『小ブタ』(880円)
『小ブタ』とは、いわゆる世間一般で言う所の”チャーシュー麺”であると、わざわざ説明する必要は無いと思いますが、芸風ですので言っておきましょう。
あえて言おう!
「二郎にチャーシュー麺は無い!」
ちなみ『小ブタ』は日本の平均的なチャーシュー麺2杯分くらいでしょうか?
何を言っているのか分からない人は分からなくても結構ですが、分からない人は『プチ二郎』(680円)以外はオーダーしないで下さい、OK?
そもそもが、この『ラーメン二郎』と言う食べ物はボリュームに関して特化していて、『小ラーメン』が全然スモールでは無いので御了承下さい。
ちなみに今回、コールは”ニンニク”のみでして、まあ筆者レベルの初心者はこの位が妥当ではないでしょうか?
『小ラーメン』だったら野菜もイケるかなと思うのですが、なにせ相手は『野猿二郎』ですから、ブタの量も半端ねぇので用心した方が良いと思います。
本日は「ブタ、食べたい感がMAX」になった為に訪れたのですが、どうでしょう?
この圧倒的”ブタ感”は?
これぞ、まさに『野猿二郎』って感じでして、普段は『小ラーメン』しか食べない筆者も、ブタに走らざるを得ない衝動で御座います。
ちなみに『野猿二郎』で覚えておくべき”生き残る為のルール”ですが、とりあえず”盛りヤベェ&ヤサイヤベェ&塩っぱさヤベェ”の三大ヤベェは最低限知らないとクソヤベェ地獄に堕ちるので、要注意でしょうか?
ヤサイのコール無しでコレですからね……なので、『野猿二郎』では他のトッピングをエンジョイする為に、”ヤサイ少な目コール”も珍しくありません。
とりあえずでコールも「ニンニク、ヤサイ、カラメ」とか条件反射すると地獄に堕ちるので、ここが『野猿二郎』と言う戦場である事を忘れないで頂きたいですね。
気になる”味”の方ですが、これは筆者も流石の『野猿二郎』と言わざるを得ないし、あえて言おう!
「ラーメン二郎で美味しいだ……と?」
まず『ラーメン二郎』で味を語るのはナンセンスですし、乳化だの非乳化だので騒ぐのもダセェので、細かい表現は全て却下しますが、とにかく美味しいと感じさせる何かがあります。
一言で言えばブタと麺の旨さが際だってるでしょうか? デフォでカラメのスープも完飲しない前提で考えればバランスしてると思います。
ぶっちゃけ『ラーメン二郎』と言うブランドに関しては、まるで興味がない筆者ですが、この『野猿二郎』だけは認めざるを得ないですね。
あと筆者は『ラーメン二郎』のスープを吸った麺が好きなので、あえて”天地返し”はしません。
そもそも、天地返ししないと麺が麺が言う人は、どんだけ時間をかけて食べてるのかと問いたいですね。いかに低加水の『ラーメン二郎』と言えども、そこまでマッハで麺は伸びないと思います。
むしろ、後半のモヤシはノイズになるので、筆者的には最初にモヤシとブタで攻め込むスタイルです。
一見、地味なスタイルですが、時にはヤサイってかモヤシからやっつけないと何も出来ないパターンもあるので、あらゆる戦局で使える基本の戦術だと思っています。
ここら辺、トッピングのコールだけでは無く、食べ方のスタイルも人それぞれに好みを追求出来るのは、ある意味『ラーメン二郎』の懐の深さではないでしょうか?
ちなみに筆者、決して小食ではありませんが、恐らく『野猿二郎』の『大ブタ』(980円)は手こずると思うので自主規制したいと思います。