世界最強のラーメンイベント『最強ラーメンFes,』
東京都町田市のシバヒロで絶賛開催中の『最強ラーメンFes,』ですが、あえて言おう!
「今年はマジでレベル高い!!」
ま、言うても去年から始まった『大つけ麺博』のスピンオフ企画ですでの、まだまだ歴史は浅いのですが、すでに規模に関して言えば本家を追い越しています。
しかも!
今回は『ギョーザ&半チャーハンFes,』も同時開催ですので、ますます熱いイベントになっています。
ちなみに筆者、町田なら近いので毎日の様に会場に行っていますが、何気にギョーザやチャーハンをエンジョイする人達が多い点に注目しています。
王道を貫く『麺や ぶたコング』が美味しい件の是非
第一陣はかなり個性的なラーメンが揃う中、あえて『越後産新潟地鶏 昭和中華そば』みたいなシンプルなラーメンで勝負する『麺や ぶたコング』で御座います。
しかし!
『大つけ麺博』のホームである新宿大久保公園と違い、家族連れが多い町田のシバヒロですので、逆にコアなラーメンフリーク層は薄い可能性もあり、一周まわって味の見えるシンプルな”中華そば”みたいな系統も、家族連れからは支持される予感です。
『越後産新潟地鶏 昭和中華そば』
と、言う訳でどんな感じか食べてみました。
やはり注目すべきは”越後産新潟地鶏”を使ったスープでしょうか?
ラーメンと言うのは材料を足すのは比較的簡単ですが、材料を引くのは難しくて、この手のシンプルな清湯系の醤油ラーメンは、まさに味を絞るのが困難だったりします。
ごちゃごちゃしたラーメンなら”誤魔化す”と言う手法も使えますが、シンプルなラーメンほど素材、調理法(スープの取り方)で失敗が許されないので難しいのです。
と、言う事を考えると、かなりの完成度であると思った『越後産新潟地鶏 昭和中華そば』でして、ここ数年でレベルがぐいぐい上がっている”丸鶏清湯”のジャンルを代表する、間違いのない一杯だと思います。
合わせる麺も特製の”平打ち手揉み縮れ麺”でして、これがクリアなスープを良く運びます。
『越後産新潟地鶏 昭和中華そば』 総評
さりげなくチャーシューも”窯焼き”だったりして非常に美味しいのですが、宣材写真に比べて薄いので、そこら辺で賛否が分かれている意見も見受けられます。
しかし、チャーシュー自体は第一陣でもトップレベルの美味しさですので、写真とのギャップを乗り越えれば問題なしです。
筆者的には今回、この”平打ち手揉み縮れ麺”がキテると思うので、場合によっては裏メニューの『肉ネギ二色混ぜそば』がブレイクすると、メチャメチャ伸びるかなと思います。