- 美味しいカップラーメンを探せ!
- 『CHICKEN MAMI』(ラッキーミー)
- 『LA PAZ BATCHOY』(ラッキーミー)
- 『PANCIT CANTON』(ラッキーミー)
- 『スパイシーシイタケフレーバー』(MAMEE)
- 『yakiudon Beef BBQ』(TEKKI)
- 『yakiudon Garlic Chicken』(TEKKI)
- 『Udon Tantanmen』(ラーキーミー)
- 『SM シーフード』(NiSSIN)
- 『SM ホット&スパイシー』(NISSIN)
- 『SM ガーリックポークトンコツ』(NISSIN)
- 『CN Batchoy』(NISSIN)
- 『CN Beef』(NISSIN)
- 『CN Seafood』(NISSIN)
- 『CN Spicy Seafood』(NISSIN)
- 『CN Chicken』(NISSIN)
- フィリピンのカップラーメン総評
美味しいカップラーメンを探せ!
はい、と言う訳でフィリピン生活2ヶ月間の集大成を発表したいと思います。
「フィリピンで一番美味しいカップ麺はどれか?」
基本、海外旅行のお土産で定番と言えばカップ麺と言うか”カップラーメン”こそ至高でして、もっとも”お手軽”かつ安価な土産として認知されております。
ま、人によっては現地のスナック菓子とかチョコレートを買うかもですが、東南アジアだとクソ暑いんでチョコレートはクソ溶ける可能性が高いし、スナック菓子も美味しくないので、ぶっちゃけ貰う側としては微妙で御座います。
その点、カップラーメンであれば多少不味くても「こういう味なのか~」みたいな感じで、それまた海外っぽさをアピール出来ますし、湯を注ぐだけなので手軽に食べられるのでソコソコ喜ばれるんですよね。
「カップ麺は嵩張るんで即席ラーメンで良くね?」
と買う側は思うかもですが世の中には即席ラーメンすら作るのが面倒と言う、人として救い難い人種も少なからず存在するので、やはりカップラーメンが安定って事でFAです。
ちなみにフィリピンとかタイって、やたらとカップラーメンのハーフサイズが売っているんで、収納スペースを考えるとそこら辺をチョイスするのも正解でしょうか?
ま、確かにフルサイズに比べると「なんか小さくね?」みたいな気もしないでもないし、ただただ無料で貰うだけの人(受け取り主)に「小っさw」とかストレートに言われると思うので、あえて言おう!
「大丈夫だ、問題ないと!」
ぶっちゃけフルサイズで食べたくなる程にフィリピンのカップラーメンは美味しくないので、ハーフサイズでもまったく問題無い事を報告しておきたいと思います。
『CHICKEN MAMI』(ラッキーミー)
こちらの”GO CUP”シリーズがフィリピンではメジャーかと思われます。
写真のフルサイズですと……30ペソとか40ペソだった気がしないでもないですな。
ま、そこまで値段が気になる金額でも無いんで、70円前後と思って頂ければ幸いです。
中身はこんな感じでして、スッカスカのネギ的な何かと言うか、すでに崩壊して粉末状になった具しか無いってのは切ないですな……。
気になる味の方ですが、まあそれなり鶏的な味わいのカップラーメンでして、特に不味いって部分も無いので、それなり食べられると思います。
『LA PAZ BATCHOY』(ラッキーミー)
フィリピンって昔はスペインの植民地だったので、タガログ語が一瞬スペイン語っぽく聞こえる瞬間もあると言うか、何気にスペインの単語も使っているんでしょうかね?
もっとも”バッチョイ”が何を意味するのか知らないですし、かと言ってネットで調べる程に興味もないので軽くスルーしておきますが。
コチラも具は乾燥させている為に粉末状になっちゃった系でして、ぶっちゃけ”素ラーメン”的な感覚になってしまうのは否めません。
そう考えると「日本のカップラーメンは具沢山だな~」みたいな小さな幸せを日本で噛みしめる事が出来るので、そう言った意味でも他国の食文化に触れるのは大事な事かなと。
気になる味の方ですが……バッチョイ感がパネェ感じでして、意外とスープは”あっさり系”ですので、これまた味的には悪くない一品で御座います。
『PANCIT CANTON』(ラッキーミー)
さて、まったく盛り上がらない感じのフィリピンカップラーメンでして、ぶっちゃけ「どこら辺がフィリピンやねん!!」みたいな突っ込みがそろそろ発生するタイミングですので、あえて言おう!
