【防災リュック】50リッターのザックに防災グッズを詰め込んでみた結果

焼肉はせ川: 焼肉はせ川写真集 (Sea Monkey Design)

防災リュック常備してますか?

近年、日本はガチに災害列島って感じでして、大地震などの自然災害は必ず我が身に襲いかかって来ると思った方が間違いありません。

と、言う訳でこの季節になるとあれこれ防災グッズとかが紹介される感じですが、あえて言おう!

「アフィサイトのは100%参考にならないと!」

ネットで「防災、リュック」と検索すると、いわゆる商品リンクをベタベタ貼っただけの小遣い稼ぎサイトばかりが出て来て非常にイラっとする感じでして、誠に遺憾で御座います。

いや、別に料理のレシピとか間違った情報を発信したところで、流石に命までは取られないのでアレなんですけれども、食品衛生とか防災とかは命に関わる事ですので、間違った情報を発信するのは如何なモノかと存じます。

そんな訳でココはひとまず、中二の時から中二病をこじらせ、その頃からずっと防災グッズを集めて来た筆者が”究極の防災リュック”を紹介します。

防災とサバイバルは分けて考えよう!

バリバリ中二病スタートな筆者が言うのもアレですが、防災グッズとサバイバルグッズは微妙に別モノでして、今回はよりソフトな防災グッズとなります。

究極の話、サバイバルグッズのリストを作るなら「これが無いと絶対に死ぬ!」ってのを基準に断捨離するのでハードコアですが、防災リュックの中身となると「救助が来るまで耐えればいい」ってコンセプトですので、そこまでシビアではありません。

そしてサバイバルの場合は1日でも長期間生存する為の事を考えますが、防災グッズの場合は「助けが来るまでの10日間生きればOK」って感じですので、わりと簡単で御座います。

そもそも実際には災害の規模にもよりますが、日本の場合は3日~7日くらいで初期の支援が自衛隊により始まるので、なんなら暖かくして水だけ飲んでれば死なずに済んじゃうかも知れません。

だが、しかし!

一週間水だけで過ごすとか結構シンドイですし、真っ暗闇の中を寒さでガタガタ震えながら救助を待つのは辛すぎるので、そこで防災グッズの登場となります。

ザックは50リッターサイズで!

ザックとはいわゆる”リュックサック”的な何かでして、これの大きさで持てる荷物の量も決まるのですが、あえて言おう!

「50リットルサイズがベターであると!」

勿論、大きい方が有利ですが、それに荷物を積めて歩けるだけの体力があるかないかって話でして、普通の人なら50リッタークラスが丁度かなと。

もちろん、軽い荷物を詰め込めばって事なら70リッタークラスも正解ですが、70リッターサイズになると背負った時もデカいので、馴れてない人はやはり苦痛だと思います。

逆に女子だからと言って30リッターサイズだと、今度は何も入らな過ぎて使えないので注意しましょう。

ちなみに筆者は昔買った『マウンテンダックス シャビーⅡ』(1500gと軽量で50リットル)を使っています。

中に防水の袋が入っていて、どんな豪雨でも中身が濡れません。(今は廃番、沢登り用のザックです)

服は冬場を想定すべし!

基本、全裸で家に居る時でも流石に服を着てから避難すると思うので、そんなに大量の服を用意する必要は有りませんが、念の為に「下着一式」くらいはパッキングしておきましょう。

具体的には男子の場合「パンツ1枚、Tシャツ1枚、靴下2足」は必須です。

靴下は夏用の1足と冬用の1足を用意しておくのがベターですね。

基本、どんな靴下でも良いとは思うのですが、流石に足の”くるぶし”が保護されないローカットはNGですし、冬用は防寒対策も兼ねるのでハイソックスがベストです。

更に市街地で大規模な火災が発生した場合、屋根も無い屋外で数日間過ごす事になるかもですので、フリース素材のインナーと、防水性のあるアウターが必要となります。

ここら辺は住んでいる地域によりまして、沖縄ならばインナーは必要無いかもですし、北海道や東北ならかなりガッチリしたアウターが必要です。

(筆者はイギリス軍の防水ジャケットをアウターとして愛用)

靴は安全靴がベスト!

