかろうか?
終わり。