「味の決め手はカラマンシーであると!」
ま、筆者も”カラマンシー”とか良く分からないんですけれども、なんか料理とかに付いて来る”小さいライム”と言うか”かぼす”とかソッチ系な柑橘系フルーツでして、フィリピンではレモンよりもメジャーな感じで御座います。
と、言う訳でコチラのカップラーメンは隠し味にカラマンシーが使われておりまして、それなりフィリピンのオリジナル風味である事を、否応無しにアピールして来る感じが素敵ですね。
気になる味の方ですが……まあ、カラマンシーの酸味があっても邪魔になっていないと言うか、それなり味のアクセントになっているんで美味しいと思います。
もっともタイのトムヤムクン味なカップラーメンに比べると酸味も控え目ですので、「これってカラマンシーなんやで!」(ドヤ)みたいなアピールしておかないと、まったく地味なカップラーメンで終わってしまうので、そこら辺は注意が必要でしょうか?
個人的には”ラッキーミー”の中では、コレが一番美味しいと思います。
『スパイシーシイタケフレーバー』(MAMEE)
マミーってどっかで聞いた事あるな~と思って買ってみたんですが、折り畳み式のフォークがカップの中に入っているって事は、タイのカップラーメンである可能性が高いです。
一応、スーパーの輸入コーナーにあったんで外国産なのは間違いないのですが、タイ産なのか、タイ向けに中国が出した輸出モデルなのかは謎で御座います。
ちなみにフィリピン、カップラーメンを買ってもフォークが貰えるかどうかは運次第と言うか店員の気分次第ですので、必ず箸とかフォークを用意した上でカップラーメンの調理に取りかかる必要がある事を報告しておきましょう。
具的には椎茸的な何かを軸にチョイチョイ入っている感じでして、やはりフィリピンのカップラーメンよりは具沢山な感じでしょうか?
気になる味の方ですが鶏ベースの清湯スープに俺が俺がと椎茸のフレーバーが来る感じでして、かなりの椎茸ラーメンで御座います。
ですので、椎茸好きな人にはハマる味って言うか、ここまで極端な椎茸推しは日本に無い味ですので、そう言った意味では必食でしょうか?
『yakiudon Beef BBQ』(TEKKI)
さあ、いよいよカップラーメンもローカルな感じに突入で御座います。
こちらの”TEKKI”とか言うメーカー、他のカップラーメンよりも微妙に安い価格で売られていまして、わりと目にする機会があると思います。
んで。
日本だとこの形のカップは、いわゆる普通のカップラーメンなのですが、あえて言おう!
「湯切りが必要であると!」
ま、カップの横に作り方が書いてあるんで良く読めば問題無いんですが、湯を入れる前についついスープを入れちゃう罠があるんで注意しましょう。
ってか、それ以前にパッケージのシュリンク(ビニール的な)を開けたら蓋がパカッと開いたので何事かと思ったら、ちゃんと糊付けされていないと言う……マジか、これって賞味期限とか短くなるんじゃね?
中身はこんな感じで。
結果、否応なしに湯切りせずに食べる羽目になったのですが……あれ?これはこれで味的には有りじゃね?
ソース焼そば系ですと残念な味が確定なのですが、良くも悪くも”うどん”ですので汁有りでも食べられた事を報告しておきましょう。
『yakiudon Garlic Chicken』(TEKKI)
「今度こそ湯切るぜ!」みたいな熱い気持ちをぶつけてみたいと思います。
ってか、「焼きうどんでガーリックチキン?」みたいな疑問は無きにしも非ずですが、細けぇ事はいいんだよ精神で乗りきりましょう!
今回、ちゃんと湯切る方向で作業を進めていたのですが、湯を捨てる時に蓋がベロっと剥がれてしまうアクシデントが有りました……。
筆者の反射神経が良かったから良いものの、常人であれば麺をブチ撒ける大惨事に発展したと思われ、やはりこのメーカーは蓋の接着が甘いんで推奨出来ません。
で、これら全てをブチ込んで混ぜまくりで御座います。
気になる味の方ですが、まあ”うどん感”こそ皆無ですがジャンクな味付けですので、それなり美味しく食べられると思います。
ま、このメーカーのは二度と買わないけどね!
『Udon Tantanmen』(ラーキーミー)
たまには変わった奴が食べたいと思ったので、具が生っぽい事をアピールしているコチラの商品を買ってみました。
そこそこ”良いお値段”をするんで、それなり美味しいんじゃなかろうか?