ここら辺も住んでいる地域によりますが、都市部だったらガラスの破片や釘などの危険物が散乱しているので、出来れば踏み抜き防止の鉄板が入ったブーツが欲しいですね。

もっともそれだと重いので、釘だけは絶対に踏まないつもりで登山用のハイカットなシューズとかでも可ですけども。

筆者は消防隊員も使っているブーツを普段から履いているので、コイツを履いて家を出ます。

ちなみに地方の田舎ですと……そこまでガラス片とか釘に気を遣うよりは、避難場所までそれなりの距離を歩く事になると思うので、防御力よりも歩きやすさが優先されると思います。

(家の中でもガラス片で身動きがとれなくなるかもなので、枕元にスリッパなど何かしらの履き物は欲しいかな?)

雨具はポンチョで!

雨具はアウターも兼ねてレインウェアを上下揃えるって手法も有りますが、基本的に災害時は「雨が降ったら動かない」が基本ですので、収納容積が少なくて済む”ポンチョ”がベストです。

それにポンチョの場合は種類にもよりますが、簡易的な屋根になったり寝袋になったりもするので、レインウェアよりも応用が利きます。

筆者も昔はアメリカ軍のポンチョを使っていましたが、今はより多機能な自衛隊ポンチョを愛用してますね。

(この収納袋自体がポンチョになっています)

あと最近はアルミシートみたいなビニールにアルミを蒸着したサバイバルアイテムも安価で売ってるので、これを1枚か2枚、用意しておくと多少は寒さもしのげるかもです。

(実際にはそんなに暖かくなるアイテムでは無いですw)

水を確保せよ!

とにかく防災リュックの中身で要となるのが”水”でして、普通の人間ならば数日間は食べなくても死にませんが、水無しでは3日と経たずに死が訪れるので、何はともあれ10日分の水を確保する必要があります。

だが、しかし!

夏場と冬場で変わって来ますが、出来れば1日2リットルは欲しいですし、最低でも1リットルは必須となると、10日間では水だけで10キロもの重さになります……。

と、言う訳で防災リュックに必須なのが「浄水器」でして、今はAmazonとかで3000円チョイ出せば買えるので、必ず用意しておきましょう。

これならば水が有りそうな場所まで移動する事を考えても、初期に用意する水は3~4リットル程度で済むので、持ち歩くにも現実的な重さでしょうか?

ちなみに筆者、今は『SAWYER ミニ』って奴を準備していて、付属のチューブでは短い為に別売りのシリコンチューブ(内径7㎜)も用意してあります。

(写真の注射器は付属品でフィルター洗浄に使います)

SAWYER PRODUCTS(ソーヤー プロダクト) ミニ 浄水器 SP128 ブルー [並行輸入品]

水の方ですが防災用のミネラルウォーター2リットル(消費期限が長い)と、500㎜のペットボトル✕2って感じで、500㎜のペットボトルはスポーツドリンクとかでも良いと思います。

あとペットボトルを水筒替わりに使うので無くても死にはしませんが、ウォーターキャリーとかあると便利です。

「コンドームで代用出来る!」とかはナンセンスですので、専用のを買いましょう!

食料を準備せよ!

基本、よほどのガリとかマッチョで無ければ一週間くらい食べなくても死なないので、食料はソコソコで大丈夫です。

とは言え、まったく食べないのもシンドイので食料は3日分、ないし5日分くらいは用意しておきましょう。

言うても非常時ですので食料も”かんぱん”とか”カロリーメイト”中心になってしまいますが……。

キャンプしに行く訳では無いので火を用意しないと食べれない系はNGでして、それらは家に置いておく”備蓄”としては有効ですが、初期避難の持ち出しには不向きで御座います。

まあ、食料は多い分に越した事ないので、自分が持てる重さとザックの容量と相談して、内容を決めましょう。

ちなみに筆者はこんな感じ。

基本はカンパンとカロリーメイト系、そこにマヨネーズと黒蜜でカロリーを大幅UPします。

ま、サバイバルじゃないのでマヨネーズは必要無いかもですが、大抵の雑草(食用)をどうにかしてくれるし、一週間油分抜きだと肌もカサカサになるので。

ピーナツバターは完全に”おやつ”扱いですが、これも”かんぱん”を美味しく食べる為のアイテムですので無駄ではないです。

ピーナッツはカロリー高いし栄養もあるのでオススメ!

缶詰類は重いので基本的には持ちませんが、やはり実用性100%だとツライのでオイルサーディンを一個入れておきました。

とにかく「ザックに隙間が出来たなら”魚肉ソーセージ”を詰めろ!」ってのが自衛隊の格言ですので、それに習う感じでお願いします。

タープは必須である!

