給付金10万円貰ったら自家製ソーセージ作るだろ常識的に考えて

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ソーセージを作ろうず!

え~、多分に5月8日すなわち本日ら辺から相模原市も10万円給付金のオンライン申請が始まる感じで御座います。

まあ、筆者も今年の確定申告から電子化したのですが、青色申告ソフトと連動してて一発で済むし、税務署に行ったり並ぶ必要が無いんで、そろそろパソコンにICカードリーダーを付ける時期かなと。

ここら辺のアイテムと”マイナンバーカード&電子関係の申請”が必要にはなりますが、確か電子申告だと微妙に税金の控除もあるんで、モノを買った分は1回の電子申告で元取れちゃうのは間違いないです。

んで。

基本的には生活費に充てる為の10万円なので、その10万円でモノを買うってのは違う説も有りますが、そこは人それぞれ事情が違いますからね~

と、言う訳で3人とか4人家族で公務員とか最強じゃんって環境の人は、どう考えてもソーセージマシンを買うでしょうから、今回は久し振りにソーセージを作ろうかと思うので、あえて言おう!

「この世の男は二種類しか居ない。ソーセージを作る男とソーセージを作らない男だ。」

大きなソーセージは男子永遠の憧れですんで、1度もソーセージを作らずに死ぬとか男としてどうかと思います。

挽肉は高座豚1択である!

基本、ソーセージって香辛料とか入るんで、そこまで豚肉の質にこだわらない説もあるし、市販の量産ソーセージは多分にまともな肉では作ってないと思われますが、そこは趣味のソーセージですんで、食材にはコダワリたいですね~

最初に書いておきますが、ソーセージ作りはメチャメチャ手間が掛かるんで、それら工賃と言うか手間賃を考えると、挽肉の高いの安いのは微々たる誤差で御座います。

ちなみに『高座豚手造りハム』予約しておけば”背脂”も買えるし、タイミングが良ければ予約しなくても手に入るし、挽肉もフレッシュな奴だし、そもそも豚肉として高座豚は美味しいので、相模原市民が他の挽肉を選ぶ理由は無いですね!

今回は”細挽き600g、粗挽き600g、背脂100g”みたいな感じにしてみました。

一応書いておきますが、多分にソーセージが分かってらっしゃらない人だと”100%粗挽きソーセージ”を作ろうとしちゃいがちですが、それは孔明の罠でして、実際には細引きを使わないとプリプリ感は出にくい気がします。

あと、スーパーの挽肉と違って『高座豚手造りハム』の挽肉は脂が少ないので、ちょっと背脂を足してやった方がジューシーに仕上がる気がします。

いや、まあ筆者も何十回もソーセージを作ってる訳ではないので、まだ「気がする」レベルなんで、怪しいと思ったら各自でググってプリーズ。

スパイスは適当で良い!

今回は何年か前に買ったであろうハーブソルトみたいなのと、ガーリックパウダーを使う事にします。

まあ、理想はフレッシュな大葉(しそ)とかバジルがベストですが、ハーブソルト系をブッ込んでおけば、それなりの味にはなるのかな?

ならないのかな?

そして!

ここで超大事な事なんで書いておきますが、料理下手くそ人間って「最初からあれこれ入れたがり説」がありまして、多分に家にあるスパイスをやたらと入れたがると思うのですが、あえて言おう!

「とにかくシンプルに行けと!」

あまりに多種のスパイスを入れると、不味かった時に何が原因だか分からなくなっちゃうので、最初は極力シンプルなソーセージを作って、それが完成した味になったらスパイスの種類を増やして深みを増すのが正攻法で御座います。

まあ、そういう事が出来ない性分だから、料理下手くそ人間は永遠にマズメシを作りつづける訳ですが……

と、言う訳でまずは細引き肉と背脂と調味料を良く混ぜましょう!

この時、ボウルを氷とかで冷やせってのが定石ですが、大きいボールだとそこまで手の熱も伝わらないし、今の時期ならギリ平気かな?

ただし、挽肉は素手で捏ねると脂が溶けちゃうし、やはり衛生上良くないんで、そこは毎度の事ながら”ゴムヘラ”推奨で御座います。

で、今回は初めてなんでハーブソルトの様子を見ながら、粗挽き肉をブチ込んでチョイと追いハーブ&黒胡椒してみました。

ん~……まあ、肉量を見れば塩の量も分かるレベルに修行して来たので、ぱっと見れば塩の量は予想出来るんですが、ハーブ入りだとちょっと感覚がズレますな……

で、再び良くゴムベラで混ぜたら冷蔵庫で一晩寝かします。

混ぜ終わりの目安は挽肉に粘りと弾力が出るまでですんで、ちょいちょい頑張る感じ。

ソーセージマシン降臨!

