『らあめん一慶』にんにく入りらあめん的なラーメンを食す!@相模原

『らあめん一慶』にんにく入りらあめん的なラーメンを食す!@相模原

圧倒的”町中華”特集!

相模原市のラーメン平均価格を調べる為に、ほぼ全てのラーメンの値段を調査したのですが、普段は気が付かない様な地味な町中華の多くが、今でも安価でラーメンを提供している事実を再確認した訳ですので、あえて言おう!

「今、食べるべきラーメンがそこにあると!」

どっかで聞いた風なセリフですが、まさにそういう事で御座います。

多くの町中華は昭和の時代から我ら庶民の友と呼べる存在であり、地域に密着して営業している感じでして、まさにこれら町中華は「相模原市の一部」と言っても過言ではありません。

と、言う訳で滅び行く町中華に敬意を表して、今あらためて相模原市の町中華を巡ってみたりして?

まあ”滅びる”ってのは大袈裟な表現かもですが、実際に平成の時代に新規オープンした中華料理の個人店って物凄く少ない可能性……あると思います。

つまり、昭和世代の町中華の店がもしも後継者が居なかったり、店舗の老朽化等で閉店してしまった場合、令和な時代の今、新規オープンする個人経営の中華料理屋さんってのも滅多に無いと思われ、せいぜいチェーン店が新規オープンするくらいでしょうか?

勿論、すでに2代目が活躍している町中華も相模原市には何軒かあるので、全ての町中華が消えて無くなる訳ではないと思うのですが、減少傾向に歯止めが掛かる要素も無いので、そう遠くない未来に”町中華”って言葉もろとも消えてしまう可能性もゼロでは無いです。

ここら辺、時代と言えば時代ですが、昔は相模原にも存在していた”屋台ラーメン”みたいなのが全滅した経緯もあるので、大袈裟な話でもないかなと。

と、言うリアルを脳味噌にブッ込んでから、身近な町中華の店に行ってみたら良いと思います。

ちなみに『らあめん一慶』も地域密着型の中華料理店でして、お客さんもほぼ常連のみみたいな感じでしたね。

『にんにく入りらあめん』700円

こんな感じで、どうでしょう?

初見ですので『らあめん』(600円)が良いかなとも一瞬考えたのですが、体がニンニクを欲していたので本能を優先してみた次第です。

ほほう……なかなか良い感じのチャーシューにメンマ、ナルト、ネギ&海苔4枚……町中華のラーメンにしては豪華な感じじゃなかろうか?

ちなみにタマネギに見える微塵切り的な何かは”ニンニク”でして、丼からの香りもガーリック感が強めで御座います。

まさに本能を呼び覚ます魅惑の香り……『にんにく入りらあめん』は有りだと思いますね!

スープの方はシンプルでして、いわゆる”昔ながらの中華そば”なイメージですが、店名が『らあめん一慶』ってのからも伝わると思いますが、なかなか完成度の高いスープかなと。

そして!

微塵切りのニンニクが加わる事でスープに厚みが増し、かなりイイ感じのラーメンに仕上がっています。

麺の方は普通に中細ストレート、特に個性的って訳ではありませんが、ボリューム感も良い感じでして、特に物申す事はありません。

さらに!

店主が「遠くから来てくれたみたいだからサービス!」と言って半ライスをくれたのは神案件でして、有り難く頂いた事を報告しておきましょう。

ご馳走さまでした!

『にんにく入りらあめん』総評

半ライスで買収された訳では無いのですが、流石に地域密着型の『らあめん一慶』ですので、お客さんと言うか常連さんの顔は全部覚えているのかなと。

ラーメンの方も丁寧な感じでして、勿論”ラーメン専門店”に比べると一昔前のラーメンかな?って部分も有りますが、ラーメンってそもそも多様性があるのが売りな料理ですし、数多くの店から味が派生したり融合した結果の、昨今のラーメン専門店の味って面もあるので、それらラーメンの源流となる”町中華”の味と言うのは、時として王道のラーメンなんじゃないかなと。

と、言う訳で個人的に気に入った『らあめん一慶』でして、近いうちに再訪しようと思います。

メニューの方も色々と個性がある感じですしラーメンも美味しいので、むしろ行かない理由が無いぞと。

そんな感じでマニアックな場所にある『らあめん一慶』ですので、その店の存在自体を知らない相模原市民も多いと思いますが、なかなか良い感じのラーメンですので、是非みなさんも食べに行ってみて下さい。

『らあめん一慶』南区文京

神奈川県相模原市南区文京2-24-7

営業時間 11:00~14:30 17:30~21:30

定休日 火曜日

『らあめん一慶』Googleマップで表示

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