『ぎょうてん屋』って人気なの?
わりと町田駅ら辺で昔からある感じの『ぎょうてん屋』でして、それなりラーメン激戦区と言われる戦場で生き残って来た実力は認めるところですが、あえて言おう!
「ぎょうてん屋って人気あるのけ?」
ま、確かにランチタイムとか平日でも確実に満席になるので、間違い無く人気店の部類に入ると思うのですが、ぶっちゃ筆者には『ぎょうてん屋』の魅力が分からない。
いや、そこはラーメンって食べ物ですので、人それぞれ好みが違うので筆者の主観が必ずしも正しいとは限らないとは思うのですが、あえて言おう!
「コンセプトがブレ過ぎてると!」
ってか、ちょっと前に看板に”家系ラーメン”みたいなのをデカデカと入れ直したので、「おっ!いよいよ本気で家系ラーメンやるのかな?」と思っていたら、サラリと看板から家系ラーメンの文字を外したりして、どこら辺まで家系ラーメンをヤル気があるのかどうなのかって話で御座います。
いや、昔々も一時はガチな家系みたいなフレーズで売り出してた記憶ですが、なんか『ラーメン二郎』インスパイアの『ぎ朗』みたいなラーメンを推し始めたり、そのバリエーションで『キングギドラ』とか『レッドスネーク』みたいな激辛ラーメンを出してみたりと、わりと「家系ラーメン何処行った感」が日々増している感じ。
そして!
10月になったんで消費税とかどうなったのかな~みたいな感じで、軽く看板を見てみたら、なんか『濃厚ぎ朗』みたいなのが現れたっぽい。
ほほう……
「横浜家系ラーメン王道の濃厚スープを使っています。」との事でして、各種の『ぎ朗』に対応出来るとの事。
ん?
じゃあ、むしろ今までの『ぎ朗』のスープってなんだったんですかね?
みたいな疑問は残るものの、これはチョット気になる人が多いと思うので、ネタ的には確かめる必要があると判断しました。
そして!
ご注文時はスタッフに「濃厚で!!」みたいな感じで伝えればOKと書いてあるのですが、それは孔明の罠でして普通に券売機に『濃厚ぎ朗』が用意されているので気を付けましょう!
まあ、ここら辺の迷走加減が『ぎょうてん屋』っぽいかな~って。
ってか、久し振りに来てみたらメニューが凄い増えている様な?
ん~……『栗国の塩ラーメン』(750円)とか『つけラー麺』(850円)とか『匠の百年ラーメン』(830円)とか、挙げ句の果てに『百年チャーハン』(750円)などなど、もう「家系ラーメンどうした?」感しかありません。
この迷走っぷりが『ぎょうてん屋』の魅力なんですかね?
『濃厚ぎ朗』850円
こんな感じで、どうでしょう?
なんかライスを付けるかヤサイ増しの2択が出来たので、そこはヤサイを増す方向ですが、あえて言おう!
「結構なボリューム感であると!」
あ~、コレは無料だからと安易にヤサイ増しにすると即死するヤツですわ……
だが、しかし!
まあ、筆者もそれなりの場数を踏んでいるので、本日3軒目とは言え慌てる必要は無いのですが、とりあえず一般ピープルはライスにしておいた方が無難かなと。
ま、なんだかんだと言いながらも『ぎょうてん屋』のG系シリーズは結構食べてる筆者でして、それなり記事化もしているし、そもそもスープが『ぎ朗』と違うだけですので、特にあれこれイジる要素はない可能性……あると思います。
ん~……一応は豚とかもトッピング出来るのですが、この仕上がりですと……まあ必要ないかな?
さて。
ひたすら少ない豚でヤサイを食べ進めた結果、スープが見えて来た感じでして、やっと味見出来る状況になったので、あえて言おう!
「あまり違いが分からないと!」
ん~……言われてみたら濃厚なのかな~みたいな感じですが、前に『ぎ朗』のノーマルを食べた記憶も曖昧ですので、明確に「コレは!!」みたいな感動には到らない可能性は否めません。
やっぱスープは家系ラーメンだとしても、タレと言うかカエシを『ラーメン二郎』に寄せているので、むしろ家系ラーメン感は皆無かなと。
あと麺の方は「太麺と平打ち麺が選べます!」との事でして、とりあえずソレっぽいかなと思い平打ち麺をチョイスしてみました。
結果!
かなりスープを吸う感じでして、これは確かに”天地返し”推奨なのも納得で御座います。
麺量の方もなかなかでして、多分に近隣の『豚山』の小よりチョット多い予感。
ま、ここら辺は微々たる差なので、結局は『野猿二郎』や『麺屋 歩夢』の小には及びません。
逆に?
まあ、そこまで本気の『ラーメン二郎』インスパイアと言うか、G系が食べたい訳ではないモチベーションの時にワンチャンある感じでして、そこら辺はシチュエーションで使い分ければいいじゃない。
ご馳走さまでした!
『濃厚ぎ朗』総評
と、言う訳でイマイチ『ぎ朗』との差がよ~ワカランって気がしないでも無いのですが、まあ『ぎょうてん屋』が濃厚と言うなら濃厚なんだろう、お前にとってはなって思うし、お値段も『ぎ朗』と同じですので、別に味が同じ感じだったとしても損した感は皆無ですので、結果的にはワンチャンあるって事で宜しいかと存じます。
そもそもが。
家系ラーメンの視点でみた場合に、そこまで『ぎょうてん屋』のスープがイケてるのかっちゅうたら、やはり家系ラーメンガチ勢の『奥津家』とか『クックら』には及ばない感じですので、そのスープを『ぎ朗』に転用したところで、途端に激ウマG系になる訳ではないってのは想定の範囲内ですので、結果ノーダメージ!
そんな感じで今回も『ぎょうてん屋』の魅力がイマイチ分からなかった筆者ですが、なんとなく気になるメニューが多数、券売機にあったのを見てしまったので今回の記事のPVとか広告のアレ次第では(略
ま、とりあえずG系が好きな人なら1回くらい試してみても良いと思う『濃厚ぎ朗』ですので、気になる人は食べに行ってみて下さい。
『ぎょうてん屋』町田店
東京都町田市原町田4-11-14
営業時間 10:30~翌1:00
定休日 無休