と、言う訳で久し振りのソーセージマシンで御座います。

いや、筆者も買う時に「まあ、滅多に使わないだろうな~」と思ったので、もっと安い簡易的なマシンにしようかと思ったのですが、あえて言おう!

「最低レベルでコレは必要であると!」

挽肉を押し出すって結構なパワーが必要ですし、やはり専門の道具は使い易いので”安物買いの銭失い”だけは避けて欲しいぞと。

言うても、昔はガチにドイツ製とかイタリア製しかなかったソーセージマシンも、何気に中国製が出回って安くなったんで、筆者と同じ奴でも15000円前後だと思います。

(買った時は2万くらいだった記憶)

まあ、工作精度はザルですが、とりあえずメインの部分はステンレス製ですんで、衛生基準は満たせるかなと。

もっとも、中国のステンレスって微妙に錆びるんですけどねw

ここら辺はステンレスの種類にもよりますが、錆びるはずないヤツでも錆びが浮くのは流石の中国、想定の範囲内で御座います。

え~、超大事な事なんで書いておきますが、これら器具は使う前に熱湯をかけて熱湯消毒し、その後はアルコールとか酢で拭いて殺菌しておきましょう!

写真の通り、タンク的なヤツとかノズル的な部品って洗いにくいんで、使う前に完璧な殺菌をしないと色々と不安。

ノズルに腸をセットすべし!

さあ、ここら辺からソーセージ作りっぽくなるのですが、あえて言おう!

「ノズルに腸をセットするのは超大変であると!」

筆者は羊の腸(塩漬け)を使ってますが、腸の種類でソーセージの太さが決まるんで超大事!

ちなみにソーセージ用の腸と言うかケーシングはネットで買うのが吉ですね。

ノズルへのセットの仕方は、写真みたいに水の中でやる感じ。

ノズルの後端から水をすくう感じで腸側に水を送りこみ、その瞬間に腸が一瞬広がる時に指で腸をスルっとノズルにたぐります。

まあ、ココら辺はやって実際にやって頂かないと、いまいちコツも見えて来ないと思いますが、この作業が地味にシンドイですね……

腸の長さにもよりますが、素人と言うか普通の人は30分とか45分はかかるんで、ぶっちゃけセットするまで挽肉は冷蔵庫の中で大丈夫ですw

挽肉をセットすべし!

ノズルにケーシングをセットして、腰が痛くなったくらいで挽肉を仕上げま~す!

え~、なんかようワカランのですが、ソーセージは氷水を入れるらしいですよ?

で、実際に筆者もソレでやってたのですが、なんか氷が超邪魔なんで、今は冷蔵庫のチルドルームで冷やした水を入れてます。

分量的には挽肉の10%くらい?

で、水を入れて再び練ります。

「水と挽肉って分離しない?」みたいな疑問があるかもですが、混ぜてみると意外と普通に水が馴染んで消えてくので問題なし。

んで。

今度はタンクに挽肉をブチ込みます。

なるべく空気が入らない方がベターですが、まあ実際にやると「ソレは無理!」って感じ。

だが、しかし!

ちゃんとソーセージマシンには押し出しプレート側に”空気抜き弁”があるんで、意外と適当で大丈夫っす。

腸に肉を詰める時~

さあ、いよいよメインイベントと言っても過言ではない、まさに「ソーセージ作りのクライマックス」みたいな瞬間で御座います。

とりあえず腸の先端を結んで、ソーセージマシンのハンドルを回すとイイ感じ。

最初は空気が入りますが、その時は腸に”爪楊枝”で小さな穴を開ければOK!

後で空気とかが入っちゃ時も同様の対処で大丈夫ですんで、そこら辺はアバウトで大丈夫。

しかし!

片手でハンドルを回しながら、もう片手でノズルの腸を押さえつつ「挽肉の充填率をコントロールする」みたいなのが難しい……

ま、ここがソーセージ作りの面白い部分なのですが、あまりに挽肉が少なくてもダメだし、多すぎると腸が破裂するんで、まあ8割くらいの気持ちで詰めて来ましょう!