流石にテントは重さ的にも持ち出す余裕がないと思いますが、最低限の屋根となるタープ&パラシュートコード(ロープ)は必須で御座います。

避難先の体育館とかでプライバシー確保の為の”壁”としての材料にもなるし、もしも屋外で過ごす事になった場合、屋根がないと雨に濡れるし冬は寒くて死んでしまう可能性……あると思います。

ま、別に「俺はブルーシートで十分だ!」って人はそれで良いと思いますが、ブルーシートって実際に運ぶとメチャ重いので、屋根って用途ならキャンプ用のタープがベストですね。

大きさの方は屋根プラス壁1面分(風がある側)を最低サイズと考えると、3m✕3mがベストです。(3m✕4mでも可)

これより小さいと横になって寝ようと思った時に、風があると雨が吹き込んで来たりするのでオススメ出来ません。

パラシュートコードはロープ替わりに使いましょう。

光を確保せよ!

言うまでもなく大災害時は100%停電するし、復旧するまでに数週間、1ヶ月以上掛かる事もあるので何かしらの照明は必須で御座います。

で、ランタンみたいに周囲を明るく照らすアイテムは贅沢ですが、両手が使える”ヘッドライト”(頭に装着する奴)と、予備のハンディライトは必須です。

問題は大災害時は停電するので、バッテリーをどうするかですかね?

ちょいと昔であれば「単3電池で統一する!」ってのが常識だったのですが、今はUSBケーブルでチャージするタイプも増えているので、「USB充電式に統一する」ってのが最新のスタイルかなと。

ここら辺、スマホを持って逃げる前提ですと、何かしらのモバイルバッテリーも準備する必要があるので、そこら辺で電源の共通化を図る事が出来ます。

「いやいや、モバイルバッテリーも充電無くなるっしょ?」

って意見も多いと思いますが、単3電池もそこそこ数を準備した場合、モバイルバッテリーと容積的には大差無いですし、何より単3電池ではスマホが充電出来ないですからね!

今回、ヘッドライトもUSB充電タイプに切り替えてみました。

コイツはセンサーが付いているので、ライトの前に手をかざすとライトのオン・オフが出来るので釣りの時とかも便利ですな!

火を確保せよ!

基本、大災害時に焚き火をするのはド素人がやると二次災害(火災)に発展するので、個人的にはオススメ出来ませんが、雨に打たれて服が濡れてしまったり、低体温症の危険性がある場合などは焚き火しないと死んじゃうので、何かしらの準備は必要で御座います。

勿論、無駄に焚き火をする事は御法度ですが、「火を起こす」って選択肢が手持ちアイテムの中にないのもアカンので100円ライターの1個くらいは用意しましょう。

さらに言うなら100円ライターは濡れてしまったり故障しないとも限らないので、予備でメタルマッチ系があると完璧で御座います。

ま、メタルマッチは着火に慣れが必要ですが、雨に濡れても使えるし故障しないので信頼性は高いですね。

防護装備は非常に大事!

避難中はそうでもないかもですが、大災害時は大量の”粉塵”(ほこり)が出るので、ゴーグルは必須で御座います。

ま、なんなら”保護めがね”でも無いよりはマシですが、より確実なのはゴーグルタイプですし、値段もリーズナブルなので買っておいて下さい。

と、同時に粉塵対策として”マスク”も必須でして、普通に売られているマスクに”タオル”などを併用すると良い感じですかね?

究極的には火事になっても煙に巻かれない”ガスマスク推奨”ですが、そこまで準備すると荷物が重くなるので割愛します。

また頭部を損傷すると死ねるので、やはりヘルメットは必須でしょうか?

ついでに疲れた状態で瓦礫の山を歩くと結構コケるので、ニーパッドやエルボーパッドも装着した方がベターで御座います。

と、同時に手も怪我しやすい部位ですので、軍手と言わずそれなり防御力の高い手袋は必須アイテムですね。

服装もそれなり気を遣う必要がありまして、とりあえずポリエステルとかナイロン100%は避けましょう。

服に火が付いたり「熱で溶けた服が皮膚に張り付いて大火傷」みたいな事態は絶対に避けたいので。

とは言え、綿100%だと雨に濡れるとメッチャ重いし乾かないので、やはりミリタリーな服装がベストです。

(レプリカはNGですが本物だと綿とナイロンの混紡で、燃えにくく火傷しにくい素材になってます)

いかにも大袈裟な格好でアレですが、縫製も強く膝なども補強してあるし、生地も破れにくいので軍モノ以外の選択肢は有り得ません。

(山用はナイロン素材が多く火に弱すぎるので)

ラジオは必須である!

