トイレのサンダルを『ダンヒル』に変えて上質な暮らしを手に入れる

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”便サン”を買ってみた

引っ越しした時に買ったトイレ様のスリッパですが、流石に劣化して来たので新しいのを購入しようかな~と。

で、普通にスリッパを買うのも良いのですが、せっかくですのでトイレ専用サンダル、すなわち”便サン”(便所サンダル)を買ってみてはどうだろうか?

ま、昨今は100円均一なショップでスリッパ等も売っているし、『クロックス』のパチもんみたいな安いサンダルも入手可能なのですが、こういう時代こそ”本物”を求めるのがツウだと思うんですよね!

ちなみに”便所 サンダル”で検索すると何種類かの”便サン”がヒットするのですが、筆者の中では”ニシベケミカル”のサンダル、しかも色は茶色こそ「キング・オブ・便サン」でして、何を買うかは1㎜も迷いませんでしたね。

『ダンヒル LLサイズ ブラウン』

通称”便サン”と呼ばれるコチラの商品、買う時には”ニシベケミカル 抗菌衛生紳士サンダル”みたいな商品名だったのですが、あえて言おう!

「正式名称は抗菌衛生紳士サンダル『ダンヒル』であると!」

『ダンヒル』っちゅうたら”オシャレ紳士御用達ライター”のイメージですが、まさか便所で履くサンダルに、そんなオサレな名前が付いていたとは……。

ま、一応はレビューっぽいのを書くのがセオリーですが、誰もが一度は履いた事がある”便サン”もとい『ダンヒル』ですので、特にレビューする内容も無いかな~と。

しいて言うなら独自の波形ソールはウェッティーでスリッピーなシチュエーションの多い”便所”において、抜群のグリップを誇り、酔っ払ったオッサンでも安定して放尿出来る、まさに信頼出来る”便所専用サンダル”で御座います。

また、ソールにある背骨?と言うかキールみたいなブリッジにより、微妙なソールの反り加減を実現していて、コイツで人の頭をスパーンと叩くと世界最高に気持ち良いサウンドを奏でると同時に、叩かれた側は出血こそしないものの割と大ダメージを受ける諸刃の剣でして、今ではテレビ番組のコントでも滅多に出番が無いと言うか、そういう行為自体が視聴者からのクレームに繋がる”暴力表現”に値するみたいな自主規制の結果、令和を迎えようと言う今、この『ダンヒル』を見掛ける機会も徐々に減りつつありますな。

だが、しかし!

この履いた時に込み上げてくる”吸い付く様なフィット感”……まさに唯一無二のサンダルでして、便所以外でも愛用するマニアが居るのも頷ける感じで御座います。

特に履いた瞬間のヒンヤリ感、さして足のツボを刺激する訳ではないものの、適度な刺激を与える足裏の接触部分は、確実に人体の尿意&便意を引き出すパフォーマンスがあり、もはや日本人のDNAに刷り込まれたレベルの履き心地、まさに究極のアイテムではなかろうか?

『ダンヒル』総評

子供の頃から足裏に刷り込まれた『ダンヒル』のフィット感……今でも最高で御座います。

まあ、家のトイレだと『ダンヒル』を履いても180度ターンして便座に座るだけですし、男子も座って小をする21世紀の今、そこまで『ダンヒル』を買う必要は無いと思われるでしょうが……甘いですね。

特に出るか出ないか微妙だけれども、今から出掛けるので絶対に排泄したいってタイミングとか、朝までぐっすり寝たいので完璧に排尿しておきたいみたいなシチュエーション、1年365日ほぼ毎日に起こり得る可能性が高く、この『ダンヒル』が家のトイレに置いてあるかないかで貴方の人生、大きく変わる事もあるかも知れないし無いかも知れないと言うリスクを冷静に分析してみると、もしも千円で買える『ダンヒル』をケチって安いサンダルやスリッパで代用した挙げ句、安眠が妨げられたり出先で人生最大のピンチを迎えた挙げ句、トイレの5メートル手前で力尽きて人生の終わりを実感する……みたいなバッドエンディングが訪れる可能性まで考慮すると、絶対に一家に一足は常備すべき案件でして、むしろ買わない理由が分からないでしょうか?

しいて言うなら、自宅のトイレ以外、すなわち『ダンヒル』を常用するレベルに愛してしまうと、居酒屋とかに飲みに行った時に愛用の『ダンヒル』を勝手に履かれてトイレに行かれたり、最悪は紛失する自体も想定の範囲内ですので、やはり”TPO”は大事かなと。

と、言う訳で何気に自分の生活に『ダンヒル』を導入してみた所、ワンランク上質な生活が訪れたので、是非みなさんもメイドイン・ジャパンの究極的サンダルである『ダンヒル』を買って下さい。

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