開けた瞬間、「うどん小っさ!!」みたいな戦慄が筆者を襲います。
これって日本で売られているアレの半分も無いと思われ、うどんだけ別に用意したい衝動に駆られるのは否めません。
具の袋を開けると……フリーズドライ?
そして言う程に”肉感”も無く、なんか値段ばっかでアレな感じで嫌な予感しかない……。
だが、しかし!
味の方は……まあ悪くは無いかな?
スープが秀逸なので、うどんの量さえ増えれば文句無しの一杯かと存じます。
『SM シーフード』(NiSSIN)
と、言う訳でカップラーメンと言えば”日清”でして、フィリピンでも人気があるっぽいですな。
コチラの”スーパーミール”シリーズはカップが大きく、ちょいと値段もその分だけ高いのですが、普通サイズで物足りないユーザーはコレ1択でよろしいかと存じます。
もっとも、カップの量と言うか大きさに比べて、中身の方はさして大きくなっていないってのも、まあ日本と同じかなって事でして、見た目ほどのボリューム感はありませんけどね。
とは言え、そこは流石に天下の日清様でしてカニカマ的な具も含めて、それなり具沢山な感じになっているのは嬉しいですな!
気になる味の方ですが、そのままシーフードヌードルに近い味でして、ほぼほぼ日本的な味付けですので、なんの不安もなく食べられる事を報告しておきましょう。
『SM ホット&スパイシー』(NISSIN)
タイの辛い系カップラーメンはマジで激辛だったのですが、フィリピンはどうなんでしょうか?
コチラも安定の日清でして、その時点で普通に美味しく頂ける事は間違いないのですが、フィリピン人の辛さレベルはどんなもんなのか試したくて買ってみました。
やはり日清だと具の方も安定感がありますな~
どんな辛さかと試した結果……ちょいとヤヴァくね?
スープの色がアレなんですけれどもw
とは言え、お味の方は普通に辛いくらいのレベルでして、特に激辛って訳じゃないんで誰でも食べられる味にまとまっていると思います。
麺の方も日本のカップ麺と同じ感じですので、特にフィリピンを意識する要素はないかもですな。
『SM ガーリックポークトンコツ』(NISSIN)
さて、ここまで読んでいる人がどんだけ居るのかは謎ですが、賢明な読者であれば気が付くと思います。
フィリピン人って結構ブッ濃い目な味付けが好きなわりには、カップラーメンは比較的ライトなスープが多いと言う事実……あると思います。
で、そんな感じのフィリピンで唯一無二の存在と言えば、コチラのフレーバーかなと。
いや、ガーリック豚骨とか日本なら普通に流行るでしょうがって味だと思うんですが、あまりコレ系の味が出てない事を考えると、フィリピンの人にはビミョーなのかも知れませんね。
とは言え、日本人である筆者的には誠に美味しゅう御座います。
ん~……この味付けならライスINも辞さない感じでして、ラーメン的には正解だと思うんですけど、どうなんでしょうかね?
『CN Batchoy』(NISSIN)
当然、ココはフィリピンですので日清のド定番である”CUP NOODLES”にも、ソレっぽいローカルな奴が有ったり無かったりします。
とりあえず……イラストを見ると豚っぽいので”バッチョイ”って豚なんですかね?
ま、その答えすら気にならないレベルですんで先に進めますが、まずカップヌードルの偉大な所をアピールしておきたいので、あえて言おう!
「日清カップヌードルは湯を注ぐだけであると!」
「え?そんなの常識じゃね?」と思うでしょうが、改めて今までのカップ麺を見て頂ければ分かると思うのですが、日清のカップヌードルはスープとかの袋が無いんで、まさに湯を注ぐだけで完結する素晴らしい商品である事を再確認した筆者です。
いや、その一手間を省くのがどんだけ素晴らしい事なのか、日本に居るとあまり実感が沸かないと思うんですが、海外だとパッケージと言うか、ちょっとした小袋とかが開封しにくかったりするんで、筆者もカップラーメン如きでハサミを出したりするシチュエーションが多々有りまして、やっぱ「カップヌードルは神だな!」と思っちゃう訳ですよ。
気になる味の方ですが、豚骨って言うよりは豚肉風味な感じでして、ライトながらも適度な濃度があって美味しいスープだと思います。
『CN Beef』(NISSIN)
そしてコチラがビーフ味のカップヌードルとなります。
ちなみにフィリピンですので、流石の日清さんでもシュリンクがドイヒーなのはアレですな。
とは言え、シュリンクに穴が空いている訳でもないし、蓋もちゃんとシールされているので品質的には問題ありません。
ちなみに他メーカーですと、蓋の糊が弱かったり、逆に強力過ぎて開けにくかったりして、そこら辺の細かい所もやっぱ日清は違うなと感心した次第です。
ちなみにフィリピンのカップラーメンの容器は日本みたいな発泡スチロール系ではなく、プラスティック系である事を報告しておきます。
気になる味の方ですが、そこまでのビーフ感はないものの、ちょっとしたスパイシーさがクセになる味でして、これまた普通に美味しく頂けると思います。
『CN Seafood』(NISSIN)
一昔前に海外で一番人気があるカップラーメンの味は”シーフード”みたいな説が流れましたが、それは間違いではなくフィリピンにもシーフードヌードル的な何かはあります。
もっとも、今は世界中でカップラーメンが売られているので、初期の頃ほどにシーフード味のインパクトって無いと思うんで、そこら辺は周知しておく必要があるでしょうか?
