『最強ラーメンFes,』第三陣総括!
はい、と言う訳で2017年町田のシバヒロで絶賛開催中の『最強ラーメンFes,』について語っておきます。
とりあえずガジェ通でも書いてはいるものの、流石に一回では『最強ラーメンFes,』を捕らえきれないので、足りない分は当サイトで補ってみたりして!
何せラーメンだけでも10店舗、裏メニューが6杯くらいあって、それにギョーザ×3と半チャーハンとか無理ゲーですので、とりあえずマニアックな所をピンポイントで押さえておきましょう。
まずは『維新商店』を攻略せよ!
多分、当サイトを読まれる賢人レベルの方達ですと、今更”蟹やら海老”に踊らされる素人はいないと思います。
ま、確かに同じ値段なら豪華な食材を使ったラーメンが”お得”みたいに感じるかもですが、ラーメンとはそういうモノではありません。
嘘です。
そういうのもラーメンですが、本当にラーメンと真面目に向き合っている玄人の方には、コチラの『維新商店』をオススメしたい筆者です。
スープの完成度、自家製の手揉み麺など、ベースとなる部分をしっかり造り込んでいるので、そこら辺を食べる側が見極めて欲しい一杯でしょうか?
『柚子塩わんたんそば』
そして、比較的大人しい『維新商店』の裏メニューが、コチラの『柚子塩わんたんそば』となります。
これぞ、まさにラーメン好きにしか分からないマニアックな一杯でして、レギュラーメニューの『中華そば』とは、ある意味真逆の非常に尖ったラーメンに仕上がっています。
スープは同じだと思われますが、コチラは塩ダレですのでよりスープの味が明確に……と、思わせておいて、とんでもない酸味の嵐で御座います。
とは言え、あまりラーメンに柚子を欲しない筆者が、そのまま受け入れているのですから、そのバランスと言うか仕上がりは絶妙って事でしょうか?
筆者、時にラーメンのスープでは柚子が際立ってしまうので、やたらと柚子を入れる風潮には異議を唱えたいのですが、ここまで極端に柚子を使うのであれば、逆に応援したくなりますね!
この酸味の効いたスープが、多くのラーメンを食べ比べている玄人筋にはピンと来る味だと思います。
逆に、さしてラーメンとか食べ歩かない層にはまったく響かない可能性もあり、万人向けのラーメンではない可能性は否めません。
と、言うのを分かっているからこその”裏メニュー”ですので、とにかくラーメン好きであれば自分のスキルを磨くつもりで『柚子塩わんたんそば』を、食べてみて欲しいと思います。
『麺屋 信成』も見逃せない!
レギュラーメニューとなる『郡山ブラック』もメチャウマでして、これまた第三陣では必食の一杯ですので、とっとと食べて下さい。
そして!
「絶対に裏メニュー券を貰うべきである!」とも言っておきましょう。
裏メニューの『福島鶏白湯』は必食である!
基本、必食を連呼しているので、この時点で4杯は食べなきゃならない予感ですが、逆に4杯食べれば解決するので問題ではありません。
むしろ!
この『最強ラーメンFes,』の第三陣で『福島鶏白湯』を食べない方が、大問題である可能性……あると思います!
まさにレギュラーメニューの『郡山ブラック』と並べると、ブラック&ホワイトな感じでして、圧倒的なオセロ感が出て来ます。
とにかく味はガラリと替わり、スープのベースも鶏白湯となるので、同じ店で二杯連続で食べたとしても、まったく味が被らないのでオススメで御座います。
フライドオニオンなどのトッピングもシャレオツ、かつ実用的な具になっていて、実に完成度の高い一杯かなと思います。
多分、これは女子層にもウケる味だと思うので、ラーメン女子にもオススメで御座います。
『麺屋つくし』の正統派札幌味噌ラーメンがキテる!
味噌ラーメンの本場、札幌の名店で10年修業したとの事でして、あえて店名は挙げていませんが、あの店に認められた実力の持ち主『麺屋つくし』で御座います。
しかも、わりとコラボが多い『最強ラーメンFes,』で、富山から単身乗り込んで来た男気はリスペクトで御座います。
とうほぐ(東北)と言えば味噌を食べてナンボな気がする地域でして、味噌に対するコダワリ、味噌自体の質の高さは間違いなく東北地方がナンバーワンだと思います。
今回、麺の方も実店舗と同じ『森住製麺』のモノを用意していて、まさに本場札幌ラーメンの味を町田のシバヒロに持ち込んだ感じでしょうか?
食べれば分かる、その違い……。
とにかく味噌ラーメン好きなら、この機会に食べておくべき一杯でして、何気に札幌にはちょいちょい行っている筆者から見ても、非の打ち所のない味噌ラーメンであると言っておきましょう。
ギョーザと半チャーハンも見逃すな!
どうしてもラーメンに集中してしまいがちですが、今回はギョーザも半チャーハンもあるので試してガッテン!
特に『横浜中華街 清香園』の半チャーハンは、イベントのチャーハンとは思えない美味しさでして、これは町田でもなかなか食べられない味ですので、是非とも試して頂きたいです。
そして、ギョーザも忘れてはなりません。
『夏目家』の『チーズ餃子』(+チーズトッピング100円)の、圧倒的なチーズ感……ヤバイです。
さり気なく黒胡椒がアクセントになっていて、これまたビールに合いますね!
『仁久屋』の『松阪牛肉汁餃子』も「あれ?餃子に牛肉使ってもいいんだ?」みたいな軽いカルチャーショックと、「マジ?松阪牛マジ??」みたいなテンションはヤバイですね。
そして『ガンガングビグビ本舗』の『姫路三ツ星餃子』の写真を撮り忘れたのは、マジにヤヴァイです。
『最強ラーメンFes,』 第三陣総評
ぶっちゃけ、当サイトを見ている様なマニアックな人は、蟹や海老に踊らされない強い心を持って欲しいと思います。
いや、確かに海老も蟹もウニも超美味しいんだけれども、やはり海の幸が強すぎて、逆に味が似通っちゃう部分も少なくありません。
日常であれば、確かにそんな豪華な素材を使ったラーメンを食べる機会もないので、ここぞとばかりに高級素材を使ったラーメンばかり食べたくなる気持ちは分かりますが、コスパだけを求めて趣味のラーメンを食べるのはナンセンスではないでしょうか?
むしろ、富山とか96%行く用事ねぇわみたいな地域の名店の味を、しっかりと心に刻む方が価値ある850円だと思います。
とは言え、まあラーメンは趣味の食べ物ですので、最終的には自分が食べたいラーメンを食べるのがベストなんですけどね!
特にブログ的にオチはありませんが、とりあえず上記の5杯は必ず食べて下さい。
以上です。