「スマホが使えればいいじゃない」って人も居ると思いますが、携帯の基地局が被災したりすると終了ですので、そこはラジオを用意しましょう。

ま、なんでしたら”災害用の発電機能付きラジオ”みたいなベタな商品でも可ですが、やはり何かしらの情報を収集するアイテムは必須です。

筆者の場合、ワイドバンドレシーバーみたいなのを持っているので、コイツを使わせて頂きます。

レシーバーですので発信は出来ませんが、その名の通りワイドバンドですので地域によっては消防無線や航空無線も聞けるので、バッテリー問題さえクリア出来れば普通のラジオよりも優秀で御座います。

マットレスがないと寝れないよ!

流石に寝袋は嵩張るので難しいかもですが、その下に敷く“マットレス”は必須アイテムと言っても過言ではありません。

「そこら辺に布団とか落ちてるからそれで良くね?」と思うでしょうが、そんなの雨とか降ったら一発で使えないですからね!

と、言う訳で野営するにも体育館とかの避難先で寝るにしても、やはり自前のマットレスがないと悲惨ですので準備しておきましょう。

確かにメッチャ嵩張るので捨てたくなりますが、なんなら途中で捨てても良いですし、頑張って運んだなら見返りは大きいので筆者的には推奨で御座います。

ま、冬の体育館の床に直に寝れる猛者なら必要無いかもですが、マットレスがないと寝ても疲れが取れにくいので、何気に大事なアイテムです。

ついでに避難先はメチャ煩いので”耳栓”も必ず用意しましょう!

アイマスクはタオルとかで代用出来ますが、耳栓は嵩張らないので持っていて損はありません。

トイレットペーパーも必須である!

まあ、「俺は葉っぱで行くぜ!」って猛者ならば不要かもですが、都市部では葉っぱも貴重ですし?

ちなみにポケットティッシュではすぐ無くなってしまうので、そこは頑張ってトイレットペーパーを1本運びましょう!

ビニール袋的な何か

多用途に使える”ビニール袋関係”も準備しておきましょう。

特に「家庭用ゴミ袋大」みたいな50リットルサイズは、頑張れば雨合羽を作ったりも出来るので5枚くらいは欲しいですね。

後は小さいサイズで良いのですが、配給を受け取る時に食器替わりに使ったり、手持ちの食器が汚れない様にビニールを被せて使う事も出来るので、50枚入りを用意しておきましょう。

「食器にラップすると洗い物が減る!」みたいな説もありますが、四人家族とかならラップを1本用意しても良いのですが、一人で避難する事を想定するとラップは使い切れないので、個人的にはソロならビニール袋推奨で御座います。

食器的な何か

「鍋とかそこら辺に落ちてるんじゃね?」って説もありますが、そういう考えの人が多数居た場合、確実に貴方の分は足りなくなるので最初から飯盒のひとつくらいは準備しておきましょう。

確かに皿とかコップくらいで事足りるかもですが、目の前に生米やパスタがあるのに手も足も出ないとか悲しみしか無いので、鍋にもなる飯盒は必須で御座います。

大きさや形は好きなので構いませんが、筆者は洗いやすい丸形飯盒を愛用しています。

それにコップ替わりに使う小型のコッヘルも欲しいですね。

飯盒はパッキングに不利な形状ではありますが、まあ中に食料を詰め込んだりしてどうにかこうにか……。

あと大事な事ですが箸は必須で御座います。

「箸とか枝とか切ったらいいじゃん?」って思うでしょうが、ぶっちゃけ箸に適した枝を探すのも面倒ですし、そんなに嵩張るアイテムでは無いので。

あと「缶切り」をどうするかですが、今は缶切りを使う缶詰って意外と少ないので無くても死なないと思います。

しいて言うなら缶切りの付いた『スイス アーミーナイフ』みたいなのがあると便利ですし、パラシュートコードを切ったりにも使えるので、そちらを推奨します。

フォークとスプーンは余裕があるなら詰め込みましょう。

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