で。

イイ感じの長さに来たら指で握ってちょいと細い部分を作り、ソーセージを5回転させて整えます。

回転する方向は交互になるのが肝でして、時計回りの次は反時計回りに捻るのが大事。

ちなみに、あまりにパンパンに挽肉を詰めると、この捻る時に腸が破れるし、なんなら茹でる時にも破れるんで、なかなか難しいかも?

ま、破れた時はハサミで切って、また最初の手順から始めれば良いだけですが。

詰め終わると大量のソーセージが……

基本的に多少はタンクとノズルの中挽肉が残るかもですが、1300g相当の肉を使えば、水を10%入れるんで出来上がりは1400g弱って感じでしょうか?

ちなみにソーセージ界隈の大御所”シャウエッセン”はキロ3000円くらいですんで、まあコスパ的には微妙に自作の方が安いかな?

(ちなみに今回の原材料費は3千円弱くらい)

ん~……今回は冷凍しといた古い腸と言うかケーシングを使ったんで、歩留まりがイマイチですな。

さらに言うと、いかに同じサイズのソーセージを手造りで量産するのが難しいかを実感するタイミングでして、長さとボリュームを揃えるとか神業に思えて来ます。

ソーセージを茹でるじゃない?

と、言う訳でソーセージを詰めたら次は茹でる工程で御座います。

一応、ガチなソーセージですと燻製にするのですが、それはそれで手間が2倍になるし、ソーセージを吊せるレベルの燻製機を普通の人は持ってないんで、今回は燻煙無しバージョンにします。

ってか、ここから燻煙行程までは記事のボリューム的に書き切れないですし?

茹でる時は70~80度をイメージしま~す。

ガンガンに沸かしたトコロにブチ込むと、ソーセージが破裂しやすいですし、あまり高温で茹でると美味しくなくなってしまうんで、まあ冷蔵庫に入れてる時に腐らないレベルの下茹でみたいな?

ですんで、鍋がフツフツと来たくらいでソーセージをブチこんで、様子を見ながらって感じですかね~

わりと鍋から取り出した後も余熱で火が入るし、食べる時は再び茹でるか焼くかするんで、ここでガッチリ茹でる意味はないです。

で、茹でたソーセージはザルにどんどんブチ込んで、冷ましておきます。

まあ、このタイミングで洗い物をやったら良いじゃない?

冷ましたソーセージはキッチンバサミで切り分けて、容器に入れて保存しましょう!

いざ実食!

まあ、こうしてメチャメチャ苦労して完成したソーセージを見ると、どれも可愛い子達に見えて来て、なんだか愛おしくなって来ませんかね?

形が良いのも悪いのも、なんとなく個性かな~って。

ま、言うても形が悪い奴とか破裂したヤツは味見がてら食べちゃうんですけれども。

結果!

まあ、なかなか美味しいかな?

こんだけ頑張って「なかなか美味しいかな?」レベルとか報われない予感ですが、そこら辺は冷静にジャッジする職業ですんで!

もうちょっとプリプリ感も欲しいので、なんなら粗挽き肉はやめて、全部を細引き肉でやった方が良いかもですな~

あと微妙にショッパイかな?

言うても5%塩分感を抑えたらってレベルですので、普通に美味しく食べれますが、ベストって事なら追いハーブは必要なかったですね~

ま、そこら辺は勘に頼らず計量するのが一番かなと。

なんなら挽肉の味付けが完成した時点で、ちょっとだけ焼いてみて味見したら良いかもです。

ソーセージ作り 総評

と、言う訳で男子の憧れ”自家製ソーセージ”にチャレンジした訳ですが、初期投資も含めてハードルは高いものの、まあ趣味のひとつと思えば安いですし、出来たソーセージはオカズになるんで、ある意味では実用的かなと。

そもそも大人が丸1日たっぷり遊んで2万円で済むなら、そんなに高いって金額ではないですし?

ソーセージマシン自体は写真レベルの商品ならば3年保証、趣味で使うレベルならば10年とか20年は使えるんじゃなかろうか?

さらに言うとソーセージ作りは複数人、なんなら家族とかでやると盛り上がると思うんで、そういうイベント費だと思えばソーセージマシンを買うのも悪くはないぞと。

そんな感じで今はソーセージマシンも安くなったんで、この機会にワンチャン買ってみたら如何でしょうか?

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