ですのでドヤ顔でフィリピンの人にお土産としてシーフードヌードルを渡しても「そんなんフィリピンにもあるで……。」みたいな寒い空気が流れるのは間違い有りません。
気になる味の方ですが、まったくもって普通にシーフードでして、ほぼ日本で売られている味と同じだと思います。
ま、どうしても日本の味が忘れられない人は、コチラのフレーバーを買ったら幸せになれるんじゃないでしょうかね?
『CN Spicy Seafood』(NISSIN)
人気のシーフードには辛いバージョンも存在する模様。
と、言う訳でそんなに気になる味では無いのですが、こういう機会で無ければ絶対に食べないと思うんで食べてみました。
ん?
ってか、シーフードと同じだろうと思っていたら、なんか具が少ない様な……。
気になる味の方ですが、辛くなった分だけシーフード感が薄れてしまったので、あえてコチラを選ぶ意味はないかもですね。
「普通のシーフードヌードルを食べ飽きた神々の戯れ」みたいなフィーリングの時に食べるのが、よろしいかと存じます。
『CN Chicken』(NISSIN)
さて、フィリピンにあるカップラーメンをそこそこ食べた結果、個人的に一番美味しかったのがコチラのチキンフレーバー(鶏味)となります。
「え?ソレって面白くなくね?」
みたいな感想の人が多いと思いますが、もしも筆者が真面目にカップラーメンを一個選べと言われたら、フィリピンにおいてはコレしか無いですな。
ネタチョイスでは無く、あくまでもガチに美味しいって事ならコレ1択で御座います。
日本って意外とチキン味が無いと言うか、どうしても”チキンラーメン”の味を想像してしまいがちですが、コチラの日清カップヌードルチキン味は、なかなか良い感じのチキン感が出ていまして、濃厚とまでは行かないものの、適度な鶏肉感がハマる味だと思います。
ちなみに麺の方はほぼ日本と同じ感じですので、全体的な違和感も一切ありません。
フィリピンのカップラーメン総評
ん~……タイのカップラーメンはトムヤムクン系のとか激辛系とかが突出していて、モノによっては日本よりも美味しいかなと思ったのですが、フィリピンの場合は特にコレと言って”光るモノ”がなく、あまりフィリピンらしさを感じる事が出来なかった可能性は否めません。
とは言え、一部の味を除けば日本で食べるカップラーメンとは一線を画する味でして、それがフィリピンの味って事でファイナルアンサーだと思います。
筆者が食べた奴はどれも不味いってのが無かったんで、そう言った意味では可も無く不可も無しって着地地点でよろしいかんじゃなかろうか?
タイの場合はマジに激辛で普通の人には無理な奴とか、酸味が強すぎて好き嫌いが分かれそうなのもあるんで、そこら辺がハマる人にはウケると思うんですが、良くも悪くもフィリピンのカップラーメンは個性に欠けるかなと。
とは言え、やはり日本とは違う味ですし、スナック菓子だと完食が難しい地雷も存在するので、お土産としての地位は揺らがないって結論に至ったと言うか、もう沢山買っちゃったんで細かい事はキニシナイ!
そんな感じで結論から言えば「フィリピンでは日清のカップヌードルチキン味を買って帰りましょう!」って事ですので、もしもフィリピンに来た時はコンビニとかで探してみて下さい。
あ、あとどうでも良い事なんで書くか書かないか3秒悩んだのですが、せっかく気が付いたのに書かないとモヤモヤするので、あえて言おう!
「上から読んでもNISSIN下から読んでもNISSINであると!」
「で?」って思った奴、全員ハゲろ!!