中山駅でどうでしょう?
個人的にはラーメン食べに行く以外に用が無いJR中山駅ですが、あえて言おう!
「今日は二郎ではないと!」
さらに言うなら『進化』の中山店でもない可能性……あると思います。
って言うか、今なら待ち無しで『ラーメン二郎 中山駅前店』に入れると言うので、ソレをスルーする勇気……地味に偉くないですか?
ま、本日は『さつまっ子スペシャル21』に行くと言う大事な使命があるので、そこは鉄の意志でミッションを完遂したいと思います。
まあ地元民的にはメジャーな『さつまっ子スペシャル21』だと思うし、ラーショマニアなら一目置く存在なのは間違いないのですが、恐らくそこまでコアなユーザーで無い場合は『さつまっ子スペシャル21』の存在を知らないと思うので、ここら辺で一発アピールしておこうかなと。
店内、それなり年季の入った感じでして、カウンター席オンリーな硬派な仕様で御座います。
『スペシャルラーメン』850円
こんな感じで、どうでしょう?
ま、ビジュアルを見れば一目瞭然ですが、コチラの『さつまっ子スペシャル21』はラーメンショップであってラーショでない……みたいな微妙な立ち位置のラーメン屋さんで御座います。
あと良く分からないけれどもライスも食べないと駄目認定されそうなので、『ライス(SS)』も100円で追加してみました。
そして!
なんか黒っぽい物体が浮いているので気になると思うので説明しますと、この”焦がしネギ”的な何かが『スペシャルラーメン』の肝でして、この『さつまっ子スペシャル21』の売りにもなっています。
気になる味の方ですが……ラーショ的にはかなりライトなスープかな?
確かに焦がしネギのアクセントは加わるので個性はあるのですが、いわゆるラーメンショップのスープとして考えるとリーンですね。
だが、しかし!
「濃い=美味い」みたいな単純な図式が当てはまらない様に、「薄い=不味い」では無い訳でして、このスープの絶妙な感じは好きな人には好きな味かなと。
と、同時にネットでは「油っぽい」みたいな意見もありますが、ぶっちゃけラーショ的にもラーメン的には油感はそうでもないので、意外とラーメンとしては大人しめな味だと思います。
麺は酒井製麺の麺箱があったのでソレと思われ、ネットの評判通りの”柔らかい茹で加減”ですな。
ま、筆者は麺カタ至上主義には異議を唱える慎重派でして、その店にはその店の主張と言う名の”茹で加減”があるので、なんでもかんでも麺カタでオーダーしたがるのは如何なモノかと存じます。
ちなみに『さつまっ子スペシャル21』はチャーシューが丼の底に沈んでいますが、ここら辺も店主のコダワリの結果ですので、特に筆者的にはコメントはありません。
そして!
この『さつまっ子スペシャル21』はライスを頼むと、キムチ納豆と言うか納豆キムチライスになる訳ですが、コレがなかなかオツな味で御座います。
筆者、納豆は好きじゃないのですが食べれない訳でもなく、この味はなかなか気に入ったと言っておきましょう。
ご馳走さまでした!
『スペシャルラーメン』総評
まあ、普通のラーショと違うと知ってて訪れたので筆者的には問題無いのですが、やはり『スペシャルラーメン』はラーショと違うし、ラーメン全般安くは無いので、そこら辺で賛否が分かれるでしょうか?
ですのでラーメン単体ですと値段も微妙ですが、ライスをオーダーするとプラスアルファがあるので、トータルでコスパも良くなるかなと。
とは言え、この『さつまっ子スペシャル21』はコアなファンが多く、何十年も通い続ける人が多いっぽいので、そう言った意味では凄い店だと思うしリスペクトで御座います。
と、言う訳でラーショ的には「ん?」って部分もあるかもですが、この『さつまっ子スペシャル21』は間違いなく中山駅ら辺に住まう人のソウルフードですので、とりあえず同じ神奈川県民なら1度くらいは食べに行ってみて下さい。
『さつまっ子スペシャル21』@横浜緑区
神奈川県横浜市緑区台村町317-1
営業時間 11:30~翌3:45
定休日 日曜日