【缶詰】『吉野家 缶飯牛丼』vs『SUNYO 牛めし』【保存食】

【缶詰】『吉野家 缶飯牛丼』vs『SUNYO 牛めし』【保存食】

『吉野家 缶飯牛丼』ですと?

え~、そこそこ前に牛丼の『吉野家』から非常用保存食として、『吉野家 缶飯牛丼』なるモノを発売したのですが、あえて言おう!

「高くて買えなかったと!」

『吉野家』の公式通販ショップで買おうと思ったら、なんと6缶入りで4860円との事……

各種レーション大好きマンな筆者も、流石にこの値段ではスルーで御座います。

すると、どうでしょう?

先日、OKストアで買い物をしていたら、なんと『吉野家 缶飯牛丼』が1缶税別599円で売っていたりして?

ん~……まあ、コレでも月収8万円の男にとってはクッソ高いのですが、記事化すればプラマイゼロくらいになるような気が1㎜くらいするので、せっかくだから試食用に1個買ってみた次第。

そして!

缶メシと言えば『SUNYO』が老舗メーカーな感じでして、コチラの『SUNYO 牛めし』も税別299円で販売していたので、せっかくなので食べ比べてみようかなと。

ちなみに元々は自衛隊の”戦闘糧食Ⅰ型”が原型と思われますが、今は自衛隊も”戦闘糧食Ⅱ型”に移行したので、すでに陸上自衛隊への納入は終了しているはず?

いや、前からスーパーとかでも『SUNYO』の缶メシは売っていたのですが、もうちょっと大きなサイズの楕円型の缶詰でして、値段もそこそこしたのでスルーしてた予感。

『吉野家 缶飯牛丼』

え~、コチラの商品は値段がメチャメチャ高い他に、スペックとしては賞味期限3年、『吉野家』公式商品、内容量160gって感じでして、珍しいトコロでは”玄米”を使っている事が挙げられます。

エネルギー的には289kcalでして、写真の通りちょっと成人男子1食分としては少な目な予感……

ちなみに缶も込みでの総重量は199g、まあ缶詰だからこんなもんかな?

最近の缶詰の缶は軽量化されているので、そこまで保存食として重いって感じではないかもですね~

『SUNYO 牛めし』

わりと自衛隊の”戦闘糧食Ⅰ型”の美味しさが、災害派遣などで一般市民に広がったのか、陸上自衛隊への納入が無くなったものの、災害用の非常食として前よりも売られている感じでして、ちょっとしたスーパーやホームセンターならわりと入手出来るかな?

もっとも、以前は楕円型の”大型缶”(缶も含めた総重量470g)ばかりだったのですが、なんか『吉野家 缶飯牛丼』と同じサイズの小型缶も売られていたので、それは試してみるじゃない?

ちなみに同一商品の大型缶は賞味期限が3年6ヶ月なのですが、この小型缶は賞味期限が5年でして、缶の方の品質と言うか加工技術で差が出た感じ?

(錆びないアルミ缶?)

ちなみに缶も含めた総重量は222gで御座います。

いざ実食!

はい、と言う訳で温めて食べてみま~す。

多分に非常食として作られているので、温めなくても食べれるとは思うのですが、あえて言おう!

「599円もするから美味しく食べたいと!」

と、言う訳で『吉野家 缶飯牛丼』の方から10分湯煎して食べますかね?

言うても10分間も沸騰させる必要はなく、湯が沸騰したら『吉野家 缶飯牛丼』をそのままブチ込んで、軽く再沸騰したら火を止めて10分放置でガッツ石松(OK牧場)ですな。

いや、あまりグツグツに煮立てて100度にしちゃうと熱くて缶を開けるのも苦労するんで、そこそこイイ感じの60度くらいの仕上がりを目指してみました。

結果!

なかなかイイ感じの牛肉感じゃない?

と、思ったら肉を一番上の方に集中しているだけでして、総量としてはそうでもない……

気になる味の方ですが、塩っぱいですね~

え?

災害時の保存食で一番やっちゃいけないパターンじゃないすか?

味の方は、ほぼ『吉野家』なのですが、いかんせん玄米の方が汁を吸いまくっているので、店で食べるより濃いですね~

ブッ濃いけれども調整出来ないんで、この塩っぱさを全面的に受け入れなきゃなのは苦痛……

玄米の方もチョット食感がイマイチかな~

正直、二度と買う事はないでしょう!

いざ実食!(二度目)

はい、と言う訳で気を取り直して『SUNYO 牛めし』を湯煎しましょうかね~

こちら15分間ほど温めた方が美味しいので、缶をブチ込んでから再沸騰させ、ちょいと沸騰を持続させてから火を止めて余熱調理がベストかなと。

中身の方はこんな感じ。

ん~……思ったほどに牛感は無いかもですが、まあ『SUNYO』の缶めしシリーズってこんな感じですんで、想定の範囲内。

気になる味の方ですが……美味しいじゃない?

確かに牛肉感は低めですが、その分だけ御飯の方はイイ感じの味付けになっていて、これは飲み物無しでも美味しく食べられますね~

ご馳走さまでした!

『吉野家 缶飯牛丼』vs『SUNYO 牛めし』総評

缶の大きさはまったく同じ、ゆえに内容量もほぼ同じなハズですが、微妙に食べ応えは『SUNYO 牛めし』に軍配が挙がるかなと。

『吉野家 缶飯牛丼』の方は牛肉に特化した感はあるのですが、その分だけ汁とか脂とかも多い感じでして、肝心の米(玄米)は少なく思えました。

さらに言うなら、かなりブッ濃い味付けですので、確実に喉が渇くのは災害時の保存食としては如何なモノか?

あと、どちらの商品もですが、やはりこの小型缶サイズですと成人男子には物足りない感じでして、2個食べて丁度1食分になるかどうか……みたいなボリューム感とカロリー感ですかね~

結果!

どちらが災害時の保存食として適しているかは、言わずもがなですが、あえて言おう!

「やっぱスティックライスがベストであると!」

うん。

知ってた。

とは言え、確かに個人的には茶番もいいところな対決レビューだったのですが、やはり『吉野家 缶飯牛丼』に興味ある人は多いと思われ、一応は記事化してみても良いじゃない?

と、言う訳で今なら多分に”OKストア”で安く(言うても高いけどな!)売っているので、気になる人は買いに行ってみたら良いと思います!

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