『支那そばや』の暖簾分け!
と、言う訳でわりとラーメン屋さんの多い相模原ですが、実は『支那そばや』の”佐野 実”氏から正式に暖簾分けされた店が、相模原にあったりして?
いや、やはり『支那そばや』言うたら、多くのラーメン屋さんに影響を与えた名店でして、ここら辺は必食だと思うんですよね~
って事で、久しぶりに相模原にある『支那そばや』に行ってみようかなと。
知っての通り、相模原はそこそこラーメン屋さんがありますが、この『支那そばや』ってやはり他の店とは味が被らないので、個人的にはちょこちょこ食べに行きたい感じなんですよ。
『支那そばや』のメニュー
って事で、メニューの方は大体こんな感じで!
ま、大体は醤油と塩の2択でして、後はトッピングで変わる感じかな?
なので、そんなに何を食べるかで迷う事は無いと思います。
そして!
何気に相模原の『支那そばや』には『特製つけ麺』(900円)みたいなオリジナルメニューってのも有りまして、そこら辺も注目だと思いますね~
『醤油ワンタンメン』1000円
こんな感じで、どうでしょう?
いや、今日は塩か醤油で3秒悩んだのですが、久しぶりに醤油にしてみようかなと。
勿論、塩の方もバリ旨ですんで、そこら辺は好みで選べば良いと思いますね~
ちなみに醤油と塩で使うネギも変えるコダワリ具合でして、もしも2回目に来た時は、別のテイストを試す事を推奨したいと思います。
さてさて。
そんな感じで『支那そばや』の『醤油ワンタンメン』ですが、どうでしょうかね~
醤油ラーメンの方には”九条ネギ”が使われていて、そこら辺もポイントだと思います。
いや、塩と醤油でネギを使い分ける店って、なかなか無いかもですが、確かに最高の一杯を作るって事ならば、使い分ける必要があるかも?
ここら辺、わりとラーメンで勘違いされがちな部分なのですが、何でもかんでも高級な食材を使えば良いのかっちゅうたら必ずしもそうでは無く、一番大事なのは「何故その食材を使うのか?」って部分で御座います。
そういう事すら分かってない店ならば多分に高級感を売りにする為に、醤油と塩の両方に”京都九条ネギ”を使用するかもでして、そこをあえて塩には”関東長ネギ”を使うってのは、分かってらっしゃるって事ですからね?
なので、ただただ高級っぽい食材の名前をつらつら貼り出しているだけの店、その割には美味しく無い説まであるので、あまりそういう”情報”に踊らされないのが大事かな~って。
まあね。
そういうPOPで食べる側に「このラーメンは美味しいに違いない!」って思わせる作戦ですので、その情報を鵜呑みにして踊らされるのは如何なモノかと。
いや、本来はそういうラーメンに使用する食材、あえて公表しないくらいの方が逆に信用出来るのですが、今はラーメン業界も飽和状態ですんで、そういう部分もアピールしておかないと、他の店に負けちゃうかもですし。
勿論、本当はラーメン屋さんも味だけで勝負出来る世界ってのが理想なのですが、ラーメン屋さんに訪れる人全てが、そこら辺の味を分かる人って訳ではなく、むしろ与えられた情報に流される人が大多数ですんで、店を経営する上では食材アピールも大事なのは否めないぞと。
なので、食品偽装とかはマジに飲食店として最低の行為でして、実際に発覚すれば罰の方も重めなんですよね~
って事で、気になる味の方ですが、あえて言おう!
「相変わらずの美味しさですと!」
ん~……やはり『支那そばや』の暖簾分けってのは伊達じゃない感じでして、醤油ラーメン的に美味しいですね~
いや、昨今はわりと鶏水系的なラーメン、めちゃめちゃ増えて来ていたりして、あれこれ食材の事とかも書いてあったりするのですが、言うほど美味しいのかな~って思ってたりして?
そして!
麺の方もコダワリの自家製麺でして、ココら辺も注目ですかね~
スープへの絡みを考慮しているので結構な細麺、かつ”平打ち”な感じの断面になっています。
ついでに書くと、ラーメンの麺としての”啜り心地”を重視しているので、麺の方も長めになっているのもポイントかなと。
いや、ココら辺は全て計算してやっていて、このスープに合わせる為の麺、ラーメンとして一番美味しくなる麺を目指している事が伝わりますね~
ご馳走様でした!
『醤油ワンタンメン』総評
と、言う訳で相変わらずの美味しさだった『支那そばや』でして、やはり相模原市民ならば必食かなと思った次第。
いやね、最近は本当にビジネス重視でラーメン屋を始めてる感のある店も多くって、あれこれウンチクが長いわりには、ラーメン的に薄っぺらいのが多い、多いどころか下手すりゃ大量生産されているレベルですんで、そういう時代の中で『支那そばや』みたいな存在は貴重かなと。
まあね~
ここら辺は店側だけじゃなくて、食べる側のレベルが低い説は否めないので、薄っぺらいラーメンでも、そこそこPOPに食材を書いておいて、麺線だけきっちり整えて、イイ感じに映える方向で盛り付けておけば、普通の人には売れちゃうんですけどね~
なんかソレっぽい鶏の名前とか、地鶏って書いておけばOKみたいな風潮、如何なモノかと思うのですが、普通の人は地鶏って書いてあれば美味しく感じちゃいますし?
勿論、そこそこラーメンとかを食べ歩いている人ですと「え?わざわざPOPに書くほどの鶏じゃないよね?」ってなるけれども、そういう人ってラーメンを食べに来る中の5%も居ないと思われ、残り95%は簡単に騙せるぞと。
ま、ココら辺はラーメンもラーメン屋同士だけではなく、一般の外食産業とも勝負しなきゃですんで、あまりマニア向けに特化したラーメンを作っても商売になりにくい説ですんで、結果的には似た感じのチェーン店、なのに看板だけ変えてチェーン店の安っぽさを気付かれにくくする……みたいなのも流行ってますんで、どうしたもんかなと。
と、言う訳でそんな時代になったラーメン界隈ですが、この『支那そばや』みたいに真面目に一杯のラーメンと向き合っている店もあるので、是非みなさんも食べに行ってみて下さい。
『支那そばや(相模原)』営業時間
神奈川県相模原市中央区清新7-5-3
営業時間 11:00~14:30 18:00~20:00
(月曜は昼営業のみ)
定休日 火曜日&第1、第3月曜日